たばこ代の節約は人生において必須。今一度考えてみよう

喫煙による損失を正しく計算し直してみよう

長財布から1万円冊を取り出している所

タバコ代は、節約においてどうしても触れておかなければならない1テーマです。タバコを吸わない人には関係ありませんが、損得を考える上での好例なので非喫煙者の方にも読んでみて欲しいです。

うるさい事を言うつもりはなくて、単なる損得勘定としてのお話です。

 

タバコが持つ要素

片手をアゴにあてもう一方の手を肘にあて考え事をするスーツ姿の男性

たばこによる損得を考える材料として、たばこが持つ要素を分解しておこうと思います。

たばこが健康被害をもたらす事は医学的に明らかにされていますし、誰もが体に良くないと知っています。それをわかっていながら、一瞬気持ちいいとか、ストレスがまぎれるなどのために、お金を払って吸うのがたばこです。

ということを考えると、タバコには以下の要素があると言えます。

  • 購入代金
  • 目先の快楽
  • 将来的な健康被害

 

つまり、目先の快楽のために、将来的な健康被害とお金という代償を払っているということです。

言い換えると、将来的な健康被害とお金より、目先の快楽を優先しているという事です。

 

喫煙は時間割引率が高い

紅葉した落ち葉でいっぱいの公園に置かれたオシャレなベンチ

タバコを吸うことには、時間割引率というお話も関わってきます。

時間割引率とは、利益の大きさと、それを得られる時期が早いか遅いかの関係性を表したもので、人によって差が出ます。

例を挙げましょう。

1年待ったら30万円もらえることになっているとします。しかし、1年は長いですよね。本当は出来るだけ早くもらいたいです。そこで、金額を少なくして早くもらうことが可能だとします。その場合、以下のどのケースを選択するか。

  1. 15万円を今すぐ
  2. 20万円を4か月後
  3. 25万円を半年後

1番を選んだ人は、それだけ時間割引率が高い人ということになります。つまり、せっかちな人、待てない人とも言えます。

将来得られる利益が減っても、早く得られることを優先するという事です。この利益の減り具合を時間割引率と言います。経済学の用語です。

 

タバコを吸うということは、将来病気になる可能性が上がるという不利益をこうむっています。将来健康でいるという利益と、吸わなければ払わなくて済むタバコ代という利益を手放し、今得られる満足を味わう事を優先している訳です。

2つの大きな将来的な利益を放棄し、何も残らない目先の快楽を得ているので、時間割引率が非常に高い行為と言えます。

 

タバコを辞めるのは非常に大きな節約

病院の会計窓口と待合い席

喫煙は非常にもったいない行為ということです。

タバコを買うお金は、財布から消えていくので把握することが出来ます。しかし、将来的な健康被害というのは意味はわかりながらも、ありありとイメージするのはちょっと難しい。まず、どんなことが起きるのかはその時次第ですし、必ず起きるとも限りません。「タバコを続けていても、もしかしたら何も健康被害は起きないのでは?」と思えてきたりもします。

残念ながら、それは間違いです。

健康被害の中には、重症にならないと自覚症状がない物も多くあります。風邪を引いたり、ケガをしたりは痛みやダルさなどの症状が即出るのでわかります。その一方、呼吸器疾患などは症状が進まないと気づけず、気付いた時にはもう元の体には戻れないというものが多いんですよね・・・。

それを考えたら、少しでも早く辞めた方が良いんですよ。

 

ではお決まりですが、長年吸い続けるとかかるタバコ代を計算してみましょう。

タバコは1箱450円とします。1日1箱吸うとして計算します。

期間 金額
1日 450円
1ヵ月 13500円
1年 164250円
5年 821250円
10年 1642500円
20年 3285000円
30年 4927500円
40年 6570000円

こうなりました。

40年で650万円超えました。新車が2、3台買える金額です。吸ってもいい事が1つもない物に、これだけのお金がかかるという事ですね。1日に2箱ならこの倍です。

繰り返しになりますが、ここに加えて健康被害や、病気への不安なども加わるのですから。出来れば、早めに辞めましょう。

 

おまけ(タバコを辞めたい方へ)

夕日に照らされた丘の上の1本の大木とベンチの遠景

こんな事を言ってる私ですが、今でこそ辞めたものの以前はたばこを吸ってました。

人生の中で、最も後悔していることの1つがタバコを吸ってしまった事です。私が若いころは、喫煙者は少なくありませんでした。予備校や大学に通う人の中に多数喫煙者がいました。その位やって当たり前みたいな風潮すらありましたからね。周りの影響もあったかもしれません。

1日に1箱以上、多いと2箱という日もあったと思います。もう習慣のようになっていて、何もなくともとりあえずタバコをつけるという癖がついてました。

20年以上も吸い続けていたタバコですが、ある日ピタッと辞められたんです。ほぼ何の苦労もなく。不思議なものです。

努力した事と言えば「タバコを吸わない人になりたい」と思ったことくらいです。努力という程の物ではないですね。そういう願望を抱いたんです。不健康で、いつもタバコ臭くて、家族にも害を及ぼしている。そんな自分がイヤになって、タバコを吸わない人になりたいと。

こうも思いました。「今タバコを辞めれば、明日から非喫煙者だ。すぐにでもタバコを吸わない人になれるんだ」と。

これが良かったのかもしれません。昔読んだ禁煙本に書いてあったんです。「タバコを辞めたら、すぐにあなたは非喫煙者ですよ」って。

そのフレーズを思い出せたのが良かったのかもしれません。禁煙じゃなくて辞煙です。禁煙なんて言うから良くないだと思います。いかにも我慢していると思わせる言葉ですし、まるでまたそのうち吸うかのような言葉ですよね。

だから辞煙しましょう。

タバコ代もかからないし、将来の健康の不安が1つなくなるし、いい事しかないですよ。周りにも迷惑がかかりません。

ぜひ検討してみてください。