医療保険に入ってなくても大丈夫だって?!本当にやばいのは〇〇な人

日本は社会保険が充実しているから、医療保険に入ってなくても結構大丈夫

保健証や診察券、特定疾患受給者証が重なって置かれている画像

社会人になったら医療保険くらい入ったっていいお年頃。または、結婚したら医療保険と生命保険は入っておかなくちゃ、なんていうのが日本では割と常識かもしれません。

早い人だと、10代後半頃に入ったり、または家族でまとめた保険にもっと早い時期から入っているかもしれません。

別記事でも言いましたが、世界の国々と比べたら、日本人は保険大好き国民です。やたらと保険でまかなおうとする傾向が強いのです。

今回はその医療保険について、入っておかないとどうなるのかをこれからご説明します。日本の社会保険制度に詳しくない方がほとんどですから、じっくり読んで現実を知って頂きたい。その上で民間の保険制度を慎重に検討しましょう。だって、「よーく考えよー、お金は大事だよ~」じゃないですが、お金は大事です。大事じゃない人はいないでしょう。

え、いますって?ビル・ゲイツは大富豪だから気にしないでしょうって?確かに、あのクラスの大金持ちは、お金の金額を気にした事がないでしょうね。羨ましい限りです。でもそんなビルゲイツも、今や世界一ではなくなったそうです。

じゃあ一位はいったい誰か、気になりますよね。

FACEBOOKの創始者のマーク・ザッカーバーグでしょうか。いや、やはりそこはGoogleの共同創始者のラリー・ペイジセルゲイ・ブリンでしょうか。

これらの人は20位には入ってますが、一位ではありません。一位は誰でしょう。もしかして中国勢?

答えは、ジェフ・ベゾスです。名前を知らない人は多いかもしれませんが、彼の会社は今や知らない人はいないAmazonです。総資産は1120億ドルです。単位がドルであることに注目です。

円でもすごいのに、それがドルなんです。円に直したら、単純に考えて100倍。つまり10兆円くらいの資産を持つという事です。いや~驚きです。もう何が何個くらい買えるお金なのかイメージできません(汗)。

まあそんな人も世の中にはいるんですね~という事で、話しがだいぶ逸れましたが、私たちは保険のことを真剣に考えましょう!

 

医療保険は必要ない?

子猫が椅子にアゴを持たれて、頭上に?が浮かんでいる

この章では、医療保険が必要かどうかと、何を元に考えれば良いのか、その仕組みまでお話します。

医療保険とは

まずは民間の医療保険がどんな物なのかをしっかり知っておきましょう!

ちなみに、医療保険という言葉、ここでは民間の医療保険の事だけを指して使わせて頂きます。アフラックとかライフネット生命とかです。国民健康保険などの事を、公的な医療保険と呼んだりもしますが、そちらは「健康保険」という言葉で統一します。混ぜるとややこしくなりますからね。私はムダにわかりにくい文章は大嫌いです。可能な限り言葉だけで区別がつくようにしたいと思います。

医療保険は、万が一病気になり、高い医療費がかかる場合、その金額を補償してくれるという大変ありがたい物です。

ガン保険は、医療保険をガンに特化したバージョンです。

その役割はほぼ同じ。違いは一時金が貰えるプランが多い事と、その金額の大きさです。「ガンと診断されたら100万円」などとよくCMしてますよね。

簡単にいうと、医療保険に入っていれば、万が一大きな病気になっても、自分で医療費を払う必要はほとんどなくなるかタダになります。そういう、もしもの場合のお金の心配がいらないのが医療保険という事です。入って置けば、お金の心配をしないで治療に専念できますね。

そんな心強い医療保険、入っている方が多いと思いますが、入っていない人もいます。もしあなたが入っていないとしたら、「早く入っておかないと、もし病気になった時がやばい」とビクビクしてますか?

実はそこまでビクビクする必要はないのです。

 

日本の健康保険制度はレベルが高い

社会保障制度はどこの国にもありますが、国によってそのレベルは様々です。日本では、国民皆保険と言って、日本国民ならば誰もが健康保険に入らなければいけなくなっています。

会社勤めしていれば会社が属する健康保険団体の健康保険、または協会けんぽ、大企業だと会社自体が保険制度を運営しています。公務員ならば共済です。

無職の方や自営業者ならば国民健康保険ですね。定年退職後も国民健康保険です。

このように、仕事をしていてもいなくても、何らかの健康保険にかならず入る事になっています。一部例外の方も実際には居られます。

 

で、入っている健康保険がどの種類であろうとも、高額療養費制度というものがあります。これが今日のポイントです。

この高額療養費制度があるおかげで、民間の医療保険に入らなくても結構何とかなってしまう、素晴らしい制度なのです。

ではこの高額療養費制度が何なのかを次の項でご説明します。

 

高額療養費制度とは

高額療養費制度とは、入院や手術などで高額な医療費がかかる場合があります。もちろん、健康保険を使った後の3割負担の額の話です。で、その金額は高額だったとしても、ある一定の限度額で頭打ちにしてくれて、残りは健康保険で支払ってくれるという仕組みです。

収入によってその限度額に違いはあるものの、普通の人は10万円くらいです。

たとえば、手術で入院して、医療費の合計が100万円だったとしましょう。手術は実際、数10万円から100万円以上かかる事が簡単に起きます。

そこで、高額療養費制度を利用すれば、実際の支払いは8~10万円くらいで済むのです。

先に立て替えて支払い、後から受けとる方法と、前もって申請して、高額療養費制度の適用後の料金だけ支払う方法があります。今はほとんどの病院で、適用後の金額で支払うことが出来るようになっている筈です。

