部屋干しの生乾きの臭いを消す方法

生乾きの臭いを消すポイント
まずは生乾きの臭いのためのポイントを先に挙げます。
- 生乾きの臭いの原因
- 生乾きの臭いの消し方
- 生乾きの臭いの再発を防止
- 柔軟剤で消臭を補助
ここに書いてあることを行えば、
生乾きの臭いと完全にさよなら出来るので、ご安心ください。
では順番にご説明していきます。
生乾きの臭いの原因

生乾きのいやな臭いをきちんと消したければ、その原因を正しく知る必要があります。
結論から言うと、菌です。おもにモラクセラ菌という類のものです。
長時間湿ったままでいたために菌が膨大に繁殖し、その結果臭いを発生させているんですね。
短時間で乾いてしまえば良いのですが、乾くまでに時間がかかってしまうと、その間に繁殖し続けて菌が大量になってしまうのです。
生乾きの臭いを発生させないために重要なのは、
「洗濯が終わってから、完全に乾くまでの時間の長さ」
これに尽きます。
時間が短ければ良いのです。菌が大量に繁殖する時間を与えなければ良いんです。
菌が繁殖するスピードに関係するのは、水分だけでなく、温度や菌のエサになる物も関係するのですが、この2つはほぼどうしようもない物です。
菌が繁殖できない温度にしたら私たち人間も生活できないし、菌のエサになるものはどこにでも存在します。
だから管理できるものとしては、水分。つまり早く乾かすことに尽きるんですよ。
OKでしょうか。
ではその時間ですが、目安としては一応4、5時間だなんて言われております。
これも季節(気温)によりまして、温度が高い夏ならば菌は早く繁殖するし、温度が低い冬は繁殖に時間がかかるので、乾くまでの時間ももっと長くなっても大丈夫です。
ただですよ、実際のところ、僕の経験上では夏でもだいたい8時間くらいまでに乾けば臭いがする事はなかったです。
しかしながら条件が1つだけあります。
それは、洗濯しおわった直後の状態で、菌がほとんどいないこと
これが大前提です。
菌が一度大繁殖してしまった衣類は、普通に洗濯しただけでは取れません(菌を消す方法は後述します)。
洗濯した直後はあまり臭わないのですが、半乾きくらいから臭いがし始めたりします。
また、乾ききったらあまり臭いを感じなかったのに、汗をかいたり、雨に濡れて湿ったとたん、やたらと臭いだしたりします。これはおそらく、残っていた菌が再び繁殖して増えて、臭いが強まったのではないかと僕は推測してます。
これは結局のところ、ただ洗濯しただけでは菌が除去しきれていない事が原因です。
この菌はどこにでもいるので、厳密に言えば完全に消し去ること、全くのゼロにすることは不可能です。
でも、時間が経ったり濡れたりしてもイヤな臭いがしない状態に戻すことは出来ます。ハッキリ言って簡単です(やり方は後述します)。
このように、
菌をいかに除去し
繁殖させないようにするか
これが、生乾きの臭い対策の大切なポイントというか肝というか、ほぼ全てです。
では実際の手順に入っていきましょう。
生乾きの臭いの消し方

お待たせしました。
では生乾きの臭いをほぼ完全に消し去る方法をご説明します。
一度臭くなってしまったら、普通に洗濯しただけでは臭いは取れません。
どうしても、通常の洗濯とは別に菌をやっつける手順が必要なんです。
流れ
手順は以下です。
- 菌を除去する
- 通常通り洗濯する
生乾き臭の原因は、モラクセラ菌です。この菌をやっつけて、衣類から洗い流すことが必要です。
使用するもの
菌を除去するのには以下の2つが非常に有効です。
- キッチンブリーチ
- 熱湯
この2つのどちらかを使います。
キッチンブリーチはとても強力で、ほとんどの菌やウイルスをやっつけてくれます。ノロウイルスにも効くほどです。
そして値段も非常に安いという、消毒能力においては非常に素晴らしいアイテムです。
キッチンブリーチは必ず薄めて使います。
薄めないと強力すぎて危険です。
人体をも傷めてしまうほど強力なので、薄めても十分すぎる力を発揮してくれます。薄めたものでもですが、もし原液が手についたりしたらすぐに水で長時間流しすすぎしてください。
初めて使う場合は、一度商品ボトルの裏面の注意書きも読んでおきましょうね。
このキッチンブリーチ(塩素系漂白剤)と熱湯を、洗濯物により使い分けて上手に殺菌・消毒を行います。
と言ってもやり方は簡単です。
僕がおすすめする使い分けは、
- 白い衣類(白いタオル、白いTシャツ、白いハンカチ) →ブリーチ
- 色柄もの →熱湯
というように、色があるかどうかによって分けることです。

