配送業者の宅配料金を安くする方法
配送業者はどこも割引料金を設定している
ほとんどの宅配業者が、色々な割引制度を実施していること知ってますか?
これ、知らない人が多いと思いますが、ちょっとした事をするだけで使える割引システムが複数あり、しかも併用可能な事が多いんです。これ、使わないともったいないですよね。
ネットで売ったり買ったりすることが多い近年、配送業者を時折使われる方は知っておかれると良いでしょう。
私はもともと配送業者は使う機会が多いのですが、最近の物流業界は価格改定や構造改革が叫ばれているので、改めて念入りに調べてみました。
大手の以下3社をターゲットにしてます。
- ヤマト運輸
- 佐川急便
- 日本郵便(郵便局)
各社の割引制度をまとめていきますよ!
ヤマト運輸(クロネコヤマト)
ヤマト運輸は超注目の配送業者です。
複数の割引サービスがあります。こんなのあったのか、という便利なサービスがあるのでぜひ知って欲しいです。
キーワードは「クロネコメンバーズ」です。これに登録すると一般の方とは比べ物にならないサービスが受けられます。会員費などはかからず無料で登録できます。
これらのサービスは併用できるので、利用回数の多い方は使うことでかなりお安くできますよ。
- デジタル割
- 直営店持込み割引
- 宅急便センター直送サービス
- クロネコメンバー割
デジタル割
送り状を、ヤマト運輸直営店の店頭端末「ネコピット」で作ると、荷物1個あたり50円の割引が受けられるというものです。
送り状はアプリやLINEでも作成できます。
詳しいやり方はヤマト運輸のサイトにあります。
直営店(宅急便センター)は、ヤマト運輸直営店のページへ行き、下の方の宅急便センターにチェックを入れて、地図や言葉で検索すれば出てきます。それなりの数がありますよ。
直営店持込み割引
ヤマト運輸の直営店に荷物を持ち込むと、持込割引ということで100円割引されます。さらに、クロネコメンバーズに入会していると50円割引され、合計150円割引になります。
クロネコメンバーズは無料の会員登録で入れます。
LINEで再配達依頼ができたり、色んな便利なサービスがあります。
届け先をコンビニやロッカーに指定できるサービスもあり、夜中でも受け取れます。曜日ごとに受け取りやすい時間帯や場所をあらかじめ指定しておいたり、通常ではできない色んな事が出来るんですよ。
宅急便センター直送サービス
荷物の届先を自宅ではなくて、ヤマト運輸の直営店にすると荷物1個あたり50円安くしてもらえます。
クロネコメンバー割
クロネコメンバー割というヤマト運輸独自のプリペイドカードを利用すると、10~15%の割引が受けられるというものです。
10~15%はプリペイドカードにチャージする料金で変わります。どうせまた使う事がわかっていればプリペイドカードにチャージする意味があるので、とてもお得なサービスと言えるでしょう。たまにしか使わない方にとっては、プリペイドカードを作ってチャージしても使うかわからないので、あまりやる意味がないですね。
でもクロネコメンバーズ(クロネコメンバー割の時は最後の「ズ」がないのが微妙・・・)に会員登録だけしておくのはオススメです。無料です。出来ることがたくさんあります。
これに登録しておくと、クロネコメンバー割でプリペイドカードなど作らずとも、無料で複数の便利なサービスが使えるんですよ。
- Myカレンダーサービス
- お届け予定eメール
- 受け取り日時・場所変更
- ご不在連絡eメール
- 再配達依頼
- 宅急便転居転送サービス
詳しい説明はここでは割愛し(省き)、今度別途記事を書きます。かなり便利で、時間が節約できます。荷物の受け取りのためにこの時間家にいないとならない、みたいのって心も体も拘束されて地味に負担なんですよね。ちなみに再配達依頼はクロネコメンバーズに登録せずとも不在票を見て行えます。
ヤマト運輸は便利なので、別記事で詳しい使い方などを記載しています。
佐川急便
佐川急便は割引サービスについて公式サイトにわかりやすく書かれている場所がなく、料金についても複雑になって非常にわかりづらいです。
他のサイトには佐川急便が割引をやっている旨の記載はあるのですが、公式サイトへのリンクもなく信頼性に欠ける内容で、いまいちサービスの実態が確認しきれませんでした。
