幼稚園から高校までの就学費用の助成金はこんなにあるって知ってた?!

幼稚園から中学校まで自治体から助成金が出る

幼稚園から小学校、中学校、高校に至るまで、お住まいの地方自治体や国から助成金が出るのをご存知でしたか?

収入などの条件があるものの、そこまで厳しい範囲の狭い条件ではないので、適用されるか確認する価値はあります。

申請すればもらえる助成金なので、これを利用しない手はないです。

こういう制度があるというのを知っているかどうかが分かれ道です。手続きの段階になれば学校に確認が必要ですが、知っておくことが第一歩。まずはどういう助成制度があるのかを把握しましょう。

 

それぞれの学校でかかる費用

各種の学校や幼稚園に通うのに必要なお金は安くないです。

以下は、幼稚園から大学まで、公立と私立それぞれで学校に支払うお金の目安です。

幼稚園でかかる費用

幼稚園に通うことで1年間でかかる費用です。

  • 公立:およそ23万円
  • 私立:およそ48万円

幼稚園では、私立の割合が80%以上と多いので、公立を基準に考えると危険です。私立に通うことになる前提で計算しておきましょう。

ちなみに各種学校での私立に通う生徒数の割合はこうです。

  • 小学校:1%
  • 中学校:7%
  • 高校:30%

いかに幼稚園の私立の割合が高いかがわかりますね。ほぼ私立に通うことになると覚悟しておいた方が良さそうです。

参考:文部科学省 平成28年度子供の学習費調査 調査結果の概要

 

小学校でかかる費用

1年間でかかるおよその金額です。

  • 公立:32万円
  • 私立:およそ150万円

私立に通った場合の6年間の総額の差は半端ないです(汗)。小学校から私立に通うなんて、普通の家庭では相当厳しいですよね。というかまず無理だと思います。東京の方のお金持ちとか、芸能人の子供とかでしょう。まず地方には私立の小学校ないですし・・・。

 

中学校でかかる費用

1年間でかかる費用のおよその金額です。

  • 公立:およそ48万円
  • 私立:およそ132万円

中学校は義務教育ですが、公立でも決して安い金額ではないですね。1ヵ月に4万円もかかれば家計への影響は大きいです。

 

家計に余裕がないご家庭は、自治体の就学援助制度が利用出来ます。内容や条件は自治体ごとに異なるため、自治体のサイトなどで確認しましょう。申請は学校を通して行う事になります。学校からその旨のお知らせが届く事もあります。

多感なお年頃、お子さんが周りに知られるのを気にすると思うので、提出時は慎重に行うなど配慮が必要だと思います。

 

高校でかかる費用

1年間のおよその金額です。

  • 公立:45万円
  • 私立:104万円

中学とほぼ同じですね。私立に至っては少し安くなってます。中・高私立に通った場合と公立の場合とでは、金額の差が大きいです。

 

大学でかかる費用

1年間のおよその金額です。

  • 公立:65万円
  • 私立:136万円

中・高にくらべて、公立が少し高くなってるのが気になるところです。とはいえ、私立の半分なので公立というだけでかなり楽になりますね。大学生の年齢なら、地元の公立大学なら自分でアルバイトをして学費をまかなうことも十分可能な金額です。

 

大学に通うのにお金はかからない?!

大学は教育費のピークと言われますが、それはちょっと違います。ケースによってかなり差があり、場合によっては中学・高校よりも親の負担は軽減します。上手く行けばゼロに。

県外の私立大学に通う場合は、確かに莫大な費用がかかります。学費で月に10万円、生活費は家賃込みで10万円前後。あわせて20万円くらいは必要です。

その一方、公立大学の学費は年間65万円ほど。1ヵ月あたり5、6万円なので、本人のアルバイト代だけでまかなえる金額です。

さらに、実家から通えば生活費もかかりません。となると親の負担はほぼゼロです。地元の公立大学なら中学・高校よりも通うための金銭的なハードルは断然低いですね。

大学に通えるかどうか自体は、金銭的な問題ではないと言っても良いでしょう。

 

支援制度

各学校や幼稚園に子供を通わせる家庭を対象に、自治体などから支援制度があります。

幼稚園

「私立幼稚園就園奨励費補助金制度」という物があります。これにより、私立幼稚園に通う世帯の負担が軽減されます。

住民税の金額や兄弟の有無などで自治体ごとに基準が異なります。詳しくはお住まいの自治体や幼稚園に確認しましょう。

申請は幼稚園を通して行うことになります。

 

小学校・中学校

小学校・中学校には自治体による助成金制度があります。誰もが受けられるのではなく、収入が一定未満などの条件があります。

小学校で就学援助の対象となる項目は以下の様なものがあります。

  • 学用品費:ノート、えんぴつ
  • 通学用品費:靴、傘
  • 校外活動費:遠足、写生会などの交通費、見学料
  • 新入学児童学用品費:ランドセルなどの購入費、中学校の入学で必要なカバンなど
  • 修学旅行費
  • 学校給食費
  • 医療費:中耳炎、虫歯などの治療費

 

中学校で助成の対象となるのは以下の様な物があります。

  • 学用品費:ノート、えんぴつ等の購入費
  • 通学用品費:通学に使う靴、傘などの購入費
  • 校外活動費:遠足、写生会などの交通費、見学料など
  • 修学旅行費
  • 学校給食費
  • 医療費:中耳炎、虫歯などの治療費

 

高等学校

高等学校等就学支援金という文部科学省の制度があります。

公立・私立にかかわらず、高等学校等に通う生徒がいる世帯に授業料の補助を支給する制度です。公立より私立に通う場合の方が、支給額が高くなります。

全額をカバーできる程の額ではないですが負担軽減にはなります。

収入などの条件がありますが、適用範囲は広いので多くのご家庭が該当する可能性があります。年額で万単位のお金が助成されるので、ぜひとも利用したい制度です。

詳しくは、文部科学省 高校生等への修学支援に記載されています。

 

まとめ

助成金が思ったよりも多く出ることに正直驚きました。条件さえ適合すれば利用できるので、利用できる制度は可能な限り使わないともったいないだけです。

そのためには、まず知ることですね。知らないと使いようがないですから。細かい事はその都度聞いたり調べたりすればいい事なので、「こういう時は確かこんな制度があったはず」と思い出せる位のレベルは記憶しておきたい所です。

 

気になったのは、今回の学習費の助成制度はどれも、学校・幼稚園を通じて申請するとい点。お子さんが自分で職員室に行って申請をする姿が目立つなどして、家庭の事情が友達に知られたりしないかがちょっと心配なところ。

色んな事が気になるお年頃ですからね。何かと噂も立ちやすいですし。

とにかく、まずは自治体と学校の両方にTELし、その辺も踏まえてどのように申請すれば良いか相談するのが良いと思います。

申請した経験のある方の話が聞ければよいですが、探すのが難しいですよね。知り合いの中にも経験のある方がいるかもしれませんが、聞きづらい内容ですからね。

 

参考:

文部科学省 平成28年度子供の学習費調査 調査結果の概要

文部科学省 高校生等への修学支援

JASSO 独立行政法人 日本学生支援機構 平成28年度学生生活調査結果