ブリーチは漂白剤です。つまり、色落ちさせる性質があるので元から白い物にしかつかえません。
僕の持ち物ではタオルだけになります。タオルはブリーチが使えるようにと、好きな色などは諦めてあえて白い物を買いました。ちなみに言うとダイソーで売ってる100円のものです。
白い物以外は熱湯消毒を行ってます。
熱湯ならば色落ちすることはありませんので、色柄物にも使えます。
ただし、高級な衣類や大切なものには、傷めたり、素材の状態を悪くする可能性もあるので注意が必要です。
キッチンブリーチは、私たちの身の回りで最強の殺菌、消毒アイテムです。
熱湯よりも断然強力です。そして、アルコールよりも、酸素系漂白剤よりも。
私たちの身の回りにあるもので、一番やっつけられる菌やウイルスの種類が多いのが塩素系漂白剤なんです。ブリーチはこれに該当します。
次亜塩素酸ナトリウムという成分が含まれており、このおかげで強いアルカリ性を作りだし強力な殺菌力・抗ウイルス力を発揮してくれるんです。
ノロウイルスは強い耐性を持ったウイルスであり、アルコールや酸素系漂白剤では死んでくれず、塩素系漂白剤じゃないとダメなんだそうですよ。怖いですねえ。
だから、キッチンブリーチで消毒しておけたら一番安心ということです。
ノロウイルスでの食中毒は12~3月に多いので、冬の時期は特に注意しましょう。
ちなみにノロウイルスが加熱でやっつけられるかですが、これについてはイマイチ結論がハッキリしません。効果が無くはないようですが厚生労働省によると、「食材の中心部を85~90度の熱で1分半以上加熱することが望ましい」ということまでしか言えないようです。
話がノロウイルスにそれてしまいましたが、これについては詳しくはまたいつか。
では生乾きの臭いを消す方法に行きましょう。
ということで、消毒に関して当サイトでは、
なるべくキッチンブリーチを使い、それによりノロウイルスなどの危険なウイルスや菌も除去
キッチンブリーチが使えない物には熱湯で消毒を行う
という方針で行きます。
ご存知と思いますが、くれぐれもキッチンブリーチなどの塩素系のものと、酸素系のものを混ぜないようにしましょう。有毒ガスが発生して人体が危険と言われています。絶対に混ぜることがないように。絶対にですよ。
酸素系漂白剤でお風呂のカビ掃除をして、落ちが悪いからそこに塩素系漂白剤もかけてみた、なんて事をついうっかりしないように。
また、塩素系漂白剤で掃除したぞうきんをゴミ箱に捨てたら、そこに酢の物やレモンなど柑橘系の生ごみがあった、なんてパターンとかも。
ブリーチを使うときは、万が一に備えて換気扇を回したり窓を2か所開けておくなど、換気を行いながらにしましょう。
キッチンブリーチで殺菌・消毒する方法

