アパートで起きたトラブルの対処方法

アパートいざという時の対処法を知っておく

木のテーブルに置かれた賃貸契約書のアップ

めったには起きないけど、いざ起きた場合に予備知識がないと大変な思いをするし、リスクを避けきれないかもしれない。

そんな事がないようにするために事前に知識を持っておくことは実はとても重要なんですよね。

今日はそんな例をいくつかご紹介します。

 

入居時の保険でカバーできそうな物

両手のひらに乗せられた紙粘土の白い家の模型

アパートでもマンションでも、賃貸に入居する時は保険に入るのが必須です。その保険に絡むトラブルの例を見て行きましょう。

 

ボヤを出してしまった

火災報知器

まずは賃貸だろうが持家だろうが、身に危険が及ぶこと以外で、一番起きてはならない火事に関する事から。

ボヤとは火事の一種で、火事になる一歩手前のような状態のことです。これは結局、大家さんの持ち物である建物を損傷してしまった事になります。借主は貸主にたいして賠償責任があります。

アパートやマンションを契約した時に保険に加入している訳ですが、その保険に「借家人賠償責任担保特約」というのがあれば大丈夫です。契約書を確認しましょう。

もし、この特約が付いて無かったら、ご自身で契約内容を変更することが出来ます。賃貸契約時に加入する保険は、必ずしもそのプランでなくともよいのです。まずは不動産屋が用意したプランに一旦加入し、その後すぐに自分で変更を申し入れる事も可能です。

 

台風でガラスが割れて浸水

雨の日の窓ガラスから見える外の緑

ゲリラ豪雨とか台風などの自然災害で窓ガラスが割れてしまい、室内に浸水が起きてしまった。つまり部屋の中が濡れてしまった。

そんな時はどうなるのか。

修理費用担保特約」でまかなえます。加入している保険に付帯しているか確認しておきましょう。

 

お風呂のお湯を出しっぱなしで下の部屋が水浸し

シャワーのアップ

ご自身が住んでいる階の下の階に損害を与えた際は、その階下の住人に対して賠償責任を負う必要があります。

加入している保険に「個人賠償責任担保特約」があれば、保険で賄えます。

 

隣人トラブル

夜のマンションの玄関前の長い廊下

これが一番イヤかもしれない、隣人トラブル編です。トラブったら終わりではなく、対処法によってはその後も気持ちよく暮らせます。

 

音がうるさい

出ました、隣人トラブルナンバーワンです。程度によってはトラブルという程ではないですが、平穏な暮らしを脅かす要素であり、迷惑を受けている方はかなり嫌なもんです。まずは自分が加害者にならないようにしたい所ですが。

いきなり苦情を言いに行くのはちょっと待って。直接対面するのは、顔を知られるし部屋も知られるし、文句を言いに来た人と相手に認識されてしまいます。その前にまずは不動産屋に相談してみましょう。

不動産屋が何らかの対処をしてくれて解決すればそれでOK。あなたが誰かは知られずに済みます。正々堂々じゃないなんて気にする必要はないですよ。そもそも相手がうるさくしなければ良かった話。本来はこちらが労を払う必要などないのですから。

もし自分で相手に言うにしても、まずは丁重な感じで言ってみることをオススメします。または手紙にするとか。最初から苦情っぽい態度で行くと、相手が自分に非があると感じていても、攻撃されていると認識して反抗姿勢になる可能性があります。

なるべく争いはない方が暮らしやすいので、相手に非があってもまずは丁重な姿勢で話をしてみる。それで済めばOK。「自分が悪いのにもかかわらず丁寧に接してくれた」と認識すると、人は感激と共に自分の恥を知り、深く反省したりするもんです。

その後顔を合わせた時などもこちらの方から笑顔で挨拶してあげる等すると最高です。人によっては気にし過ぎて縮こまってしまう可能性があるので、こちらから声をかけてあげるとコミュニケーションは円滑になりやすいでしょう。必要以上に親密になる必要などありませんが、こちらに非がなくても要らぬストレスは増やしたくないですからね。

