保険に入るべきは3つの条件がそろった時

2018-11-22

保険も貯蓄も適材適所で選ぼう

青い四角い光が多数空中に浮かび、それを人差し指で押さえている

私たちが保険に入ったり貯蓄したりするのは、将来の何かに備えるからですよね。

では、この2つはどう使い分ければ良いのでしょうか。全部貯蓄ではいけないのでしょうか。逆に、何でも保険に入って済ませるのではダメなのでしょうか。

 

ダメとか良いとかは、ただ1つの基準で判断されます。ご自分にとってどちらがお金が得かです。

状況に応じて使い分けるべきなんです。

今回は、保険に入るべき状況についてのお話をしていきます。

 

保険に入るべき3つの条件

パソコンのテンキーを人差し指で押し、その左右にはペンと電卓が見える

保険の仕組みからして、入るべき条件は次の3つの条件がそろった時です。

  1. めったにおきない
  2. いつ起きるかわからない
  3. 起きた場合に自己資産で対処できない

この3つが揃ったときが、保険に入るべき状況です。

 

めったに起きない

めったに起きない、つまりは言い換えると、起きるかどうかわからないという事です。もしかしたら起きないかもしれないし、いつかは起きそうな気もするけど、確率的には低いという事柄に対して保険は向いています。

もし、頻繁に起きるとしたら、保険では対処できません。そんな保険はないと言えます。それはもっと根本的な別の対策が必要でしょう。危険な事が頻繁に発生する状態にあなたがあるとしたら、その場所を離れるか、警察に相談すろとか、保険とは違う対処方法になります。

めったに起きないから、多数の人から保険金を集め、運悪くふりかかってしまった少数の誰かに多額のお金を渡すという保険の仕組みが生かせるわけです。

という事で、保険に入るべき条件の1つとして、「めったに起きないこと」がまず挙げられます。

 

いつ起きるかわからない

いつ起きるかわからないという事も保険の向いてます。いつ起きるかわかっているなら、その時に向けて貯蓄すれば良いのです。今からその日までの月数を数えて、毎月一定額を貯金していけば間に合います。

保険は、いつ起きるかわからず、適切に備えることが出来ないからみんながお金を出し合うのです。そうすれば、突然のタイミングで起きても多額のお金を用意できるのです。

 

起きた場合に自己資産で対処できない

これが一番重要な理由でしょう。上記の2条件を、めったに起きないし、いつ起きるかわからない、という2つを満たしていても、自分のお金で対処できる少額の事であれば、そもそも保険に入る必要がありません。

たとえば、友達の結婚式に呼ばれるかもしれない。でも、実際に呼ばれるか確実ではないし、それがいつかもわからない。でも、3万円くらいだから、あまりに急ではあせるけど、でも用意出来ない金額ではない。こういう場合に保険に入る人はいませんよね。手持ちで何とかするか、貯蓄しておけば済む事です。そうです、自分で何とかなる金額の時は、保険ではなく貯蓄が適しているのです。

保険に入るべきケースというのは、自動車事故で対人・対物賠償などが発生してしまったなどのケースです。その賠償額は莫大になります。とても個人の資産では賄えません。それに、20歳から80歳まで保険料を納め続けたとしても、保険料が賠償額を上回ることもまずありません。ほとんどの場合が賠償額の方が明らかに高額です。

こういう場合は、保険に入るべきなのです。むしろ、絶対に入った方がよいケースと言った方がよいでしょう。

 

大金持ちで、何億でも自己資産で対処できる人は、保険なんていりません。世界的大富豪とかで、総資産が何10億もあるような人は保険に入らなくても大丈夫です。

 

保険に入るべきケース

講義を複数の外国人の大人が聞いている

保険に入った方が良いケースを挙げます。私はこの2つは誰もが絶対入るべきだと思っています。

  • 自動車保険
  • 火災保険

 

自動車保険

自動車保険は超必須です。

気を付けていても、起きる可能性はゼロではないし、起きてしまった場合の額が半端ないです。ハッキリ言って人生終わります。だから毎月掛け金を損しても、入っておくべき保険と言えます。

どんなに気を付けて運転していても、人身事故や器物損壊など交通事故を起こさない保障はありません。そして、万が一起きてしまった場合の補償額が莫大な金額になります。数千万円~億の単位です。