- ブリーチを薄めた液に衣類をつける
- 1時間くらい放置
- 水でよくすすぐ
- 普通に洗濯する
- さっさと乾かす
キッチンブリーチを水かぬるま湯で薄めます。
そしたらそこに、臭くなったタオルやTシャツなどを入れて、30分~1時間くらい放置します。長く浸けおきするほど効果は出ますが、衣服が傷む可能性を考えて臭いが十分とれるくらいでやめておきます。
その境い目は、何度かやる中で見つけていくしかないです。ブリーチの分量が多いほど、お湯の温度が高いほど効果は強くなります。
でも熱湯は一応避けておくことをおすすめします。ブリーチ液の湯気が立ちのぼっても困るし、作用が強まり過ぎてもイヤですし。
色が落ちてしまうので真っ白のものだけにしましょう。
放置したらブリーチ水を捨て、水かお湯で何度も、もうブリーチの成分は残ってないと思えるまでよくすすぎましょう。僕の場合は、よ~くすすぐ感じで5、6回以上。気が済むまですすぎます。
そしたら普通に洗濯します。
真っ白でも素材が傷むと困るものはやめておきましょう。ブリーチは強力なので多少傷む可能性があります。傷んでいると感じた経験は特にないですが、大切なものはやめておいた方が無難です。
分量
入れるブリーチの量はかなり少なめに。
ブリーチの容器の背面に分量は書いてあるので、それを読んで行いましょう。
個人的な目安としては水1リットルに対してキッチンブリーチのキャップ1/4くらい。
私の場合は、面倒なのと確実に殺菌したいのとで、少し多めに洗面器1杯くらいのぬるま湯に対してキャップ1杯くらい入れてます。
もっと言うと、キャップは使わず目分量です。キャップで計るとフタをして逆さまになった時にタレてきそうでイヤなんですよね。そんなこんなで、たぶん多めに入っちゃってます。
あくまで僕の場合の例を挙げたまでで、おすすめはしません。
色柄ものには使えない
なお、ブリーチは色落ちさせてしまうので色柄物にはつかえません。
白いタオルやくつ下など、色のないものにはブリーチを使うと良いでしょう。
色柄物には熱湯が色落ちせず消毒できるので良いでしょう。
ブリーチの種類は?
ブリーチには洗濯用などと分けられていたりしますが、私はキッチンブリーチだけですべて代用してます。
まな板、包丁、食器などの台所用品から洗濯物まで、この一本で行ってます。
ついでに言うと、キッチンハイターとキッチンブリーチ、値段が倍くらい違いますが、この違いは何なのかというと、ほぼ同じです。キッチンハイターは、とあるメーカーの1商品です。
容器の裏の成分表を見ても違いがわかりません。安い方のキッチンブリーチで良いと思います。
ちなみに、色柄物にも使えるとうたっているワイドハイターは酸素系漂白剤で、ブリーチとは種類が違います。もちろん混ぜてはいけません。
ワイドハイターは、一度臭くなってしまった物、つまり大量に菌が繁殖した状態には効果が薄いです。というか私はまったく臭いが取れませんでした。
菌の繁殖の予防程度だと思った方が良いかもしれません。殺菌力が中途半端な気がして、今のところ私は使う場面が思い当たりません。
塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を決して混ぜてはいけません。容器にも「混ぜるな危険」とデカデカと書いてあります。小さなお子様の手の届かないところに置くなどの注意も必要です。
熱湯で殺菌・消毒する方法

- お湯をわかす(沸騰する少し前くらいでも十分)
- オケや洗面器に洗濯物を入れ、お湯を注ぐ
- 30分ほど放置
- お湯を捨て、通常通り洗濯
- なるべく早く乾かす
色物には、熱湯を使います。