ようやく公式サイト内に文章を見つけましたので、それについて書きますね。
持込み割引
営業所や取次店に自分で送りたい荷物を持ち込むと、1個につき100円の割引をしてもらえるというものです。飛脚宅配便に限ったサービスです。
佐川急便のお問い合わせのページに小さく記載されています。
飛脚宅配便とは、ようするに普通の荷物の配送です。荷物の大きさ、重さが決まっています。佐川急便のメニューは、ほとんど飛脚なんちゃらなどとサービスの内容が推測しにくい名称なんです。これだけでも拒否反応(汗)。
- 3辺合計が160cm以内
- 30kg以下
上記の条件におさまる荷物の配送に限った配送メニューです。この配送メニューだけ持込み割引サービスがあるんです。
3辺の合計が160cm以内というと、70×50×40cmくらいのダンボールという事になるので、結構大きいです。普通に送る荷物がだいたいおさまるサイズですね。パソコンとか小型の掃除機くらいなら家電もいけちゃいます。
もっと例をあげると、冬に食べるみかんのダンボール箱はこれより明らかに小さいです。また、少し大きめのパソコンも入るサイズです。ノートパソコンを買って持ち帰る時の箱は全然これ以下です。
イメージできますかね?結構大きいってことになりますね。家族に何か送ったり、誰かにお中元やお歳暮など贈り物したりなど、普通の宅配はほぼ収まるサイズと思って良いでしょう。
これ以上大きいか、重い荷物の場合は、飛脚ラージサイズ宅配便という名称になりますちなみに、飛脚ラージサイズ宅配便の条件は以下です。
- 3辺合計260cm以内
- 50kgまで
これは大型家電のサイズと重さですね。
その他
大量発送のメール便、ゆうメール便などは割引サービスもあると佐川急便のサイトに記載されてますが、詳しくは近くの営業所に問い合わせてくださいとのことです。営業所によってサービス内容が異なるのでしょうか。いずれにせよ大量発送なんて個人で使う事はまずないですよね。メール便を多用しているネット通販を行っている企業などが使うのでしょうか。
また、11個以上から個数に応じて501個以上まで割引率が設定されていますが、個人ではまず利用することはないですね。ちなみに一番割引率の低い11~50個までの割引率は10%です。
郵便局
全国どこにでもある郵便局の割引サービスです。ヤマト運輸や佐川急便など宅配業者は、営業所が至る所にあるという程多くはありません。そして主に大通りに存在します。
それに引き換え、郵便局の方は住宅街などにもあり、コンビニのごとくどこにでも点在しており、どこにでもあるのは便利です。
- 持込割引
- 同一あて先割引
- 複数口割引
同一あて先割引と、複数口割引が併用できませんが、持込割引は他のいずれのサービスとも併用可能です。
上のそれぞれを1つずつご説明します。
持込割引
他の配送業者と同じく、郵便局の営業所の窓口に荷物を持ち込んだら割引というもの。
1個につき120円割引してもらえます。
同一あて先割引
過去1年以内に出されたゆうパックで、同一のあて先が記載されているゆうパックラベルの控えを添えて出すと、1個につき60円割引してもらえます。
受取人払いや着払いとすることは出来ないとなっています。差出人払いのみという事ですね。
複数口割引
あて先が同一のものを同時に2個以上出すと、1個につき60円割引となります。
こちらも受取人払いや、着払いは利用できません。差出人払いのみです。
まとめ
各配送業者が割引サービスを提供していました。
共通するのは、持込割引でした。だいたい100円くらいの割引を受けられるというものでした。
ヤマト運輸と郵便局は複数のサービスがありましたが、佐川急便はハッキリ言って持ち込みしかないという感じで、個人が上手に節約したり、利用できるお得なサービスも少なく、佐川急便の公式サイトも、企業としての対外アピールや、ビジネスっぽい雰囲気があり法人向けという感じで敬遠したくなりました。
今回のまとめは以上です。何か情報やご意見などあればご遠慮なくコメントくださいね。それではまた!
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