電気料金の仕組み

2017-11-07色々な料金の仕組み生活の知恵, 節約

芝生の上の電球と水晶玉と電卓

電気料金の計算方法

電気代は、基本料金と、使った電気の量で決まると思ってる方が多いかもしれません。
それだけではなく、もう少し複雑です。

更に、電気代はお住まいの地域の電力会社によって仕組みや金額が多少異なります。
私こと管理人の住居は新潟市なのですが、この地域を例にとってご説明します。

契約状況は以下です。

  • 東北電力
  • 従量電灯B

1ヶ月の電気料金は以下の5項目の合計となります。

  • 基本料金
  • 使用電力量
  • 燃料費調整額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金

基本料金というのは何となく聞いた事があると思います。
ガスや水道、スマホ・携帯料金など、色んな物にも基本料金はあります。

ちなみに、この内の2個目と3個目の使用電力量と燃料費調整額をあわせて電力量料金と呼びます。

以前は上記4つに「太陽光発電促進付加金」というのを加えた5項目でしたが、今はそれがなくなっています。(2017年12月現在)

では、上記の4個と「太陽光発電促進付加金」について詳しくご説明します。

 

基本料金

基本料金は契約アンペアによって異なりますが、毎月決まった額です。(2017年12月時点の料金)

  • 20Aが648円00銭
  • 30Aが 972円00銭
  • 40Aが1296円00銭

契約アンペアというのは1度にどのくらいの電気を使えるかの上限です。

よくエアコンと炊飯器とレンジを1度に使ったらブレーカーが落ちた、なんて事がありますね。

契約しているアンペアを超える電気を1度に使ってしまった時にブレーカーが落ちる仕組みになっています。

ちなみに、ブレーカーが落ちる原因に上がりがちな家電は、消費電力が高い、つまり電気代が高いという事です。使いすぎに注意しましょう。

 

使用電力量

使った電気の量により料金があがる部分で、私たちが電気代の節約と言ってるのは主にこの部分です。

燃料費調整額も使った電気により増減しますが、比較的小さいです。

この使用電力量の計算方法が少し複雑です。
知っているかどうかが電気代節約のポイントなので、理解しておきましょう。

値段が3段階制になっています。

どういう事かというと、

  • 1~120kWh:18円24銭
  • 120~300kWh:24円87銭
  • 300kWh以上:28円75銭

という風に、使用量が多くなるほど高くなります。

たとえば1ヶ月の使用電力が350kWhだった場合。
上記の3段階ごとに分けた電気代を計算してみます。

120 × 18.24 = 2188.8
180(300 – 120) × 24.87円 = 4476.6
50(350 – 300) × 28.75 = 1437.5

となります。この3つを足します。

2188.8 + 4476.6 + 1437.5 = 8102.9

これが使用電力量です。

この様に、電気代は使えば使うほど更に高くなるのです。

という事は、電気代が高いご家庭ほど、電気代の節約をする価値が高いという事になります。

一人暮らしの方でも大半の方は2、3段階目にいますよね。

 

燃料費調整額

燃料費調整額燃料費調整単価 × 使用電力量

となっています。これは何かをご説明します。

電気を作るのに、原油、LNG、石炭などの原料が使われています。そして、これらの値段は変動する物、すなわち時価です。その値段は原油輸出国(サウジアラビアとかUAEとかイランなど)の国に主導権があり、我々輸入する側は従うしかないですね。

この原油、LNG、石炭などの原料費により、燃料費調整単価が変わります。これにお使いになった電力量をかけて燃料費調整額が決まります。

それにあわせて、電気代も上がり下がりするという仕組みなのです。

これは計算式が複雑なので、詳細は省きますが、ガソリンや灯油がその時によって値段が変動するのと同じ事です。

ちなみに、これは電気代全体に占める割合が非常に小さいので、これによって1ヶ月の電気代が大きく変わる事はありません。

普通に電気代の節約をしていれば、同時に節約されるものですからね。ハッキリ言ってあまり意識する必要はないです。そういう物もあるんだな~と思っておいて終わりで良いです。

もしご興味がおありなら、お住まいの地域の電力会社のサイトに詳しく記載されているのでご覧下さい。

 

再生可能エネルギー発電促進賦課金

平成23年8月に成立された
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」
にもとづき、国が定めた「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」という制度が、平成24年7月1日より実施されました。

「再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 使用電力量」という計算式になっています。

この「再生可能エネルギー発電促進賦課金単価」は、国によって毎年定められます。全国一律です。

詳しくは以下の東北電力のサイトをご覧ください。

 

これによって、毎月の電気代が少しだけ上がります。

従量制供給の場合、平成29年度(平成29年5月分~平成30年4月分料金まで)は、2.64円/kWhとなっています。5年ほど前と比べて10倍くらいになっています。

つまり、電気使用量が350kWhだった月は、

2.64円 × 350kwh = 924

となり、924円が加算されるという事です。5年前は小さな金額だったので気にしませんでしたが、今はバカにできない金額になっています。困りますね。

以前は気にしないでいいでしょうと書いていたんですが、気になる金額になってしまいました。かと言って単価は国が決めるのでどうしようもないですが、少しでも使用電力量を減らすべく電気の節約を頑張るしかないです。

電気代の料金を構成する要素は、基本料金以外が使用した電気の量に比例するので、電気代は節約したらしただけ大きな効果が得られるという事。つまり節約のやりがいがあります。電気代の節約に力を入れましょう。

 

太陽光発電促進付加金

2017年12月現在はなくなっている料金です。

平成24年度(平成24年4月分料金~平成25年3月分料金まで)の間は、0.04円/kWhとなっていました。

電気使用量が350kWhだった月は、

0.04円 × 350kwh = 14

となり、14円が加算されていたという事です。