フリマサイトで売って得たお金の確定申告は必要?!

フリマアプリやオークションサイトでの売却益の確定申告の判断は

財布、車の鍵、メガネ、ペットボトルの水などが木の机に無造作に置かれている

ヤフオクなどオークションサイトが世に出て久しいです。

最近ではメルカリラクマなどのフリマアプリが流行りですね。CMも行われています。

人によってはこういうサイトを使って多数出品し、お小遣いを得たりお小遣いとは言えないくらいの利益を出していたりするらしいです。羨ましいことです。

ところで、こういう売り上げや収益だって所得です。となると、確定申告はしなくてよいのか気になるところです。

今回はそんなお話です。

 

確定申告が必要かどうか

葉っぱが茂る背景の右側に、YES、NOと書かれた木の看板

さて、まずは一番気になる確定申告が必要となるかどうかですが、「場合による」が答えです。

やっかいですね(汗)。

どういうケースが必要で、どういうケースは不要なのか、見て行きましょう!

 

今回のキーワード

とその前に、今回のお話に必要なキーワードのご説明をサッと。

 

生活用動産

通常の生活に必要な物です。

服とか、家具とか、食器とか、冷蔵庫とか、そういうのは、フリマアプリ使わなくても普通に暮らすだけでも必要と考えられるものです。

新品で買ったか、中古か、未使用かなどは無関係。

そういうのを生活用動産と言います。生活用動産は課税対象にはなりません。なので確定申告に関係なし。確定申告する必要がありません。

逆に、生活用動産に当てはまらない例を挙げると、

  • 骨董品
  • 貴金属
  • 絵画

などです。これらは、「通常の生活に必要」ではないですよね。お金持ちの趣味みたいなものです。なくても全然生活できることが間違いないです。そういうのは生活用動産にあてはまりません。

 

所得

所得とは、経費を引いた額のことです。購入した費用、包んだ包装紙や箱、送料などがあればそれらを売却額から差し引いたものが所得です。

 

雑所得

所得の9分類に当てはまらない物を言います。詳細は割愛しますが、今回のお話の場合、営利目的と見なされなければ雑所得になります。営利目的と見なされた場合は事業所得です。

 

では、これらを踏まえた上で、肝心の確定申告が必要・不要の具体的な判断のお話に入っていきましょう。

 

判断基準

空間にスマホやネット上の画面が浮かんでおり、そのスマホを指でつかもうとしている手

所得が年間20万円を超えるかどうか

基本は、年間20万円を超える所得があったら確定申告が必要とされています。

しかし、何でもかんでもではなく、次の生活用動産かどうかで変わります。

 

生活用動産かどうか

生活用動産かどうかがポイントです。生活用動産を売却しても、それは課税対象にはなりません。だから確定申告とは無関係。つまり確定申告が必要ないです。

しかし、生活用動産と見なされない、骨董品や宝石などの場合は、1個で30万円を超える物を売買して得た所得は、課税対象になります。つまり確定申告が必要ということです。

 

CD、本、ゲームなどは本来は生活用動産に見なされる筈の物です。

しかし、プレミアが付いたりマニアの間で高額で取引されているなど、コレクション品の様な性質を持つものの場合は、30万円を超えた価格になるかもしれません。すると、生活用動産とは見なされずに課税対象になる可能性があります。

また、衣服やカバンなど生活に必要なものは本来は生活用動産ですが、これもブランド物になると難しい所です。どうも、税務署や職員のその時の判断により変わるかもしれません。税務署に相談した方が無難だと思います。

 

生活用動産の売却ならば、それによる所得が幾らに20万円だろうが30万円だろうが確定申告は不要です。

何10年分も服を取ってあり、引越しを期に大量に売ったり、生まれてこのかた買ったCDやDVDを一度も捨てたことがなく、これまた大量にあったとか。

買ったけど使わなかった時計や靴、状態の良いカバンや礼服、スーツなどがあり、それが上手い具合に売れて、1個1万円以上の値がついた物が何個かあったり。

そんな場合でも、生活用動産ならば確定申告は必要ないのです。たまたま不用品が多数あって、それがそこそこの値段で売れただけの話、ということですね。

 

 

経費を全て差し引いて

色んなレシートや領収書がごちゃごちゃに敷き詰められている

繰り返しになりますが、所得が20万円を超えたかどうかが大前提の条件です。

そして、経費になるものを差し引いたが額が所得です。

 

インターネットの通信費などは経費として計上できる可能性があります。その費用を差し引いた額が所得になります。

オークションサイト、フリマサイトの手数料も経費です。これらを引いた残りが所得になります。

それから、前述した通り、包むのに使った包装紙や箱代、送料なども当然経費。

こういったものを売り上げからすべて引いた所得が、20万を超えるかどうかです。

 

まとめ

細かい所は色々ありますが、結局は以下の2つの両方を満たすと確定申告が必要となります。

  • 年間所得で20万円を超える
  • 生活用動産ではない

 

ということで、フリマアプリやオークションサイトで売ってお金に変える場合も、確定申告が必要になるケースがある事にご注意くださいね。

 

参考:国税庁 国税庁 No.1906