キッチンブリーチが使える洗濯物は、色がない真っ白な物だけです。(無理やり使っていけないことはありませんが、色が落ちてしまいます)
沸騰したお湯である必要はなく、70度くらいでOKです。生乾きの原因のモラクセラ菌を含め、ほとんどの菌は65度くらいで撃退できるそうです。
とはいえ、温度が高いほど殺菌効果が高いので、私は沸騰直前くらいを狙ってます。
沸騰させても良いのですが、洗面器などの容器が傷んだりしないか、少しでも温度が控えめの方が衣類を傷めにくいかな、などの考えから。
やかんの口から結構湯気が立ってきて、湧きそうな音がしてきたらもう火を止めます。
私は洗面所の流しに栓をして行ってたこともあり、特に問題は起きてませんが、たいていは熱湯を入れない様にとの注意書きがあったりします。
万が一破損したり、何か問題が起きる可能性を考慮し、何か容器を使った方が無難でしょう。私は100均で売ってる耐熱温度が高いオケを使ってます。
一応、お湯の温度には注意します。
完全に沸騰したときは、水道のお湯か水を少し足して薄めてから使ってます。
臭いのする衣類を用意したオケなどに入れ、沸かしたお湯を注ぎます。衣類が完全につかる位の量を入れましょう。
そして30分くらい放置します。15分くらいでもたぶん大丈夫ですが、確実に殺菌するために私は30分くらいにしてます。
長いほど良いのでしょうけど、30分を超えるとお湯が冷めてきます。
沸かしたお湯を継ぎ足すなどすればいいんでしょうけど、私の経験上30分近くやればまず臭いは完全に取れるので大丈夫です。
一応データとして言っておくと、10分くらいでやめた時でもちゃんと臭いは取れてました。
消毒が終わったら、洗濯機で普通に洗濯します。
殺菌に使ったお湯ごと入れてもニオイは復活しないと思いますが、一応殺菌に使ったお湯は捨てて新しい水で洗濯した方が良いと思います。そこには菌の死骸が一応いるわけですし。
ちなみに、お湯を捨てるとき、排水管を傷めないように水道の水を一応出してお湯をぬるめながら捨てた方が良いと思います。
熱湯をそのまま流し台などに捨てると、熱で排水管傷めてしまうことがあるようです。
そのせいかわかりませんが、僕が若い頃、住んでいたアパートのキッチンの流し台の下が、少しだけ水漏れして修理したことがありました。ペヤングのお湯とか、そうめん茹でたお湯などを頻繁に捨ててたんですよ。
ということで、消毒のやり方の説明を終わります。
生乾きの臭いの再発を防止

殺菌して洗濯を終えたら、あとは洗濯物を普通に干して乾かせばOKです。
ただ、またいずれ生乾き臭が発生する可能性はゼロにはなりません。
菌というものは元々、至るところにいます。なので、油断してれば再発する可能性は常にあることはお忘れなく。
その時は、また同じように消毒すれば良いんですけどね。
でも、できるならば再発させないようにしたいところ。そのお話をこれからしてきます。
臭い戻りを防ぐ方法
なるべく再発しないためにはどうすれば良いか。防ぐ方法はこうです。
- 早く乾かすことを常に心がける(特に暑い時期ほど菌の繁殖スピードが速い)
- 使い終わって湿ったバスタオルなどは乾くように広げて置いておく
- タオルなど濡れやすい物は、臭ってなくても時おり熱湯消毒する
- 柔軟剤を使う
まずは、普段から早く乾かすことを心がけておきましょう。
一見臭いが取れたように感じても、乾くのに時間がかかったり、使い終わったバスタオルをくしゃっと置いておくなど、濡れた状態が長時間あるものは再び臭くなりがち。
- 菌を繁殖させない
- 臭くなったら除菌
この2つが重要です。
どこにでも少しくらい菌がいるのは当たり前で、それだけでは臭いもしないのですが、濡れたまま長時間が経過すれば、菌はまた増殖してしまいます。
「4時間くらい経つと繁殖しはじめる」などとテレビで聞いたことがありますが、とにかく洗濯が終わったら直ちに干すようにしましょう。
とにかく、なるべく早く乾かすことが、と~っても大切なのです。
一度菌が繁殖してしまうと、もう普通に洗濯しただけではニオイは取れませんので、気を付けましょう。
洗濯物を速く乾かす方法

洗濯物を速く乾かす方法も知っておきましょう。
以下の方法が有効です。
- 扇風機の風を当てる
- エアコンの真下に干して風をあてる
- 除湿機を使う
- 干す前にアイロンがけする
洗濯物を乾かすのに、風を当てることはとても有効なんですよ。ぜひ使って頂きたいです。
そしてもう1つ重要アイテムが除湿器。これは超有益な家電製品です。
僕が何かを買うことを勧めることはあまりしないのですが、除湿器は別です。
そしてアイロンは面倒だし1人暮らしではお持ちでない方も多いでしょうが、意外と使えるアイテムです。
ではこれらを解説していきます。
扇風機・エアコンの風を当てる

風をあてると格段に早く乾きます。
扇風機でも良いですし、エアコンの暖かい風なら最高です。
でも、冬じゃなくて夏ならエアコンは冷房。出てくる風は冷たいですよね。
それでも大丈夫。何も当てないよりマシ。乾くのが速くなります。
あるなら扇風機の風を当て、使えないならエアコンの冷房の風でも良いのでなるべく洗濯物に風を当てるようにしましょう。
除湿器を使う

