部屋干しの生乾きの臭いを消す方法

2017-11-07洗濯のコツ生活の知恵, 一人暮らし, 家事

洗濯干しに靴下やブラトップが干されている

生乾きの臭いを消すポイント

まずは生乾きの臭いのためのポイントを先に挙げます。

  • 生乾きの臭いの原因
  • 生乾きの臭いの消し方
  • 生乾きの臭いの再発を防止
  • 柔軟剤で消臭を補助

ここに書いてあることを行えば、
生乾きの臭いと完全にさよなら出来るので、ご安心ください。

では順番にご説明していきます。

 

生乾きの臭いの原因

生乾きのいやな臭いをきちんと消したければ、その原因を正しく知る必要があります。

結論から言うと、菌です。おもにモラクセラ菌というものです。
長時間湿ったままでいたために菌が繁殖し、臭いを発生させています。

短時間で乾いてしまえば良いのですが、乾くまでに時間がかかってしまうと大量に繁殖するのです。

生乾きの臭いを発生させないために重要なのは、「洗濯が終わってから、完全に乾くまでの時間の長さ」です。時間が短ければ良いのです。菌が大量に繁殖する時間を与えなければ良いんです。

目安としては4、5時間といわれてますが、季節による(気温による)のですが、夏でもだいたい8時間くらいまでに乾けば臭いがする事はないです。洗濯したての状態で菌がほとんどいないこ前提です。臭いが一度ついてしまうと、普通に洗濯しただけでは取れません。(菌を消す方法は後述します)

洗濯した直後は臭いがしないのですが、半乾きくらいから臭いがし始めたり、乾ききった時点ではあまり臭いを感じなかったのに、汗や雨に濡れたことで、残っていた菌が再び繁殖して臭ったりします。

これは菌が除去しきれていない事が原因です。厳密に言えばこの菌はどこにでもいるので、完全に消し去ることは不可能ですが、ほぼ完全といっていい位には出来ます。この菌をいかに除去し、繁殖させないかが大切なポイントです。

 

生乾きの臭いの消し方

お待たせしました。
では生乾きの臭いをほぼ完全に消し去る方法をご説明します。

一度臭くなってしまったら、普通に洗濯しただけでは臭いは取れません。通常の洗濯とは別に菌をやっつける手順が必要です。

手順は以下です。

  • 菌を除去する
  • 通常通り洗濯する

菌を除去するのに使うものは以下があります。

  • キッチンブリーチ
  • 熱湯

このキッチンブリーチ(塩素系漂白剤)と熱湯を、洗濯物により使い分けて上手に殺菌・消毒を行います。と言っても非常に簡単な方法で、すぐ覚えられるのでご安心を。

酸素系漂白剤も生乾きの臭い消しや汚れ落としに使う物としてよく言われますが、少し扱いが面倒です。温度管理だったり、洗剤と混ぜて使用したり、その中にも混ぜていけないものがあったり。

キッチンブリーチと熱湯だけで事足りるので、無理に酸素系漂白剤に手を出す必要はありません。酸素系漂白剤についてはそのうち記事にします。

キッチンブリーチには次亜塩素酸ナトリウムという物が入っており、これがノロウイルスもやっつけてくれます。ノロウイルスは強い耐性を持ち、アルコールや酸素系漂白剤では死んでくれないんです。そういう意味でもキッチンブリーチを使っていた方が安心です。

ちなみにノロウイルスが加熱でやっつけられるかですが、これはハッキリした事がわかっていません。

厚生労働省によると、食材の中心部を85~90度の熱で1分半以上加熱することが望ましい、ということまでしか言えないようです。現段階ではノロウイルスの培養が上手く出来ないそうで、実験が十分じゃないようです。そのため、正確なデータが取れてないんですね。

上記のQ15にノロウイルスの対処方法に関する記述があります。また、Q8の表を見ると、12、1、2、3月に圧倒的に発症数が多いがわかります。Q13では特定できた原因食品の表があるのですが、7割が特定出来ていないそうです。それでも、魚介類や二枚貝が多いですね。やはり加熱は大事みたいです。

つまり今言えるのは、「85~90度で1分半加熱することで、ノロウイルスをやっつけられてるかもしれない」です。これで死んでくれてるかもしれないし、死んでくれてないかもしれない、ということ。でも、全く効果がないわけじゃないと思うんですよね。

生の二枚貝から感染することが多いっぽいですよね。もしそうであるならば、加熱による効果が発揮されていると言えそうです。O-157などは加熱で退治できるんですけどね。ノロウイルスはたちが悪いです。O-157も感染すると死亡する可能性もあるし非常に怖いんですが。レバ刺しとか、ユッケとか、鳥刺しとか、生の肉は今後は食べない方が賢明です。

