入院時のパジャマやタオルなどのレンタル料を節約する方法

入院に必要な衣服や身の回り用品は持参すればお金がかからない

木製のキレイな棚に茶、白、ベージュのタオルが畳まれ積み重ねられている

入院時には生活に必要な身の回り物を色々そろえないとなりません。以前は病衣(パジャマ)以外は患者やその家族が自分で用意するのが普通でした。

ですが、今はだいぶ変わってきて、身の回り品をセットにしたサービスを1日単位で提供する業者があり、それを採用する病院がだいぶ増えてます。

今回はその費用の節約についてのお話です。

 

入院で必要な道具

青と水色の透き通った歯ブラシが2本ならんでタオルの上に置いてある

病院に入院する時、色々な物を用意する必要があります。

病院の中でしばらく生活するのですから、普段の暮らしと同じ道具がいりますね。入院時に必要になるのは具体的には以下のような物です。

  • 病衣(パジャマ)
  • スリッパ
  • タオル
  • 下着
  • 歯ブラシ
  • ひげそり
  • コップ
  • ティッシュ
  • シャンプー、石鹸

結構ありますね。上記は誰もが必要になるであろう基本的な生活用品です。人によってここに幾つかの物が加わってくるでしょう。

となると、最初が一番大変です。そして、定期的に交換しないとならない物もあります。パジャマや下着、タオルなどです。それはご家族の方が新しいのを何枚か持ってきつつ、使ったのは持って帰って洗濯するという、結構大変な作業です。

 

入院用品のセットレンタルサービスとは

誰もいない病室のベッドとイスとテレビ

以前は、パジャマだけは病院が用意してくれており、それ以外の物は患者さん側が自分たちで用意するのが普通でした。

が、今はこういうのをセットにした生活用品のレンタルサービスを専門業者が用意していて、それを導入している病院や介護施設が増えて来ています。「1日あたりの料金×入院した日数」で計算されます。

こういうのをひっくるめたセットにしている所もあれば、この中の幾つかをまとめたメニューの中から選択・組み合わせ出来たりもします。

また、このレンタルサービスの利用が必須の病院もあれば、断れる病院もあります。

例えばですが、このくらいの値段で用意されています。

  • 病衣・タオル:500円
  • 病衣のみ:300円
  • タオルセット:300円
  • 口腔ケアセット(歯ブラシや紙コップ、少量歯磨き粉):150円

参考までに、導入している病院の公式サイトを幾つか。

南和広域医療企業団 五條病院

愛知医科大学病院

東京北医療センター

 

入院用品セットレンタルのメリット

これには以下のメリットがあります。

  • 家族が用意する手間がかからない
  • 清潔(専門業者が回収し殺菌洗浄)

入院というのは、本人が一番お辛いですが、家族の手間も結構かかります。入院している人のために必要な物は結構な量があったりします。入院中に過ごすための物として本やノート、人によっては仕事道具などもあります。

ご家族も働きながらだったりするとかなりの労です。仕事が終わって病院に物を運んで、帰宅して家族のご飯をつくって家事をする。1日目一杯使っても自分の時間はゼロになり、場合によっては睡眠時間も削る日も出てくるかもしれません。

となると、こういうサービスは非常に便利なんですよね。しかしその一方で、1日数100円というのはトータルするとそれなりの出費です。

2週間の入院でも5000円超えるくらいです。もっと長い入院になれば、これだけで数万円ですからね。

この費用が節約できたら、結構変わってきますよね。

レンタルセットは確かにメリットがあります。しかしお金がかかります。どちらを優先するかですね。

あと一つ、節約とは違う観点があります。その病院の入院患者のほとんどがレンタルを利用している場合、利用しないと自分だけが違う服装でいる事になります。それがイヤということもレンタルを利用する理由になりますね。

