海外旅行の保険費用を節約して補償を最大限にするために必要な知識

海外旅行保険に入る意味

テーブルにつきタブレットを見ながら打ち合わせするスーツ姿の男女の首からしたの画像

海外旅行に行く時、海外旅行保険入った方が良いと思いますか?

そう聞かれたら、私の答えはイエスです。必ず入ります。

当サイトは節約をメインにしたサイトですが、お金の節約よりも海外旅行保険に入ることがまず一番大事です。せっかく入ったのに何も起きなければ保険は使われず、保険に入ったお金が損したみたいな気分になりますね。

じゃあ、海外旅行保険に入ったら、ケガや病気になった方が良いのでしょうか。「保険に入ったお金に意味があったよ!ケガして良かった」なんてことにはなりませんよね。そこが保険という商品の特徴的な所なんです。

出来る限り何も起きないように気を付けるのが大前提だけど、万が一起きた場合も想定しておいて、対処のためにかかるお金は十分に用意できるようにして、なるべく何も起きなかった時に近づける、というのが保険の役割ですよね。

もう一度いいます。「何も起きなかった時となるべく同じ状態に近づける」のが保険の役割です。だから、常に何も起きないことを目指しているんです。ケガや病気には絶対ならないようにするんだけど、100%ならないとは言い切れないから一応かけておくのが保険ですよね。そうです、まさに一応です。

解釈が難しいしバランスが大事ですが、保険に入ることが節約であるとも言えるんですよ。

その保険に入るかどうかの見極めは、「その事が起きてしまった時に自分が損失やダメージの大きさと掛け金のバランス」です。この損失にはお金だけじゃないですよ。時間的損失や労力、精神的なダメージだってあります。

後述しますが、海外旅行中にケガや病気になった場合の損失は日本にいる時より格段に大きいです。だからその保険が数千円で済むなら、全然入った方が良いと私は思うんですけどね。

 

海外旅行保険は必要か

赤と青2冊のパスポートの上にガラスの地球をかたどった玉と飛行機の模型

行った事ない方はあまりピンとこないかもしれませんが、海外旅行に行く時にはそれ用の保険に入るのが通常です。

日本ならどこにいてもなじみがない土地というくらいで、健康保険が適用された高水準の医療がすぐに受けられます。当たり前ですが。

ところが、海外ではそうじゃないんです。医療水準が低かったり、健康保険というものが存在しない国もあるのです。

世界一の大国アメリカも、国による健康保険制度はないんですよ。知ってましたか?ビックリですよね。民間企業などが行う健康保険や医療保険制度はあるのですが、日本みたいに国民皆保険ではないんですよ。

日本では通常、健康保険は必須となっています。会社勤めしていれば会社の社会保険に入るので、健康保険と厚生年金がセットで入ります。

会社勤めではない自営業の方や、無職の方でも、国民健康保険に入るのが義務となっており、基本的には健康保険は誰もが入っている事になります。

日本では当たり前のこの健康保険、海外では適用されないので、海外旅行の保険は必須と言って良いほど必要になります。ほとんどの場合病院に行くほどのケガなどなく帰って来れるでしょうが、万が一ケガや病気をしてしまった場合が非常にまずいです。

健康保険がないので非常に高額になります。少し大きなケガや病気をし、その時に医療水準の低い国にいてその国の医療で対応できない場合、医療搬送することになります。この医療搬送が高いんです。100万円をこえることがあり、下手すれば数100万円です。冗談じゃないですよね(笑)。だから海外旅行保険は必須なんです。

ちょっと考えてみてください。

日本でみんなが健康保険に入っているのだって、普段は使わないけど、急に病気になったりケガをした時に、保険適用で病院にかかることが出来るように、あらかじめ入っているんですよね。

それが海外では日本の健康保険は適用できないのですから、海外旅行中は健康保険に入っていない状態の期間という事になります。だから日本国内に居る時の健康保険の代わりになるものに入る必要があるんです。とりあえずここまでいいでしょうか。

 

クレジットカードに付帯している保険がある

クレジットカードをお持ちの方も多いと思います。まして海外旅行や出張で海外に行く方ならなおさらでしょう。

そこで思うことがあります。海外旅行保険にわざわざ入らなくても、クレジットカードには海外旅行時でも保証される保険が付帯している物があります。そしてクレジットカードの付帯保険には以下の2種類があります。