 

隣人が勝手にペットを飼っている

ペット禁止の物件なのに、隣人がペットを飼っている。まさかと思うかもしれませんが、これ結構あるんです。普通に犬や猫の声がしたり、夜中までうるさくて睡眠の妨げになったりします。

ペットがいると、騒音だけでなく不衛生にもつながります。自分の部屋じゃなくても、ペットがいる事で生じる菌やダニ、のみなどが建物内には入り込んだ事になります。

喘息やアレルギーなどを持っている方が居たら問題は大きくなる可能性がでてきます。それは個人の問題だという論理は通らないでしょう。ペット禁止のアパート・マンションであることを前提に契約して住んでいるのですから、立派な契約違反です。

勝手に買っている側は、最悪訴えられる可能性だってあります。ペットがいる建物には住めないと引越せば、その費用や慰謝料請求だってあり得ますからね。

少し話がそれましたが、これもまずは不動産屋に連絡です。実際に解決に至るまでに時間がかかるケースもありますから、早めに相談した方が良いです。出来るならば録音や録画など、証拠を取っておきましょう。

今の時代、何でも証拠を取っておく事は重要です。スマホのボイスレコーダーでも良いですが、起動するのに手順がかかるし、録音がバレやすいので不向きです。専用の小型ボイスレコーダーを持っておくのが理想です。

職場でのパワハラの証拠取りなどにも役立ちます。トラブルのみならず、相手の話のメモを取り切れない時に使ったり、色んな場面で活躍してくれます。会議の内容や、取引先との話、医者から気を付けるべき事の説明を受けたりなどなど。

 

アパート・マンションに変化が起きた時

机の上に本を開き何かを説明する青いワイシャツ姿の男性の首から下の上半身

稀ですが、アパートやマンションに、変化が加えられて入居時と状況が異なった状態になる事があります。そうそう変更があっては困りますけが、現実にあり得ることです。

 

家賃が値上げされた

そのアパートやマンションを選ぶ理由として家賃は1、2番に重要な要素ですが、その家賃が値上げされるという事が稀にあります。

その場合はまず契約を確認してみましょう。そこに、こういう場合は値上げする事があります的な事がかかれていて、今回のがそれに該当すれば、払う必要があります。

今までの家賃を払い続けても違法ではないですが、裁判で家賃の値上げが認められてしまったら、遅延損害金を支払うことになります。

 

マンションの改修工事で費用を出すように言われた

建物の改修や塗り替えなどで、物件の価値を高めるような行為は、貸主が集客力アップのために行う物であるし、借主が負担する義務はありません。大家がやるべきことです。

ですが、建物の老朽化などで、維持していくためにあてるお金ならば支払う必要がある場合もあります。基本的には建物や設備の自然故障による修理、リフォームは貸主負担です。実際に借主がお金を出さなければならないケースは非常に稀でしょう。

 

まとめ

よくある話からめったにないけど起きたら大変なものまで複数挙げました。

トラブルは色んな物がありますが、そう難しく考えることはありません。

保険の内容は確認し、もしもの時の備えがちゃんと補償されているかを確認します。契約書など書類を見てもよくわからない事も多いので、コールセンターに電話して逐一確認しましょう。大事な事ですし、いざという時のための保険なので遠慮はいりません。気になる事は全て聞きましょう。

あとは、賃貸の最低限のルールをしっかり守って生活する事です。

契約時に渡される注意事項などに目を通し、何が借主の責任になるのかを知っておき、それだけは気を付けるようにしましょう。いつでも確認できるように、クローゼットの奥の引き出しなどにしまいこまず、すぐ手が届く所にしまっておきましょう。

一番気を付けるべきは火事です。火事だけは絶対に起こしてはなりません。泥棒に入られても、盗まれた物がなくなるだけですが、火事は物凄くたくさんの物を奪います。時としてあなたや誰かの体や、命までも。消火器は忘れずに。私はアパートに設置されている1本の他に、自分で2本おいてます。