ちなみにですが、私はそっち派です。自分だけ違うのが少し気になります。それに結構潔癖なので、入院時に来ていたものは退院したら捨てます。なので自分の物はなるべく持ち込みたくないという気持ちはありますね。レンタルサービスの金額と入院期間次第により考えると思います。

 

入院時のレンタルセット代

入院・通院証明書と1万円札

上記の3病院のセットのだいたいの平均です。

  • 病衣のみ:400円
  • タオルのみ:300円
  • 病衣・タオルセット:500円

どうせレンタルサービスを使うなら、病衣とタオルのセットで頼みたいですよね。セット割でお得になりますし。

となると、だいたい500円前後と考えましょうか。

それを元に、入院日数に応じた金額はこうなります。

1週間 3500円
2週間 7000円
3週間 10500円
1ヵ月(30日間) 15000円
2ヵ月(60日間) 30000円
3ヵ月(90日間) 45000円
半年間(180日間) 90000円

入院が1、2週間ならまあ仕方ないか、と思える金額ですが、それより長くなってくると中々目を見張る金額です。これを節約できたら大きいですね。

半年を超える入院はそうないでしょうが、1ヵ月なら結構あると思いますし、開胸・開腹手術をした場合、リハビリが必要な場合は長引くでしょう。

ちなみに、寝巻きや洗面道具などの費用は医療費控除に含めることは出来ないと国税庁のサイトに記載されています。なのでそれが病院が導入している用品のセットであっても医療費控除には利用出来なそうです。単なる出費となるわけですね。

 

レンタル代の節約方法

シャツ姿の女性がバッグを肩にかけて施設内を歩いている首から下の画像

では、これを節約するにはどうしたら良いか、つまり節約する方法という事になりますが、もうお気づきの通り、それをご自身で用意して、家から持ってくるという事にります。

では具体的にかかる労力を分析して確認してみましょう。

どこの病院で導入しているレンタルサービスでも、基本的には病衣(パジャマ)とタオル大・小が一般的なようです。それよりも充実したサービスは用意されいない事が多いみたいです。なのでここでは病衣とタオルセットで考えます。

  • パジャマを持ってくる(1回1着を週2回)
  • タオル・バスタオルを持ってくる(バスタオルを含め1回5、6枚を週2回)

このくらいでしょう。

すると、そんなに大きい荷物ではありませんね。もちろん、病院に来る時にこれだけの荷物で済むわけではなく、レンタルサービスを利用しない場合に増える荷物がこの位という事です。

とはいえ、他の物は入院初日に用意してしまえば、持ってきて交換などする必要のない物ばかりです。歯ブラシやコップ、箸などですからね。下着くらいでしょうか。

トートバッグやきんちゃく袋、またはスーパーの袋の大きいの1個分で済みそうです。

これが週に2、3回です。そう考えると、そうたいした労力ではなさそうですね。

 

まとめ

レンタルサービスを利用しないと、タオルやパジャマを持ってくるために病院を訪れる回数が増えそうです。

専業主婦の方など、仕事を持たない方の場合はそこまで苦ではないでしょうが、共働きの御夫婦で片方が入院した場合などは大変です。

お子さんやおじいちゃんおばあちゃんもおられる場合は家事も大変です。その中で病院に来れば、もうその日は自分の時間はゼロでしょう。元々忙しい方の場合は睡眠を削ることになりそうです。仕事も残業があればなおさら大変です。

元々週に2回以上はお見舞いに来るということであれば差はなさそうです。

一応私なりの結論を出してあるので書いておきます。

節約するケース

  • 週2回以上病院にくる:節約
  • 少しでも安くしたい

 

レンタルを使うケース

  • 忙しいしお見舞いもそういらないので訪問回数を減らしたい:レンタル
  • 1ヵ月15000円の追加なら許容範囲:レンタル
  • 節約より清潔さや、病院が用意してくれる物を優先
  • 自分だけ違うパジャマを着たくない

 

生活スタイルは人により様々。それに合わせて節約を取るか、時間と労力を取るか、状況に合わせて考えるのがベストですね。