O-157は牛の腸に主にいると言われてますが、肉にだっているでしょうし、牛以外の動物にもいるかもしれません。また、鶏肉はカンピロバクターがいるという事で有名です。これも感染すると怖いので、鳥刺しなんて食べない方が無難です。

焼き鳥屋で働いてた友人が言ってましたが、鶏を串に刺す作業で、必ず手がかゆくなるから鳥に菌は多いと思うと言ってました。どうしても多少串で手を傷つけてしまうそうで、そこがかゆくなるそうです。まあご参考までにご紹介しました。

 

冬によくテレビ番組で、栄養士や医師が、充分に加熱して食べる方が良いと言ってますが、あれはしょせん私たちも得られる厚生労働省の情報をもとに言っているだけです。彼らが特別な情報を持っている可能性は低いです。あまりアテにはなりません。そんな情報があれば厚生労働省でも公表されるでしょう。過信しない方が良いです。

キッチンブリーチは人間も動物も体内に取り入れて良いものではありません。有毒です。なのでそれで食べ物を洗うわけにはいかないんですよね。それが出来たら苦労はないんですが。

なので、なるべく食べない、食べるなら十分に加熱する、のが今のところ出来る自衛策の限界でしょう。ノロウイルスは低い温度で活性化するので、冬に感染が多いのです。普通は菌とかウイルスって、温度が高いほど活性化して繁殖力が強まるイメージなんですけど、ノロウイルスは逆なんですね。

という事で当サイトでは、なるべくキッチンブリーチを使い、それによりノロウイルスも除去。キッチンブリーチが使えない物には熱湯で消毒を行う、という戦略を取ります。

話がノロウイルスにそれてしまいましたが、これについては詳しくは別記事で。では生乾きの臭いを消す方法に行きましょう。

 

キッチンブリーチで殺菌・消毒する方法

キッチンブリーチの方が、熱湯よりも断然強力です。アルコールよりも、酸素系漂白剤よりも強力、一番やっつけられる菌やウイルスの種類が多いのが次亜塩素酸ナトリウムです。キッチンブリーチにはこれが入ってるんです。

ブリーチは、家庭で身の回りにある物の中で、最強の殺菌、消毒用品です。

ちなみに、冬に流行するノロウイルスは、加熱しても死にません。

身の回りにあるもので唯一効くのが、この次亜塩素酸ナトリウムなのです。

ブリーチは、色落ちするので色物にはつかえません。
白いタオルやくつ下など、色のないものにはブリーチを使うと良いでしょう。

キッチンブリーチだけあれば良いです。洗濯用のブリーチなどと分けて売られていたりしますが、すべてキッチンブリーチのみでこと足ります。
まな板、包丁、食器などの台所用品から洗濯物まで、この一本でいけます。

ついでに言うと、キッチンハイターとキッチンブリーチ、値段が倍くらい違いますが、この違いは何なのかというと、ほぼ同じです。安いキッチンブリーチで良いです。

ちなみに、色柄物にも使えるとうたっているワイドハイターでは、一度臭くなってしまった物、つまり大量に菌が繁殖した状態にはキッチンブリーチより効果が薄いです。というか臭いが取れません。殺菌力の強さが全然足りないのです。熱湯の方がよっぽど効きます。

菌の繁殖の予防程度だと思ってください。はっきり言って、殺菌力が中途半端で使う場面がないので、私は買う必要ないと思います。

 

熱湯で殺菌・消毒する方法

色物には、熱湯を使います。キッチンブリーチが使える洗濯物は、色がない真っ白な物だけです。(無理やり使っていけないことはありませんが、色が落ちちゃいます)

沸騰したお湯である必要はなく、70度くらいでOKです。生乾きの原因のモラクセラ菌を含め、ほとんどの菌は65度くらいで死にます。

湯気が出てきて、もう少しで沸騰かな、という辺りで火を止めてOKです。

洗面所の流しに栓をするか、洗面器などに、臭いのする衣類を入れ、そこに沸かしたお湯を注ぎます。衣類が完全につかる位の量を入れましょう。

そして30分くらい放置します。15分くらいでも大丈夫なのですが、せっかくなので確実に殺菌するために30分くらいやっておくのが無難です。本当は1時間以上やればもっと確実なのでしょうけど、お湯が冷めてしまうので意味がありません。沸かしたお湯を継ぎ足すなどすればいいんでしょうけど、30分やればまず大丈夫です。

