医療保険を選ぶ時の基本的な考え方

医療保険の賢い選び方の基本を知ろう

保険は何でもそうですが、考え方次第で選ぶプランもかける保障額も変わってきます。

なので考え方という物が、保険選びの方向性を決める大事な第一段階となります。

今回は医療保険にスポットをあてて具体的に考えてみたいと思います。

 

保険選びのポイント

まずは医療保険選びの基本的な考え方です。

  • 掛け捨てにする
  • 先進医療特約はつける
  • 安くてもOK
  • 終身保障・払込みタイプがベター
  • 1泊2日~2ヵ月程度の保障
  • ガン保険とは分ける

もしかしたら意外と思われる物もあるかもしれません。これらには私なりの考えがあります。

これらを1つ1つ理由をご説明していきます。

 

掛け捨てにする

保険プランはシンプル・イズ・ベスト

医療保険に限らず、保険は掛け捨てが基本だと私は考えています。

そして医療保険は、入院と手術という2つの大きな医療費を補償できることが基本です。

 

「掛け捨てはもったいないから貯蓄型にしよう」という考え方が主流の世の中に見えますが、貯蓄型は掛け捨てより当然高い。

「でも、貯蓄型だから高いのは仕方ない。その方が結局お得になるなら良いのでは?」と思うかもしれませんが、私はこのやり方が本当にお得とは思わないんです。それにお金の自由度も低いですよね。毎月より多くの額のお金が保険料として払うと決まっているのですから。

貯蓄と保険は分ける。

保険は掛け捨てにして保険料をなるべく安くし、浮いたお金で貯蓄をする。貯蓄するお金を保険にしばられてしまうのは良くないと思うんです。それだけ固定費を増やしてしまってる事にもなりますし。

保険はもしもの場合の備えとして入っておくものです。でも、もしもが起こらないのが一番良いから、保険を一生使われずに終われば一番良いハズです。だから掛け捨てが基本的な考え方なんですよね。それをより高い保険料を集めたいがゆえに登場したのが貯蓄型です。起きない事を願うんだけど、だからと言って起きないとも限らない。起きた時が大変だから、なるべく保険料を抑えつつも入ってはおく。じゃないと複数の保険にがんじがらめになって、保険料に家計が圧迫されます。保険料として支払っているうちは、必要になっても使えないという不便さがあります。

 

先進医療特約はつける

先進医療というのは、保険適用がまだ認められていない新しい治療法です。将来重い病気にかかってしまった時、「既存の保険適用の治療法では治せないけど、先進医療なら治るかも」という時に、お金がなくて試せなかったら悲しいですよね。

しかも、先進医療特約は今のところ凄く安く、月額数百円。今後、先進医療の分野はITのおかげで発達する可能性がありますから、この値段なら入っておいた方が良いと思います。

 

安くてもOK

保障額が安いプランでも、とにかく入っておけばある程度は保障されます。それでも足りてしまうかもしれないし、足りなかった分を自費でまかなえば済むこと。ところが入ってなかったら全て自費になってしまいます。

だからとにかく安くても良いから何かしら入っておく事の方が重要です。

目安としては、健康で大きな病気の既往歴や持病が無い、30歳くらいまでの方なら、3000円前後が目安になると思います。

 

終身保障・払込みタイプで

保障が一生涯続く終身タイプにしましょう。ある程度の年齢になったら保障されないのでは大変です。

そして、出来れば60歳くらいまで払えばその後は払わなくて良いというタイプの保険にしたいところ。支払いはなくなるけど保障は続くという嬉しいタイプです。

月々の保険料は高めになりますが、長寿化が予想させる現代では、長生きするほど支払う保険料の合計が高くなるという結果になります。だったら60歳までに払い込んでしまい、「あとは長生きするほど得なんだ!」と思って生きて行く方が良いですよね。

目的と利害が一致している方が、人間は目標を達成しやすくなるという研究結果があるそうです。なんていう名称だったか忘れてしまいましたが(汗)。

 

1泊2日~2ヵ月くらいの保障を

保障してくれる入院の期間が長い程保険料は高くなるし、また、日帰り入院とか色んな条件を幅広く保障する程上がるのは当然です。

そこで、頭を悩ませるのが保障内容と保険料のバランスです。

入院は1泊2日~2ヵ月くらいを目安にすると良いでしょう。

日帰り入院というのは条件が厳しいし、そう多いケースではないと思います。たいていは1泊2日以上になるでしょう。2ヵ月位あればほとんどの場合退院できます。

治療が困難で長期化した場合はこの限りではないので、もっと長期化した場合も対応できるものにするかはお好みで。

 

ガン保険とは分ける

ガン保険と通常の医療保険は別にすることを私はオススメします。

そうすれば乗り換える時に片方だけを乗り換えられるし、保障内容も分けて考えられてわかりやすいです。

好みに応じて、ガンだけは怖いし長期化した場合に備えて手厚く、医療保険はほどほどで、などとすることも出来ます。

 

まとめ

安くても良いからまず入っている事の方がはるかに重要です。これは健康な人にほど言いたい事です。

なぜなら、健康で若いうちは非常に入りやすく保険料も安く済みます。その保険に入り続けていたら保険料は年を取っても安いまま。

これが、加入する年齢が上がるほど、保険料は上がって行きます。まして、既往歴や持病があると、急に入りにくくなり(入れる保険の種類が激減)、入れる保険も引受基準緩和型という保険料が高いタイプになります。持病があっても重篤でなければ入れるけど、健康な人よりは高いですよ、というものです。

だから、若くて健康なうちに出来るだけ安くコスパの良い状態で医療保険に入った方が断然オトクなんですよ。私は10代という若いうちに持病を持ってしまったので、保険は悩みのタネです。

今あなたが健康なら、保険料が安いうちに、保障額が低い(保険料が安い)プランでも良いから、とにかく入っておくことをオススメします。