節約には家計簿はつけなくて良い!?の嘘・本当

2018-11-17

家計簿をなぜ付けているのかを理解していないから起きる勘違いと混乱

レシートや電卓、メモにペンやネコちゃんの財布が机の上に無造作に置かれ、中央に「家計簿」という文字が浮かんでいる

まず質問です。あなたは家計簿をつけてますか?

家計簿はつけるべきという意見が多い中、家計簿はつけなくてよい、つけない方がよい、はたまたつけてはいけない、なんて意見を言う自称節約の専門家やブロガーがいます。本を出版している中にもそういう意見を言う方々はいます。

これだけ答えが混迷を極めている課題もないでしょう。

果たしてどれが正しいのか。

家計簿の是非を判定する資格は私にはありませんが、家計簿について明確な考えを持っています。

今回はそんなお話です。

 

家計簿はいらない?

確かに、家計簿が必要ない方というのは存在します。家計簿なしでも必要な物だけを買い、必要ない物は決して買わないというセルフコントロール力が凄く高い人もいるのです。

私が勉強になったと感じたり、ある意味少し尊敬する節約家の方の中には、そういう方がたまにいます。

ただ、これはものすご~く稀な例です。こういう人はそもそも、節約の上手なテクニックなど要らないのです。元々持っている自己管理能力が節約テクニックを補ってあまりあるのです。

そういう人が書いた本は、勉強にはなるものの、自分の生活に取り込んで生かす事はほとんどできません。実際、読み進めて行くと、この人だから当てはまることだとか、そこに凡人が到達するのはちょっと現実味がない、という内容が少なくないです。

余談ですが、そういう意味で言うと、テレビなどで目立ってはいない物の、昔の丸山晴美さんはガチで今すぐ使える現実的な節約方法を披露してくれていたと思います。

では結論です。

家計簿がいらない人はほんの一部いる。でもその人たちは節約とはちょっと無縁な方々。特別な状態にある人たちなので、気にしない方が良いという事です。

 

家計簿の必要性

木の机の上に、茶色い表紙ののオートとペンと、電卓が重ねて置かれている

まず、家計簿が必要ないかどうかと聞かれたら、私は絶対必要と答えます。

その理由は、節約を始める時に、お金の流れを出来る限り正確に把握することがと~っても重要だからです。

何よりもまずここが重要です。

  • お金が毎月足りない
  • 何をすれば良いかわからない
  • そんなに使ったつもりはないのに、いつの間にかお金がなくなる
  • そこまで稼ぎが少なくもないのにお金がない
  • 毎日忙しいのにお金がない
  • 何にお金が使われているのか自分でもわからない

こんな時、その答えは全て家計簿の中にあります。家計簿を見ればお金の問題解決の糸口は必ず見つけられます。

家計簿はお金の管理において、絶大な効果を発揮してくれる魔法のアイテム、と言っては言い過ぎですが、私たちにとってとってもありがたいお助けアイテムなんですよ。

ただ、特殊な状況は除きます。多重債務者で破産寸前とか、過去に連帯保証人になってしまい、多額の借金返済の要求が来ているなど。節約だけではどうしようもありません。その場合はもう法律家に相談するしかないでしょう。おそらく、任意整理や破産の手続きに至る可能性が高い状況です。

家計簿は何かと聞かれれば、お金の流れを把握するための唯一の手掛かりと言えます。

お金の流れというのは、簡単に言うと以下の事です。

  • 幾らお金が入って来てるのか
  • 何に幾らお金がかかっているのか
  • お金が幾ら残っているのか

でも、この3つだけでは、実際に節約を行おうとしたら、情報不足です。もう少し細かく把握する必要があります。

細かくするほど、面倒にはなっていくのですが、それを一番効率良くしてくれる最高の節約お助けアイテムが家計簿なのです。

家計簿をつけるのに必要な時間なんて、1日辺り5分以内です。すき間時間に行う事が出来ます。

 

家計簿の面倒臭さばかりにあえてフォーカスし、家計簿をまるで悪い物のように言っている有名な節約家を見かけることも少なくありません。

私はあまりこういう話は出さないのですが、実はそこには理由があるんです。

彼らの目的は、節約をネタにして本を売ったりセミナーをする事、つまりお金稼ぎです。そのターゲットが、家計簿をつけるのが苦手な人達なのです。だからその人たちに共感してもらえる様な事をあえて強調しているんです。

そもそも、節約に家計簿が必要ないなんていうのは、どう考えても間違ってます。出ていくお金の額と使途が不明なままで、管理することは不可能です。家計簿をつけずに全て記憶しておくなんて事は余程の天才でないと無理です。そんな天才は何かしらで大成功して、お金に困ることなどないでしょう。