生乾きを繰り返しても臭いがすごいとか、1度消毒したけどまだ臭い、なんて時は、大きな鍋でグツグツ煮る方法もありです。私は最初の頃よくわからず、バスタオルを大きな鍋というか鉄のボールで10分くらい煮てました。

その後、洗濯機で普通に洗濯するだけです。

殺菌に使ったお湯ごと入れても、
お湯は捨てて新たに水で洗濯しても、どちらでも構いませんが、菌は死んでもそこには死骸がいるのでしょうから、私は気分的にイヤなので捨てて新しい水で洗ってます。

ではまとめます。

  1. お湯をわかす
  2. 洗面所や桶に洗濯物を入れ、お湯を注ぐ
  3. 30分ほど放置
  4. 通常通り洗濯
  5. なるべく早く乾かす

 

生乾きの臭いの再発を防止

殺菌したらあとは普通に干せば良いのですが、菌というものは元々、至るところにいます。なので再発するおそれは常にあります。

なるべくそうならないためにはどうすれば良いか。臭いの再発を防ぐ方法はこうです。

  • 早く乾かすことを常に心がける(特に暑い時期ほど)
  • 使い終わって湿ったバスタオルなどは広げて置いておく
  • 柔軟剤を使う
  • 濡れやすい物は時おり熱湯消毒する

 

一見臭いが取れたように感じても、濡れた状態で乾くのに時間がかかったり、使い終わったバスタオルをくしゃっと置いておくなどで再び臭ってしまうのです。

菌を除去したら、さっさと乾かす。これが重要です。

どこにでも少しくらい菌がいるのは当たりまえで、それだけでは臭いもしないのですが、なかなか乾かないで、濡れたまま時間が経つほど、菌はどんどん増殖します。

なのでなるべく早く乾かすことがとても大切なのです。

一度菌が繁殖してしまうと、普通に洗濯しただけでは取れません。

洗濯物を早く乾かすには、以下の方法が有効です。

  • 扇風機の風を当てる
  • エアコンの真下に干して風をあてる
  • 除湿機を使う
  • 干す前にアイロンがけする

風をあてると格段に早く乾きます。
扇風機でも良いですし、エアコンの暖かい風ならなお良いです。

そして除湿機もかなり有効です。
半日つけておくと1~2リットルくらいの水が除湿機にたまります。

それだけ洗濯物は空気中に水蒸気があるという事です。
空気中の水蒸気が少ない、つまり湿度が低ければ、水が蒸発しやすくなるので、洗濯物が早く乾くのです。

洗濯が終わった衣類やタオルを干す前に、アイロンがけするのも有効な方法です。タオルなどに含まれた水分が熱くなって殺菌されますし、乾きもだんぜん速くなります。

洗濯物全てにアイロンをかけるなんてやってられませんから、乾きの遅い厚手のタオルとか、トレーナーなどの厚くて乾きの悪い衣類、特にわきの下とか。乾きにくい物、部分にだけアイロンを使うのも良いと思います。

 

柔軟剤も消臭の補助に

柔軟剤は洗濯物をやわらかくするだけではなく、いい匂いにしたり多少の消臭効果もあります。

雑菌が繁殖してしまってから、柔軟剤だけで臭いを消すことは出来ませんが、ちょっとした体臭や加齢臭には充分な効果があります。

すすぎの時に少量(説明書きにある量より少なくてOK)でも入れるだけでだいぶ違います。

私の経験上、柔軟剤を使い始めてから、生乾きの臭いの発生頻度も下がったように感じます。良い香りでコーティングするだけでなく、柔軟剤には多少の消臭効果もあるような気がしてます。

 

生乾きの臭いを消す方法のまとめ

では生乾きの臭いの原因と消す方法、そして発生させない方法をまとめます。

生乾きの臭いの原因は菌。主にモラクセラ菌。もともとどこにでもいる。これを増殖させないことが重要。

消す方法としては以下です。

  • 色がない物にはキッチンブリーチを使う
  • 色物には65度以上の熱湯で15分くらいつけ置く
  • なるべく早く乾かす
  • 柔軟剤も補助に使うと良い

早く乾かすためには。

  • 扇風機の風を当てる
  • エアコンの真下に干して風をあてる
  • 除湿機を使う
  • 干す前にアイロンがけする

臭いの再発防止のためには、

  • 早く乾かすことを常に心がける
  • 使い終わって湿ったバスタオルなどは広げて置いておく
  • 柔軟剤を少し使う
  • 濡れやすい物はたまに熱湯消毒する

ということでした。

 

ここまで、生乾きの臭いを消す方法から発生させないためにすることをお話しました。

ではまた!