家族の命を救う!地震発生時の家具や家電の転倒防止対策のやり方

室内に備え付けの扉がない棚

地震に対する防止対策は、全く性質の違う2つに分かれることを知る必要があります。

  1. 地震により命を失ったり大ケガなどから身を守る対策
  2. 地震発生後に無事だった場合の避難生活のための対策

圧倒的に1番が重要です。まず地震から身を守ることが最優先なのは言うまでもありません。それが出来なければ、幾ら避難道具が揃っていたって、それを役立てる人はそこにいないのですから。

ということで、地震から身を守るための対策の詳しくご説明します。

地震の対策は、実は知識があっても行動に移さない人が少なくありません。そのためには意識の改革と、ちょっとした工夫が必要なようです。その効果が大きく発揮されたのが、「釜石の奇跡」で有名な釜石市。この意識の持ち方関して別記事にまとめています。

 

まずは家具・家電の転倒防止対策を

昭和情緒の背が高い茶色タンスが壁際に置かれている

1995年1月17日、阪神・淡路大震災は発生しました。その時の死者うち、8割の方の死因が家屋の倒壊、家具・家電の転倒の下敷きになったことが原因でした。

つまり、地震から命を守るには家屋の耐震補強、家具・家電の転倒対策処置が最重要であろうと言えます。

耐震補強は高いお金がかかります。しかし、家財道具の転倒防止対策は安くすぐ行える物ばかり。だからまずはこれをやっておきましょう。。

 

できる限りちゃんとした器具を使ってきっちり補強した方が安全性が上がります。

少々お金はかかるものの、そこまで高い金額ではありません。節約の観点から言えば、家にあるものだけでも簡易的な補強は出来ますが心もとないです(最後に紹介)。それでは強い地震が来たら転倒する可能性がやはり高くなります。

何も対策しないよりは時間は稼げるでしょうが、結局は倒れてくるでしょう。

 

転倒した場合に、被害が大きそうな物から優先的に対策をしていきましょう。

  • 重量がある
  • 背が高い

この2つの要素を両方持つものが一番危険です。たとえばタンスや冷蔵庫などです。

そして場所的な条件もあります。それは寝る場所の近くにあるということ。

  • 寝ている時は反応が出来ない(少なくとも遅れる)
  • 転倒物との落差があるので打撃力が大きい

寝ていて気付きにくいから無防備だし、高い所から寝ている低い位置に倒れてくるという状況なので打撃力が大きくなりやすい。特にタンスが頭に倒れて来たら・・・想像しただけで怖いです。

大けがをする可能性大な物は特に、早めにキッチリ対策すべきです。

たとえばタンスが寝ている場所の付近にあるのは、かなり危険と言えます。ご年配の方は、布団を敷いてるそばに桐ダンスが置かれているイメージがありますよね。ご家族の方が注意を配ってあげて、配置を変える提案をしてはいかがでしょうか。

長年それで暮らしている人は、口で危険性を説明しても、中々対策に応じてくれない事があります。うちの母親がまさにそう。背が高い木製タンスの真横に布団を敷いてもう何十年も寝ていて被害にあってないので問題ないと思ってしまってました。しかもタンスの上にはガラスケースに入った日本人形が。タンスが倒れなくても、ガラスの人形ケースが母親の顔の上に落ちて来たら・・・まるで日本人形が刃物で母を襲ったような地獄絵図になります(汗)。その後引越して古いタンスは処分したので今は大丈夫になっております。

 

器具を使った強固な地震対策

一番しっかりしているのは、地震対策に有効な部材を使ってしっかり固定する事です。

対策にオススメの器具

  1. L型金具
  2. ベルト式器具
  3. ポール式器具(つっぱり棒)
  4. マット式・ストッパー式

上から順に強固になります。

ご近所のホームセンターなどで買えます。またはAmazonなどの通販でも売られてます。複数の種類から選べるので通販の方が楽かもしれません。売場を歩いて探さなくても、パソコンやスマホの画面内で探せるのも良いですね。

L型金具

L型金具と一般的に呼ばれる物で、家具の固定にはこれが一番強固と言われています。

Amadan 棚受け金具 L字型 ステンレス ブラケット 耐荷重40kg 4個セット

上記はAmazonに売られている一般的なL型金具です。大きさは7.5×12.5cm、幅1.9cmあります。

タンスなど大きな家具を補強するには、この位の大きさのサイズの物が良いでしょう。

もっと小型の物もあり、その方が値段は安価です。

(なないろ館)ステンレス製 L字 アングルブラケット 専用ネジ付き コーナーブレース 厚さ3mm 補強 接合金具 (40*40*16mm)

小さな家具や部分的な補強などに使えます。

 

ベルト式器具

ベルトの一方をテレビや棚などに取り付け、反対側を壁などに取り付けて倒れない様にするものです。

ベビーガード テレビと家具転倒防止ベルト耐震ベルト 赤ちゃん保護 家具固定金具 テレビ用転倒防止ベルトストッパー 2本セット 地震対策

ベルトが切れない限りは倒れないので、結構強固です。ただ、上のL型金具のように完全に固定はされません。

 

ポール式器具(つっぱり棒)

タンスなど背の高い物と天井の間に入れてつっぱることで動かないようにするものです。

よく見かける商品で結構使われています。ある程度の強度を持ちます。天井からの距離が遠いと使えないという難点があります。

 

マット式・ストッパー式

敷くだけなので設置がとても用意です。これまで紹介した器具よりは心もとないですが、吸着力によりテレビやパソコンディスプレイなどが簡単には倒れなくなります。

100均にも売られていますが、値段の差が果たして強度に違い生じるのか生じないのかが不明です。

30×20cmと大きめで、自由なサイズ、形にカットして使えるタイプもあります。

 

以上、よく使われている耐震補強材をいくつかご紹介しました。

他にも類似商品が多数あるので見てみてください。

 

まとめ

家具・家電などの転倒防止対策が一番重要です。

それらを固定するグッズの中でも扱いやすく強度のある物をご紹介しました。行えば万が一の際の安全性は確実にアップします。強い地震の場合には最終的に倒れることもあり得ますが、少なくとも逃げる時間がかなり作れるはずです。

何も対策していないのに比べたら確実に効果は出ると思います。

まだ対策をしたことが無い方は今回ご紹介したものから取り入れてみてはいかがでしょうか。

ちなみにですが、間に合わせ程度になりますが、家にある物だけですぐ行える対策もご紹介しています。