除湿機もかなり有効です。
朝家を出てから帰宅するまでとか、寝るときにつけて朝起きるまでなど、半日ほど運転しておくと1~2リットルくらいの水が除湿機にたまります。
つまり、それだけの水分が、洗濯物や空気中に存在するという事ですね。そう考えると凄いですよね(汗)。
厳密に洗濯物と部屋の空気中の水分のみではないかもしれませんけどね。
部屋は完全に密閉されているのではなく、窓を全く開けなくても外との空気の循環は必ずどこかで起きてるはずなので。
除湿器が空気中の水蒸気を減らして湿度が下がり、洗濯物の水分が蒸発しやすくなるので、洗濯物が早く乾くというメカニズムです。
アイロンをあてる

正直手間がかかるし、持ってない人も多いでしょうけど、洗濯が終わった衣類やタオルを干す前に、アイロンがけするのもかなり有効な方法です。
温まった分、乾きがだんぜん速くなります。
濡れた洗濯物にアイロンをかけてると湯気が上がりますよね。あれは洗濯物に含まれる水分が蒸発して行ってる証拠です。
また、アイロンの熱で衣類に含まれた水分が熱くなり、お湯で殺菌したのと似た効果が起きます。
そうは言っても、洗濯物全てにアイロンをかけるなんて、日々の生活の中でなかなかやってられないですよね。
だから無理にやらなくてもOK。他の方法だけで十分乾きます。
やるにしても、乾きの遅い厚手のタオルとか、トレーナーなどの厚くて乾きの悪いわきの下部分とかだけで良いと思います。
柔軟剤も消臭の補助に
柔軟剤は洗濯物をやわらかくするだけではなく、いい匂いにしたり、消臭成分配合というものもあります。万が一多少臭ったとしても、柔軟剤の香りで隠せるかもしれません。
雑菌が十分に繁殖してしまってから、柔軟剤だけで臭いを消すことは出来ませんが、ちょっとした体臭や加齢臭くらいなら効果があります。
すすぎの時に少量(説明書きにある量より少なくてOK)でも入れるだけでだいぶ違います。
私の経験上、柔軟剤を使い始めてから、生乾きの臭いの発生頻度も下がったように感じるんですよね。
やはり、良い香りでコーティングするだけでなく、柔軟剤には多少の消臭効果もあるような気がしてます。
とはいえ、気になったときにブリーチや熱湯で消毒をしていれば、生乾き臭が発生することはほぼありません。洗濯機が臭くなってたり、濡れたバスタオルを洗濯機に投げ込む習慣があるご家庭は危険です。菌が繁殖しやすい状態を作ってしまってます。
生乾き臭を消す方法のまとめ

では生乾きの臭いの原因と消す方法、そして発生させない方法をまとめます。
生乾きの臭いの原因は菌。主にモラクセラ菌。もともとどこにでもいる。これを増殖させないことが重要。
消す方法としては以下です。
- 色がない物にはキッチンブリーチを使う(安いし確実。他の菌・ウイルスも除去)
- 色物には70度~90度くらいの熱湯で15~30分くらいつけ置く
- なるべく早く乾かす
- 柔軟剤も補助に使うと良い
早く乾かすためには。
- 扇風機の風を当てる
- エアコンの真下に干して風をあてる
- 除湿機を使う
- 干す前にアイロンがけする
臭いの再発防止のためには、
- 早く乾かすことを常に心がける
- 使い終わって湿ったバスタオルなどは広げて置いておく
- 柔軟剤を少し使う
- 濡れやすい物はたまに熱湯消毒する
ということでした。
ここまで、生乾きの臭いを消す方法から、再発させないためにすることをお話しました。
私はこれらの方法を行うようになってから、生乾きの臭いは全て消し去れています。そして生乾きの臭いが発生してしまう事もここ数年ないです。
ぜひあなたも、生乾き臭に永遠の別れを告げてください。
今回は生乾き臭を消す方法でしたが、発生させない方法もあわせてご確認ください。生乾き臭を防ぐ「洗濯の仕方」と「干し方」でそれぞれコツがあるので分けて記事にしました。
ではまた!
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