一人暮らしで起こりえるトラブル、こんな時どうする

2018-11-09

一人暮らしは油断しているとトラブルがいっぱい

机に置かれた知恵の輪

一人暮らしという物は、必然的にその世帯の責任者になるということです。親元にいた時は親御さんが世帯主や保護者として一家の長の役割を担ってくれていましたが、一人暮らしを始めると全て自分が責任を負う事になります。

  • 火の元のチェック
  • 戸締り
  • 公共料金の支払い
  • 郵便物の受け取り
  • ご近所トラブルの防止
  • ご自分の身の安全
  • 害虫退治

などなど。

細かい物まで挙げたらまだあります。

それらのトラブルの中で特に気を付けておくべき物として、今回は一番起きがちな経済面に焦点を当てます。防止策ともしもの場合の対処方法を知っておきましょう。

私自身の体験談も含め、これからご説明していきます。

 

公共料金の滞納

公共料金も滞納すると延滞料金が加算されます。

期限までに支払わずそのまま放置した場合、しばらくすると催告状が届きます。

それも無視してると届く封筒の色が変わり、内容も深刻になっていきます。最終的には簡易裁判の手続きを取りますなどと言われます。さすがにこの辺まで来ると誰もが怖くなります。時によっては人が集金に来ることもあります。

 

止められるまでの期間は私の経験上さまざまですが、だいたい2週間~1ヵ月以上など。

水道だけは、人間の生活に最低限必要な物ということで、電気・ガスより止まりにくいです(未納でも止まるまでの期間が長い)。でも払わなければいずれ止まります。

水道が止まると悲惨ですからちゃんと払いましょう。トイレが流せなくて地獄絵図になります。

最近はありませんが、学生時代は払い忘れでしょっちゅう督促が来て、それでも忙しいのと面倒なのとで「あとにしよう」と思って忘れ、最終的に止まって慌てて払いに行くということが多かった私(汗)。

電気も水道もガスも、止まるとどれだけ便利でありがたい物なのか身にしみます。日頃からちゃんっと払って、大事に使いましょう。

 

大切なのは、お金が入ったら公共料金は真っ先に支払ってしまう

これだけで大丈夫です。払ってしまえば問題なし。残っているお金の中で生活するようになります。

これを後回しにしてると、思い出した時には足りない、なんてこともあり得るのです。

公共料金に限らず、必ず払わなければいけない物は、お金が入ったら先に払う、抜いてしまうことが大切です。

 

クレジットカードの支払いの滞納

1~3日くらいで電話かメールが来ます。そこでいつ支払いして貰えますかという話になります。もちろん、向こうは最短での支払いを要求してきます。忘れてただけならすぐ払いましょう。支払い方法は教えてくれます。

怖いことなどはないので、状況を説明して相談し、なるべく早く支払うのが最善です。

カード会社からの連絡を無視し続けるのが一番良くありません。状況が悪化していきます。最終的に簡易裁判などの話に発展することもあり得るので、早めに連絡して相談しましょう。

遊ぶお金やごちそうを食べるためのお金があるのに支払わないなどは絶対やらない方がいいです。切り詰めてでも払った方が、結局ご自分のためになります。

借金はとにかく数日でも早く返すことが、利子を減らす、つまり節約する方法なんです。返済するお金を作れるのに返さないでいるのは、一番もったいないんです。

 

支払い方法について。

クレジットカードの支払いは、1回・2回払いはだいたいが利子なしです。それ以上になると分割回数が増えるほど利子は高くなります。そして、一番利子が高いのがリボ払いです。

リボ払いだけは使わないようにしましょう。毎月の返済額が決められており、ある意味楽な支払い方法なのですが、最終的な利子の額が雪だるま式に増えて膨大になります。何年もに渡って返しては借りてを繰り返してると、借りた額の倍以上のお金を払う事になります。

わかりにくいんですよ。

物凄い損なことをしているのに、「毎月3万円入れてれば大丈夫」というむしろ安心感を持ってしまうため、お金を損している実感がないのです。

表向きはいい人の顔をした悪い人と付き合い続けてるようなもんですよ。

 

で、実際これをやってしまっている人は世の中に結構います。過去の私も含めて。

  • 一見オシャレでしっかり者のあの人
  • 持ち物や暮らしぶりからお金持ってそうなあの人

実は多重債務者候補だったり。

5社くらいからお金を借りて、毎月の返済が7~10万円以上。なんて事も実際にあるのです。

これって物凄く損なんですよ。たとえば全部合わせて20万円で買える物を、倍の40万円支払うようなもの。そんなバカなとお思いかもしれませんが、長年のリボ払いというのは、これを実際にやっている事になるんです。