本当にそう思っている人もいますが、それは以下の3種類の人です。

  • 節約などしなくても大丈夫な余裕のある人
  • 面倒臭くてつける気など毛頭ない人
  • 自己管理能力がとても高く、ムダな物は一切買わない人

大抵はこのいずれかです。

私は節約の専門家の本も過去に結構読んできました。しかし、役に立つのはほんの一部です。具体的に言うと、1割もありません。なぜかと言うと、何かのきっかけで裕福になったか、元々お金に困ってなどおらず、節約方法を求めている人の気持ちなどもうわからないのです。

とにかく彼らは、求められている原稿をしあげて、報酬を得ることが目的です。それだけやってしまえばお金が入るのですから。

または知識を披露したり、料理や家の中で工夫したりアレンジしたりして作った物を発表する場が欲しい、またはそれで本を売りたいなど。何かしら別の目的があるんですよね。

本気で節約の研究をしている人間からすれば、明らかに不自然な点が散見する本になっているんです。

節約の方法を正しく選び取るには、自分自身が節約の知識を身に付けて成長していくことが必要です。そもそも考えればわかる事がほとんどですから、この節約方法って本当に意味があるのかな、どれだけ労力に見合った節約効果があるのかな、という事をなるべくその都度考えるようにしましょう。

 

家計簿をつけないメリット

スーツ男性の人差し指の先に電球のマークが浮かんでいる

では1つ、家計簿をつけない場合のデメリットは置いといて、メリットだけを考えてみましょう。

まず第1として、つける面倒臭さと時間が必要ない事です。

つまり、多少の労力と時間が得られるということです。

他には何があるでしょうか。

私には思いつきません。幾ら使ったか認識しなくていいから心が痛まない?

それはメリットとは言えないでしょう(笑)。むしろデメリットです。お金を余計に使ってしまう可能性が上がります。

ということで、私の結論は「家計簿をつけないメリットは多少の労力と時間が得られることだけ」という事です。

 

家計簿の使い方

家計簿には正しい使い方というか、タイミングがあります。

まず、これから節約を始めようという方は、必ずつけた方がよいです。強くオススメします。

それも出来るだけ細かく項目を分けた方が良い結果を導きます。

誤解している方が多いのですが、細かく分けた方が結局は家計簿をつけるのが楽になるんですよ。項目をまとめておくと、電卓をたたく必要が出てくるんです。それが面倒さを格段にアップさせるんです。

項目を細かく分けておけば、レシートを見て書き写すだけになります。

家計簿の効率的なつけ方については、別記事で述べていますので、よければご覧ください。

 

まずは家計簿をつけてお金の出入りをなるべく正確に把握します。

そしたら、その中から、思っているより全然多く使っていた所などがわかり、節約しやすい所、節約すべきところが見つかるんです。

だから、節約初心者~中級者のうちは、家計簿は必須なんですよ。

 

最終的に、お金に多少余裕が出て来て、衝動に流されることもほぼ皆無、という風になれば、初めて家計簿はつけなくとも良いかもしれません。

しかし、何かしらお金の流れを把握する手段は必要でしょう。そうじゃないと、お金がいつの間にか思った以上に減っていたり、何かしら危険性を上げる事になります。

私は、もしも今より収入がアップしたり、どんなに生活が安定したとしても、家計簿をつけることはやめないです。

パソコンを使った家計簿は簡単につけられますし、自動計算で合計や平均なども出せます。また、毎月の電気代など特定の支出を選んでグラフ化することもできるなど、とにかく得られる情報が多いんですよ。

これを付けないなんてもったいない。たった1日数分の作業で、様々な情報が得られるんです。家計簿じゃないと得られない情報も満載です。自分で気づいてなかった自分の嗜好とか、こういう物には10円単位でケチるのに、ここには簡単に千円使ってしまうのか、なんて物も見つかります。

 

まとめ

家計簿は超重要。節約初心者~中・上級者まで全員にほぼ必須。

お金の管理をしたいとか、お金を無駄なく使える人間にいずれなりたいのならば、家計簿をつけるべきです。

必要なのは1日にたった数分の時間だけ。

こんなにコスパの高い物はそうそうないレベルです。

ぜひとも家計簿はつけましょう。最初はどんな形でも良いです。たとえ意味がない程度の家計簿でも。

家計簿をつけるという事を初めてみるだけでも、大きな一歩を踏み出す事になるのですから。