みかんの皮は捨てずに再利用して無料で健康食材を作れる

テーブルの上にむきかけのみかん1個とむいてないの2個

冬と言えばこたつに入って冬みかんを食べるのが私服の時ですね。もはや冬の風物詩。

あれ、もしかして冬みかんってうちの地方の方言なんですかね(汗)。だれか教えて~。

その食べ終わったみかんの皮って捨ててますよね?私は捨ててました。

実はこれ、凄くもったいない事してたんです(汗)。

だってみかんの皮って陳皮と呼ばれる漢方の一種になってるほど価値があるものなんです。

 

陳皮の効能

食べ終わったみかんの皮

みかんの皮を乾燥させたものです。漢方として利用されています。

血流をよくしたり、整腸作用、免疫力アップやリラックス効果があるとも言われ、風邪の予防にも使われています。

みかんの皮が持つ重要な成分としては以下があります。

  • リモネン
  • ヘスペリジン
  • β-クリプトキサンチン

リモネン

リモネンには柑橘類全般に含まれており、さわやかな香りが特徴です。朝起きて目を開けると色んな情報が飛び込んでくるため体は一気にストレスを感じるそうですが、そこで柑橘類の香りを嗅ぐとリラックス効果があるといわれるのはこのリモネンのおかげですね。

ヘスペリジン

ヘスペリジンはポリフェノールの一種で、末梢血管を強くすると言われる成分です。なので血流を改善する効果が期待できます。今話題のゴースト血管の改善に効果がありそうです。ということは、冷え性の改善にもつながりますね。

β-クリプトキサンチン

みかん自体にはβ-クリプトキサンチンがかなり豊富です。食材の中で10位以内に入るくらい。

β-クリプトキサンチンは、活性酸素や発がん性物質を抑制してくれるのでガン予防の効果が期待出来ます。肺がんリスクが低減したとの報告もあります。

その他にも動脈硬化や糖尿病、骨粗しょう症のリスクなども低減するという報告もあり、非常に注目すべき成分です。(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 日本生活習慣病予防協会)

ビタミンC

ビタミンCが豊富とも言われますが、実は100位にも入らず(文部科学省 食品成分データベース)、実はビタミンCが少なかったレモン果汁や、他の柑橘類のグレープフルーツやネーブル、はては大根やカブなどの野菜にも負けます。とは言っても柑橘系なので少なくはありません。一応ビタミンCが含まれる食材と言えそうです。

緑茶、赤ピーマン、芽キャベツ、ゆずの皮、キウイ、ブロッコリー、しょうが、パセリ、すだち、レモンの皮、イチゴなどに豊富です。書いた順に多いです。

さらに、これらよりも圧倒的に多いのがアセロラです。アセロラはビタミンCの王様で、他のビタミンCが豊富なトップ10の15倍くらいの量を含有するという断トツの食材です。

 

陳皮の作り方

  1. フライパンに薄く水をはり、お皿を敷いてみかんの皮を並べる
  2. 3~5分ほど蒸して殺菌
  3. キッチンペーパーで水分をふき取る
  4. ザルなどに広げて空気にふれやすい状態で並べる
  5. 風通しの良い場所1週間くらい干します。カラカラの状態になるまで

これで完成です。かなり縮みます。大きさで言ったら半分以下。

食器乾燥機などお持ちなら、半日くらいで完成です。ようは水分が飛んでカラカラに乾燥すれば良いので。

柑橘類にはワックスが塗られていたり農薬も気になるので、皮をむく前に水、出来れば食器用洗剤で洗っておくと良いです。食べ終わってから洗うと内側が水を吸ってしまい、乾かす時間が延びてしまうので。農薬はおへその所に溜まりやすいので、そこはカットしましょう。

フードプロセッサーや小型の調理用ミルで粉末にしておくと使い勝手がよくなります。カラカラに乾燥させておくほど細かい粉末になってくれやすいです。

 

陳皮の使い方

様々な使い方をご紹介します。

  • お茶として飲む
  • 食べても良し
  • 臭い消し
  • 油汚れ落とし
  • 入浴剤代わりに
  • 肥料として

陳皮茶

陳皮を急須やカップにいれ、お湯を注いで出来上がり。緑茶と共にいれて、玄米茶の様に風味付の緑茶として飲むのもアリです。

そのまま食べる

そのまま食べるても良し。

みかんの皮には体に良い成分が豊富です。昔私のおばあちゃんは、孫たちに中身をあげて、皮はおばあちゃんにちょうだいと言って皮をよく食べてました。子ども心に不思議に思ってましたが、大人になってから健康を意識しての事だったんだとわかりました。

乾かして陳皮にした物はフードプロセッサーなどで粉末状にすると使い勝手が格段にあがります。料理やお菓子の風味付けに利用したり、お茶にするにも溶けやすくてそのまま飲めます。

油汚れのお掃除に

みかんの皮に含まれるリモネンには油成分を溶かす作用があるので、キッチン周りの油汚れ落としにも使えます。この場合は乾燥させずとも使えます。乾燥させた陳皮の状態で使う場合は、水を染み込ませてからガスコンロの周りなどのふき取りに使うと良いです。

臭い消し

また昔から臭い消しとして使われてます。ニンニクを刻んだ時や、灯油を入れた後に手を洗う時に、みかんの皮を手のひらに持ってコネコネしながら洗うと臭いが結構取れやすくてオススメです。

入浴剤として

ゆず湯のように皮をお風呂に入れて入浴剤代わりに使うのもOK。ゆずと同じ柑橘系なので同じような効能があります。血行促進、リラックス効果など。

この場合は干して乾かさなくても使えます。乾かして粉末にした物を入れるのもアリ。

肥料にする

肥料としても使えます。皮のままだと土に栄養が入りづらいし見映えも良くないので、粉上にした状態で植物の周りの土に振りかけるのがオススメ。

さらに虫は柑橘系の香りを嫌うので、虫よけとしての役割も果たします。

 

保存方法

完全に乾燥させて陳皮にしたら、水分がないので結構持ちます。密閉容器に入れて冷凍庫に入れてもOKです。乾燥具合が甘い状態ならば早めに使いきりましょう。

 

まとめ

無秩序にむかれたみかんの皮が置かれている

どうでしょう、みかんの皮の活用方法をご紹介させて頂きました。

こんなにすごい物だったなんて。活用方法がありすぎて、今後は勿体なくて捨てられません。

陳皮にするのが面倒でも、掃除につかったり臭い消しになるので、とりあえず台所や洗面所すみっこにでも容器を用意して入れておくだけでも良いですね。

陳皮にするのも広げて窓際にでも置いておけば良いのでそこまで面倒ではありません。乾いてしまえば長期保存も出来るので、ぜひとも試してみてください。