宿泊税とは?!いったいどんな物なのか理解しておこう

 

最近耳にするようになった宿泊税という言葉。

全国的にみるとまだ導入している自治体は少ないです。都道府県単位で導入している所もあれば、市区町村で導入している所もあります。

そんな宿泊税というものがどんな物なのか、幾ら取られるのか、どの自治体で宿泊したらかかるのか、など気になる点を完結にまとめました。

 

宿泊税とは

宿泊税がどんな物か、簡単に理解しておきましょう。

 どんなもの

宿泊料金に対して定められた金額を納めるという物です。その金額は各自治体で異なります。宿泊料金とは、ホテルや旅館に泊まった時の会計額全てのことではなく、宿泊にかかった料金のみとされています。

  • 宿泊料金:素泊まりの料金、それにかかるサービス料
  • 宿泊料金に含まれない:消費税、食事、会議室の利用、ビデオ、駐車場、マッサージなど

支払い方法は特別徴収となっています。これは、宿泊施設側がお客さんから預かり、まとめて納めるという方法です。じゃないといちいち個人で支払ってたら面倒ですから当然でしょう。

 

 なぜ取るの?

その地域の観光振興のための事業にかかる経費を集めようというものとされています。ようは、旅行者の利便性の向上と、それによる地域振興が目的という事になるでしょう。

  • 旅行者にわかりやすい標識
  • 観光案内所の運営
  • 観光情報の提供
  • wifiスポットの整備

特に東京都では、オリンピックに向けて海外からの宿泊者が大幅に増加するので、海外では常識となっている公共のwifiスポットの整備が急務となるでしょう。

 

 金額は?

自治体により異なります。といってもそこまで高い金額ではありません。割合にすると1~3%くらいです。

 

宿泊税がかかる県

  • 東京都
  • 大阪府
  • 京都市

 

ちなみに、以下の自治体などでは導入を検討、または導入が決定しています。

  • 金沢市(2019/4/1条例施工予定)
  • 倶知安町2019年11月
  • 福岡市、福岡県

金沢市では導入は決定している模様で、条例施工日も予定ではあるものの決まっています。

福岡市と福岡県が導入を奪い合うような形で難航している模様。

 

東京都

東京都の宿泊税の料金です。

宿泊料金(1人1泊) 税額
10000円未満 非課税
10000~15000円未満 100円
15000円以上 200円

1室に複数人が泊まる場合は、1人当たりの料金に換算して判定されます。

 

大阪府

大阪府の宿泊税の料金です。

宿泊料金(1人1泊) 税額
10000円未満 非課税
10000~15000円未満 100円
15000~20000円未満 200円
20000円以上 300円

 

京都市

京都市の宿泊税の料金です。

宿泊料金(1人1泊) 税額
20000円未満 200円
20000~50000円未満 500円
50000円以上 1000円

ちょっと京都市は他の自治体に比べて高い傾向がありますね。非課税の価格帯もないですし。

 

宿泊税の節約方法

大きな金額ではないので節約するほどでもないかもしれませんが、一応今考えられる節約方法をご紹介しておきます。

 

ポイントは、1人当たり換算の宿泊料金という点です。

宿泊税は、「1人当たりに換算した宿泊料金」となっているので、複数人で1室に泊まるようにすれば発生しにくくなります。

たとえば東京都の場合は、宿泊料金のみで1万円以上かからないと課税されません。

一泊2食付きで1室2名利用で21000円だった場合、これを2人で割ると10500円で、一見課税されそうです。

しかし、実際には一泊2食付きなので、食事代が含まれて21000円ですから、仮に食事代が3000円なら、宿泊費は18000円。

それを2人で割れば1人9000円。

なので宿泊税はかからないということになります。

 

まとめ

宿泊税といってもまだ導入されている自治体はごくわずかです。

支払う料金も1~3%ほどなので、そんなにお財布に影響する程ではないのでそう心配はいらないでしょう。

宿泊税のかかる地域への旅行を避けたりする程のことではないです。

 

宿泊税は今後増えて行くであろう海外旅行客に対応するために必要な経費ではないかと私は思います。

どんどん導入を検討する自治体が増えていきそうなですね。