そんな金額は自分で賄えませんから、保険に入るべきです。誰もが可能性がある事ですから、入っておくべきです。

病気の場合の高額療養費制度のように、車には自賠責保険があるから良いのでは?と思うかもしれませんが、それは違います。

形は似ていますが、自賠責はまかなえる金額が、任意保険に比べて小さいです。任意の自動車保険は任意保険は、自賠責より遥かに大きな金額が設定されます。対人・対物などは無制限もあります。多くの人が無制限になっているでしょう。任意の自動車保険は、ほぼ必須保険だと思った方が良いです。実際、入っていない人はめったにいません。たまにいますが、周りの人から非常識と思われるくらい当たり前に入ってないといけない保険です。

 

火災保険

火災保険も絶対入っておいた方が良い保険だと思います。家が燃えてしまった場合に、その資産価値分のお金が入ってきます。ちなみに土地は計算外。

これがなければ、運悪く火事で家が全焼しても、何も補償がありません。大損害だけが残り、住む家もないのです。

隣の家が火事を起こし、それが延焼した場合、隣の家の保険では賄われません。燃やされ損なのです。類焼特約に隣の家が入っていればそれで賄われますが、入っていなければ終わりです。

そもそも、自分で家事を起こさないと100%は言い切れないのですから、損害が大きな物に関しては保険に入るべきでしょう。

 

医療保険・ガン保険

これは必ずしもとは言い切れません。日本の社会保険制度の中には、言うまでもないですが健康保険制度があります。国民健康保険とか、会社勤めなら会社の健康保険、公務員なら共済です。

何らかの健康保険に入っていれば、高額療養費制度というのが利用できます。これがあれば、入院や手術で数十万とか100万円超えの医療費がかかっても、その人の収入によりますが、一般的には10万円くらいまでしか支払わなくて良いのです。

残りは健康保険が負担してくれます。

だから無理に入らなくとも、ある程度の貯蓄があれば大抵は賄えます。

しかし、高額療養費制度が適用されるのは保険診療のみです。つまり、健康保険が適用出来ない治療に関しては、医療費を丸々支払わなければならないのです。たとえば、先進医療などです。ガン治療などで、開発されたばかりの治療法で、まだ厚生労働省の認可が下りていないものなどがそうです。

先進医療は、医療保険で賄えます。契約プランによりますが、たいていは2000万円まで補償などとなっています。ただし、先進医療も希望すれば必ず利用できるという物でもないみたいです。利用できるケースとそうじゃないケースがあるようです。なので、せっかく先進医療特約を付けてプラスαの保険料を払っていても、利用する機会がない可能性もあります。

また、医療保険の良い所は、入院すれば日額5000円とか1万円とか出たり、手術したら手術一時金、ガンと診断されたら一時金で100万円、などがあることです。もしもの際には非常に助かるものですよね。

個人的には、医療保険やガン保険は入っておいた方が良いものだと思っています。

 

保険に入る必要がないケースの例

仕事机のでパソコンをいじるスーツ姿の女性

このケースでは保険は向かなくて、貯蓄すれば良い話だよというケースの例をあげます。

 

学資保険

あまり聞きなれない人もいるかもしれませんが、学資保険はあまり入る必要がないでしょう。

お子さんの大学入学など、来るべき時に備えてお金を積み立てていくという、定期預金のような金融商品です。

しかし、これは「いつ、幾ら必要か」がほぼわかっています。だったら保険ではなく貯蓄でまかなうべき物です。

 

生命保険

あとは、ご両親と社会人のお子さんが3人いるなどのご家庭では、稼ぎ手が何人もいるので生命保険はまず不要でしょう。

生命保険は、一家の大黒柱が運悪く亡くなってしまった場合に、残された家族の生活を保障するためのものです。

お子さんが小さい夫婦のご家庭などで生きてくる保険です。さらに住宅ローンがある場合などはかなり有用と言えるでしょう。

 

まとめ

保険に入るべきなのは、3つの条件がそろった時というお話でした。

3つの条件とは、

  1. めったに起きない
  2. いつ起きるかわからない
  3. 起きたら自己資金で対処できない

でしたね。

保険に入るべきなのは、めったに起きないけどいつ起きるかわからない事で、起きてしまったら多額のお金が必要な事柄という事になります。

その例が、自動車事故などに対処できる任意の自動車保険。家が火事になった時のための火災保険でした。医療保険は、高額療養費制度があるから微妙な所で、個人の考え方次第ですね。

あなたの保険選び、見直しの参考になれば幸いです。