  • 別途お金を支払って付けるタイプ
  • 自動的に付帯している

しかも、年会費無料のクレジットカードにもかかわらず無料で付帯している物すらあります。ですが、やはり額と補償してくれる範囲は狭くなるんですよ。

海外旅行保険の補償は、たいてい以下の物になります。

  • 死亡
  • 後遺障害
  • 治療費用(旅行先での医療費)
  • 盗難(旅行先で大事なものを盗まれた)
  • 賠償責任(何かを壊したり人にケガを負わせた)

これが全部ついているのが旅行会社で海外旅行を申し込んだ時に勧められるセットの保険です。クレジットカード付帯の保険はこの内の一部であることが多く、しかも補償額も低めです。クレジットカードの種類や付帯させる保険のプランによります。

 

有料保険が必要な理由

真っすぐ続く病院の明るくキレイな廊下

クレジットカード付帯の保険があるなら、有料保険に入らなくてもいいのでは、と思われるかもしれません。ですがそれは間違いなんです。

その理由をこれからお話します。

 

クレジットカード付帯保険だけでは足りない

クレジットカードを作ると海外旅行の保険をつけられる事が多々あります。海外旅行の際にクレジットカード使えば現地の通貨に両替する必要もなく、海外旅行保険も付帯していれば非常に便利です。海外旅行の強い味方。

しかし、クレジットカード付帯の保険は補償の額も、カバーできる範囲も少ないのがほとんどです。だから足りない分を有料保険で補うのが最善策なんです。

  • 補償額が少ない
  • カバーできる範囲も狭い

これがクレジットカードに付帯している保険の特徴です。もちろん、種類を選べる物ならば高い掛け金のプランを選べば補償額も範囲も広がります。でも、他にも理由があるんです。次のに読み進めてください。

 

有料保険のみで良いか

では逆に有料保険のみではダメなのか。ダメと言うことはないですが、もったいないです。

付帯保険があるクレジットカードをお持ちだった場合、有料保険に入ったからそちらは無視、というのは単純にもったいないんです。

補償額が上乗せになるんです。仮に、クレジットカードの補償額が200万円だとして、有料保険が500万円だとしたら、合計700万円まで補償出来るという事になります。

すでに保険が付帯しているクレジットカードがあれば、この補償はこの額では足りないな、と思えば上乗せし、クレジットカードの付帯保険で対象外の物は有料保険で入る、などとすれば良いのです。足りない部分だけ有料保険で追加する、という考え方ですね。

 

有料保険+クレジットカード付帯保険が最強

もし同じ補償なら、クレジットカード付帯のみより、クレジットカード+有料保険の方が安くなります

だからクレジットカード保険と有料保険を組み合わせるのが一番良いんですね。クレジットカードに付帯する保険は、クレジットカードの入会者を増やすためにおまけ的な存在としていたり、クレジットカードを使い続けてもらうためなどもあるんだと思います。そのために保険としては安めに設定されていると思いますし、年会費無料のカードなどは保険自体が無料ですからね。

 

結論

結局一番良いのは、「持っているクレジットカードの付帯保険を確認し、海外旅行保険をバラ掛けで追加する」ことです。

クレジットカード付帯の保険も使えるので、この補償額では足りないな~という部分や、この種類の補償もつけたいなという部分だけ、有料保険のバラ掛けをすれば良いんです。

海外旅行のプランを予約したりすると、海外旅行保険はセットの物を提案されるのが普通です。ここでひとこと、「保険はバラ掛けで」と言えば良いんです。

そうすれば必要な物だけなのでセットで全部入るより安くなり、自分が必要と思うものだけで充実させられるのでお得だし安心です。ちゃんと内容も確認できますし。

物によってはセットで入ってしまった方がお得になることもあるでしょう。旅行会社に行く前に、お持ちの全てのクレジットカードの補償内容を確認して一枚の紙にまとめておきましょう。またはスマホでLINEのメモなどに書き留めておきましょう。

あとは何を追加するか、何を付けないかを考えれば良いんです。ちょっと面倒ですけどね。逆に言えば、ちょっとの面倒さだけで上手に保険を選んで節約できるんです。

今ごあなたが持っているクレジットカードに、保険が付帯しているか、付帯しているなら額は幾らか、何が補償されるのか、よくわからなければクレジットカード会社に電話して確認しましょう。

電話で聞いただけだと忘れるし、メモを取るにも追いつかないので、「私のカードの場合、何が幾ら補償されるかの一覧は、貴社のサイトのどのページのどの項目を見れば良いですか?」などと聞けば、電話オペレーターが教えてくれます。普通はそういうページが用意されている筈でしょうから。