リボ払いでカードを限度額まで使って、返してはまたその内限度額まで借りて、ということを繰り返して数年経過してる方は一度考えを見直しましょう。クレジットの支払いが月に5万円以上ある方は一度生活を見直しましょう。家計簿は付けてますか?借金があるのに家計簿をつけていないなら、きつい言葉ですが、それはお金を管理出来ていない事を意味します。

これ以上借りずに生活することは本当に不可能なのか。ご自分のライフスタイルを見つめ、収入と支出をきちんと数字で出しましょう。

そうじゃないと、さっき言ったように本来の値段の倍以上のお金を払う生活に向かいます。将来的に多重債務者になるレールの上に乗りかけているのです。

 

 

マルチまがい

もう使い古された方法ですが、いまだに存在するのが驚きです。

健康食品、浄水器、化粧品、美容アイテムなどを、基本的には質の低い商品を高値で買い取らせ、あなたが他の買い手を見つけて利益を上乗せして売れば、最終的に儲かるからと言って仕入れとして大量に購入させられる。または必要経費として大金を払わされる。

でもそんな買い手は見つからず、自分が大量に買った、支払ったお金を損して終わる、というのが流れです。

こういう話は乗らないのが正解。

無理やり知り合いを勧誘するも上手く行かず、結局はお金と友達と時間を失って終わるという最悪のパターンです。

マルチレベルマーケティングという商品販売はアメリカなど海外では結構一般的になっているそうですが、日本では自然な商品販売ではないです。ゆえに、まともな仕組みでないケースがほとんど。初めから手を出さないのが利口です。

 

アポイントセールス

宝飾品や教材、会員権などを「あなたが当選しました」「承認されました」などと嬉しい言葉で誘いだし、営業所などで高額な商品を無理やり契約させるという手法です。

よく考えれば怪しいとわかるものなので、手を出さない様にするのが身を守る方法です。

 

ネガティブオプション

注文していない商品をを送り付け「料金を払わないといけない」と勘違いすることを狙った方法です。

代引き送付を使うケースが多く、家に来るのは一般的な配送業者なので思わず払ってしまうという事になりやすいです。自分が身に覚えがなくても、「家族が注文したのかな?」などと思うことも。

 

相手が有名な配送業者で忙しそうであっても、何が届いたのか、注文した物なのか確認してからサインや支払いをしましょう。

対策として重要なのは、何かを代引きで注文したら、必ず家族全員に伝えること。

代引き注文を家族全員が確実に把握しておく事が重要です。中途半端だと意味がないです。

全員に必ず伝わっていれば、知らされていない商品が届いたら注文していないと判断することが出来ます。

100均のホワイトボードなどを冷蔵庫など家族全員の目に触れる場所に設置するなど、情報共有できる仕組みを作るのがオススメです。

 

 

契約してしまった場合はクーリングオフを

黒板にSOLUTIONと書かれている

通販、電話セールス、訪問販売などでつい契約してしまった場合、一定の日数以内なら契約を解除できるクーリングオフという制度が法律で定められています。

ほとんどの場合8日間。例外もあるから、それ以上経過していたとしても確認だけはしましょう。

 

消費者ホットラインという窓口があります。局番なしの188番へTELすると、日本全国にある消費生活相談窓口へ案内してもらえます。

 

困った時の相談窓口

青いファイルを脇に抱えたスーツ姿の若い女性

トラブルが起きた時に相談できる所を幾つか載せておきます。

国民生活センター

消費者庁が管轄している独立行政法人。

消費者トラブルの紛争解決の相談に乗ってくれる。買い物によるトラブルはまずここに相談するといいと思います。

 

公益社団法人 日本通信販売協会JADMA

「通販110番」という相談窓口があります。

消費生活アドバイザーなどの専門資格を持つ相談員がいて相談にのってくれます。

相談件数は年間6000件。詐欺的サイトに関する相談がもっとも多いが、減少傾向にあるそうです。最近増えているのは定期購入の相談だそう。

  • TEL:03-5651-1122
  • 受付:平日10:00~12:00、13:00~16:00(年末年始・祝日を除く)

 

公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会JCCO

公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会JCCOという団体があります。

クレジットや消費者金融の返済で困った時などに相談できます。

多重債務に陥った場合など、消費者保護の立場から公正・中立なカウンセリングを行っている、とあります。

一切無料で、電話相談やカウンセリング、希望により、無料で任意整理や家計管理改善も手伝ってくれるのだそう。すべて秘密厳守。

  • TEL:0570-031640(全国どこからでも市内の電話と同じ料金(公衆電話以外)
  • 時間:平日10:00~12:40、14:00~16:40(年末年始・祝日を除く)