ふるさと納税のワンストップ特例ってなあに?

ふるさと納税のワンストップ特例

ふるさと納税返礼品と書かれた木箱と1万円札の束

ふるさと納税という言葉はもはや知らない人はいない程有名な言葉になりましたね。

地域に任意で納税をし、その返礼として特産品などが貰えるお得な制度らしいというのは何となく知るところ。そして控除の対象なので、節税対策にもなるという。

ふるさと納税を専門に扱うサイトもあります。

そのふるさと納税、平成27年4月から、ワンストップ特例制度というものが始まりました。

簡単にいうと、ふるさと納税の控除には確定申告が必須だったのを、確定申告せずとも控除できるようになったというものです。

今回は、このワンストップ特例を詳しく分析するとともに、今更きけないふるさと納税の仕組みも一緒に振り返ってみましょう、というものです。

 

ふるさと納税をサッとおさらい

机に開いて置かれたノートの上にペン、横に小さい植物

ふるさと納税とは、任意の自治体に寄付できるという仕組み。寄付することで、その返礼として主にその地域の豪華な特産品が送られてくるという事で、テレビでも頻繁に取り上げられ、一時期話題になりました。

今でこそテレビではそんなに出てこないですが、少し前まではよくこの言葉を聞きました。

 

ふるさと納税を目的から選ぶことも出来ます。

先ほどご紹介したさとふるでは、寄付をする自治体を目的別のカテゴリーから選ぶことも出来ます。

  • 教育・人づくり
  • 健康・医療・福祉
  • スポーツ・文化支援
  • 環境・衛生

などなど、他にも多数あります。

 

そして、ふるさと納税は所得控除の1つである、寄付金控除の対象です。

そしてその寄付金控除は、確定申告を行うことで初めて実行される控除です。放っておいては控除されません。

また、寄付金控除は、会社でやってくれる確定申告の代わりのような年末調整ではできないんです。なので自分で確定申告しないといけないんですよね。

 

ふるさと納税ワンストップ特例とは

スーツの男性の人差し指の横に電球マーク

ふるさと納税が控除対象になるのは嬉しいです。

でもでも、正直確定申告が面倒くさいですよね~。

せっかく寄付したのに、自ら手間をかけないと控除できないなんて~。でも返礼品を貰った上に控除対象になるだけでもラッキーですって?

確かにそうですね。

でも、それが確定申告しなくてもよくなったんです。

それが、ワンストップ特例です。

平成27年4月からそうなりました。

ということでここまで、ふるさと納税ワンストップ特例の概要はよろしいでしょうか。

 

ワンストップ特例が使えないケース

かやぶき屋根の田舎の家に夕方の色が映える

すご~く簡単に言ってしまえば、確定申告しないといけない場合です。

この場合、ワンストップ特例は使えません。

何らかの理由で確定申告しなければならない、そういう時はワンストップ特例は適用できないんです。確定申告をしないとならない理由は様々あるので、ここでは割愛します。主には年末調整で出来ない控除を行う場合などでしょう。

 

それから、ふるさと納税を6か所以上の自治体に行った場合もです。

しかしこのケース、中々のリッチな方に限られるでしょう・・・(汗)。

 

なので、その確定申告の中で一緒に寄付金控除しましょう。

 

ワンストップ特例の使用方法

寄付金採納証明書

ワンストップ特例は何もせずとも放っておいてもOKというものではないんです。

確定申告は不要ですが、申請はしないといけないんです。ワンストップ特例申請書というものを記入して提出します。

申請書はどこでもらえる?

  • お礼と一緒に送られてくる
  • 総務省のサイトから印刷

このどちらかです。どちらかと言っても、お礼と一緒に送られてくるんだから、それを使えば良いですね。

何らかの理由で送られて来なかったら、総務省のサイトへいきましょう。

 

必要な物

  1. ワンストップ特例申請書
  2. マイナンバーがわかる物
  3. 本人確認証

マイナンバーカードをお持ちの方は、それで上記の2と3の両方の役割を果たします。マイナンバー通知カードの方は、本人確認証が別に必要です。免許証やパスポートなどですね。

 

期限

ワンストップ特例申請書の提出期限が決まっており、翌年の1/10です。

平成30年にふるさと納税をしたなら、申請書の提出期限は平成31年の1/10という事です。

 

まとめ

ふるさと納税のワンストップ特例についてでした。

よくよく考えるとですよ、このワンストップ特例は、ふるさと納税以外に確定申告でないと出来ない所得控除が何もない人しか使えないということですよ。

ちょ~っと不便ですよね。

だって、確定申告でしかできない所得控除(=年末調整でできない所得控除)って結構たくさんあるんですよ。

  • 医療費控除
  • 寄付金控除
  • 雑損控除
  • 損益通算
  • 特定支出控除
  • 住宅ローン控除の1年目
  • 追加の還付申告

特に医療費控除なんて、家族で合算できるので、結構発生する機会があり得ます。小さなお子さんがいたり、持病のある方がご家族にいらしたり。

どういう目的で作った制度なのか、今一つピンとこないのは私だけでしょうか。

まあ、年末調整だけで済む方もたくさんおられるかもしれません。うちは結構医療費控除が掛かるので、だいたい医療費控除する機会がありまして(汗)。

とにかくふるさと納税してほしいと考える、ふるさと納税が上手く行っている自治体が中心となって提唱したんですかね。余談ですが、ふるさと納税がすごく功を奏している自治体と、そうじゃない自治体との差が激しいそうです。

特に、商品として送る事ができる特産品に乏しい自治体はキツイみたいですね。