入院や手術など、高額療養費制度な医療費がかかる事が予想される場合、病院に相談しておきましょう。たいていは医事課や会計課などの課が担当の筈です。わからなければ看護師さんに聞けば、どこが担当か教えてくれますよ。

このように、健康保険にさえ入っていれば、高額療養費制度が利用できるので、8~10万円くらいの限度額さえ支払えば大抵の医療費はまかなえるのです。

安心できましたでしょうか。このように、日本の社会保険制度は素晴らしいんですよ。

しかし、これらの社会保険制度は、ほとんどが申告制です。私たちが制度を知ってて、こちらから申告しなければ、使わないで終わってしまうかもしれないのです。社会保険制度で何ができるのかをしっかり把握しておくのが大事だと言うことです。当然、節約にも大きく関わりますしね。

そのうえで、社会保険制度では足りないと思う部分があれば、そこだけを民間の保険を検討すれば良いのです。

最初から民間の保険会社や会社の先輩に勧められるままに入ってしまうのは、どんなに人気がある保険でも見直しも節約も何もないのです。保険会社の狙いは、社会保険に目を向けさせず、さっさと恐怖を煽って加入させることです。彼らはプロフェッショナルで非常に上手です。

CMもよく出来ています。実際に病気になった方に登場してもらい、人気の有名人を使い、イメージのよい映像を作り上げています。それはそれで悪い事ではないのですが、社会保険という国民全員が利用できる物を知らない無知のままいたのでは問題アリですよね。

どうかこれを機に、勉強されると今後の人生に役立ちますよ。

 

ちなみに、高額療養費制度も完ぺきではありません。民間の医療保険は、高額療養費制度ではできない補償を持っています。なので、民間の医療保険も検討した方が良いと私は思っています。

高額療養費制度の使い方や、高額療養費制度が適用出来ない場面や落とし穴など、詳しくは以下の記事にてまとめてあります。合わせて確認しておくことをオススメします。

また、高額療養費制度には、非常に気を付けないとならない点が1つだけあります。それは、入院などが月をまたがる場合です。この時、高額療養費制度は別の請求として扱われてしまうのです。すると結果として、支払いの自己負担額が増えてしまします。その対処法もまとめてあります。

また、高額療養費制度を使った年は、ほぼ確実に節税対策が出来ます。確定申告の時に医療費控除という方法が取れるのです。数万円単位でお金が返ってくるので、ぜひとも行いましょう。そのやり方もすでにまとめてあります。

 

医療費控除は会社の年末調整でやってもらえません。自ら確定申告(正確には還付申告)を行う必要があります。同じ健康保険に加入するご家族の分は医療費が合算できるので、年間で10万円を超えそうな場合はぜひ行いましょう。

 

私の体験談(心臓のカテーテル手術)

コンクリート打ちっ放しの外壁にスーツ姿の男性が寄り掛かり腕を組んでいる、首から下の画像

私は数年前に心臓のカテーテル手術をしましたが、開腹や開胸など切り開いたりしていないのに、手術費と1週間の入院で費用は65万円でした。

手術なのである程度高いとは思ってはいました。20万円くらい行っちゃうのかな~なんて想定してちょっとドキドキしてたんです。

だから、私の想定をはるかに上回る請求書を初めて見た時は、文字通り目玉が飛び出るかと思いました・・・(汗)。医療事務の若い女の子は平気な顔でスッと出したので、以外と安い金額なのかなと思ったんです。しかし実際は65万円です。よくもまあ軽いノリで出してくれたもんです(笑)。

とてもじゃないけど、その時の私は貯金もないし、そんなお金すぐ用意できません。どうしようかと思いましたが、たまたま親戚数人がお見舞いに来てくれて、お見舞い金を頂いてました。しかし、それを全部合わせても5、6万円です。

そこで、高額療養費制度を利用しました。会社に電話して健康保険制度の事を確認してもらい、手続き方法を確認しました。そして最短で処理を行い、病院の医事課に相談して、高額療養費制度適用後の請求書を作成してもらいました。

その結果出た金額が、8万円代。何とかなりました。これでめでたく支払える金額になったという訳です。

 

まとめ

健康保険にさえちゃんと入っていれば、高額療養費制度という素晴らしい必殺ワザがあるので大抵の医療費は何とかなるという事です。

なので、民間の医療保険に加入していなくとも、そこまでおびえる必要はありません。大抵の事は何とかなります。

それを踏まえた上で、あなたのご家庭にとって足りない部分があるならば、民間の保険でまかなえば良いのです。

 

問題なのは、何らかの理由で健康保険に加入していない場合です。この状況は危険です。もし何か急病や事故などで大ケガをした場合、高額療養費制度は使えません。それどころか、健康保険も使えないので、3割ではなく10割負担になってしまいます。

風邪など急を要する物でなければまだ方法はあるのですが、急な物が対処不能です。だから、健康保険だけは何をやめても入っておきましょう。あなたの身近にもしそういう方がいるのなら、何とか健康保険だけは入るように勧めてあげた方が良いと思います。それでも本人が拒否するなら仕方ありません。さすがに自己責任でしょう。

今回のように、社会保険について詳しく知っておくことは、今後も人生を安心して生きていくために超重要です。それを理解していない方があまりに多すぎるのです。でもそれも当たり前、そんな事は家庭でも会社でも教わりませんからね。だからご自身で本や当サイトのような物で学ぶしかないのです。

 

ちなみに、公的医療制度についても一度詳しく知っておくことをオススメします。以下の記事でまとめてあります。