引越し後の役所での手続き

2017-11-07引越し後にする事引越し, 手続き, 一人暮らし

役所の待合い

役所での手続き

引越しの時には、転出、転入手続きなど、必ずやらないとならない手続きがいくつかあります。

  • 転出
  • 転入
  • 国民健康保険の移動
  • 印鑑登録の移動

この中で誰しも必要なのが「転出」と「転入」です。その市をでるのが「転出」、「新しい市に来るのが「転入」です。同じ市内で引越す場合は「転居届」になります。

中には住所を移動させない方もいますが、普通は移動します。基本的には14日以内に行わないといけない義務と定められていますが、例外もあります。

  • 生活の拠点は移動しない
  • 1年以内に戻ってくる

この2つのいずれかです。

たとえば半年間の長期出張とかがそうですね。

役所で聞けば何をしたら良いか、何を用意すべきかなど細かく教えてもらえますので、覚えておく必要はありません。役所の人に言われた通りにやるだけです。

必要になった時に備えて、引越しの前後では身分証明書(免許証やパスポート)や印鑑は常に持っておきましょう。

ではこれら1つ1つを詳しくご説明します。

 

 

 

転出(引越し前)

住民異動届(転出)

引越し前の住所から出ることを、引越し前の住所の管轄の役所に届け出る手続きです。
なるべく引越し前に行っておきましょう。

引越し後でも出来ますが、以前の住所の役所へ出向いたり、郵送したりと非常に面倒な事になります。
この転出届けを行うと、転出証明書が発行されます。引越し後にこれを新しい住所の市区町村の役所へ持って行き、転入の手続きをします。

あなたの健康保険が国民健康保険の場合は、保険証を返還する事になるので、転出手続きをする時に保険証を一緒に持って行きましょう。そうしないと二度手間になってしまうので、注意が必要です。

ちなみに、一時的に保険証がない状態になるので、引っ越す前ギリギリに行うのがベストです。

まとめると、転出届けは引越し前ギリギリに、国民健康保険ならば返却も一緒に、役所で行う。という事です。

 

転入(引っ越し後)

住民異動届(転入)

引越し後に、引っ越した先の市区町村で行います。

引越し前の市区町村を出る時に、役所で転出手続きを行いますが、その時に転出証明書が発行されます。
その転出証明書を持って、引越し後の市区町村の役所で、転入手続きをします。

以前に住んでいた地域で「転出」を行い、新しい住所で「転入」を行う事で、住民票も移動します。

 

住民票を移動しないでおくとデメリットがあります。以下のことが新しい住所でできず、前の住所の市区町村の役所に行かないとならないので大変なんです。

  • 選挙の投票用紙が届かない(前住所に届く)
  • 運転免許の更新
  • 印鑑証明などの書類
  • 特定疾患などの申請、更新
  • 確定申告

正直かなり厄介です。隣の市など本当近くて車ですぐ行ける、などであればそう不便はないですが、基本は移動した方が良いですね。

数か月の出張とかでまた同じ住所に戻ってくる場合のみ、移動しない方が楽なのかなと思います。

 

国民健康保険の移動

国民健康保険証が重ねて並んでいるアップの画像

国民健康保険に加入している場合の話です。健康保険が、職場の組合や共済などの場合は関係ありません。厚生年金を支払っている方も、国民健康保健とはまた別の健康保険になるので関係ありません。

自営業の方や、失業中の方などが国民健康保険になります。

引越し前の国民健康保険は、住民票のある市区町村から支給されるので、前の住所で転出手続きする際に、その市に返す事になります。
そして引越した先の市区町村の役所で、新たに国民健康保険に加入します。この間、健康保険に加入していないことになるので、新住所の市区町村の役所でなるべく素早く国民健康保険の加入を行いましょう。

国民健康保険という制度は同じでも、保険者が変わります。あなたがお住まいの市区町村が保険者(保険を払ってくれる所)になるので、引っ越せば作り直さないとダメなんです。
ちょっとややこしいですよね。

同じ市区町村の中での引越しの場合は移動ではなく、国民健康保険証の「住所変更」を行って終わりです。保険証に住所が記載されていますが、これを書き換えるということです。

たとえば、さいたま市内のA町から同じさいたま市内のB町へ引っ越した、なんて場合は住所は変わっても同じ市ですから、保険者であるさいたま市は変わりません。なので保険証も一緒。

でも、保険証に書いてある住所変更だけは必要だということです。なので、結局市役所に行かないとダメで、残念ながらこちらの手間は同じです。

この国民健康保険の手続きは、先に転入手続きが済んでいる必要があります。そして転入してから2週間以内に行う事となっています。

ですが、転入手続きと国民健康保険の手続きはどちらも役所なので、1回の訪問で同時に行えます。

先に転入手続きをしてから、国民健康保険の手続きをするという順番になるだけです。
役所に総合案内みたいなのがあれば、まず何番の窓口に行って、その後何番の窓口に行ってください、などと案内して貰える筈です。

ちなみに、引越し前の住所で国民健康保険証を返還してから、引越した後の市区町村で国民健康保険に加入するまでの間に、医者に行く必要が出た場合どうなるのかですが、この場合は一旦は病院に全額負担で支払い、後で返してもらう事になります。

なので一旦は大きな出費になってしまいますが、最終的には健康保険に加入したのと同じ金額になるという点はご安心下さい。

 

印鑑登録の移動

書類に印鑑を押すアップの画像

引越し前の市区町村での印鑑登録は、転出届けをする事で登録抹消されます。印鑑登録証は返還します。
あとは、引越した先の市区町村で新たに印鑑登録を行います。

印鑑登録をした事がない方のためにご説明しますと、印鑑登録というのは、実印という印鑑をはんこ屋で作り、それを役所に登録する事です。
車を買ったり、誰かの保証人になったりする時に必要になります。アパートを借りる際も保証人が必要ですが、その保証人になる方はこの印鑑登録が必要になります。

この実印というのは、上記の様に保証人になる際に必要だったりする、法律上とても大切な物です。慎重に管理しましょう。なくしてはいけないし、誰か取られたりしてもいけません。自分や家族など信用出来る人しか知らない場所にしまい、それを忘れない様にする必要があります。