家電を最安値で買う

2017-11-07

青空にかざした一万円札

家電探しのコツ

引越したり一人暮らしを始めたりする時に、家電製品の準備は大きな出費の代表です。せっかくの高い買い物ですから、絶対失敗したくないですね。

そのためのポイントをまず挙げます。

  • 置き場の寸法を先に計っておく
  • メジャーを常に持ち歩く
  • 引越し前ではなく、引っ越した後に買う
  • 無理に一度に買わない

引っ越す前から家電が全てそろってる方は設置するだけなのですが、洗濯機、冷蔵庫、ガスコンロ、掃除機などは、普通は家庭に1個しかないので、入居する時点で持っていない方もいると思います。

当然買う事になりますが、急いで買って後悔するのだけは避けたいですよね。
冷蔵庫、洗濯機なども、1、2週間は無くても何とか生活出来るものです。
高い買い物なので慎重に選びましょう。

一番失敗してはいけないのが、置き場の寸法です。これは間違えると大変です。
冷蔵庫や洗濯機などを置けなくなってしまいます。

特に注意しないとなのは、冷蔵庫です。
洗濯機は、洗濯機スペースとしてプラスチックで床を覆って設けられている事が多く、だいたいの洗濯機はそこに置けます。

それに対し、冷蔵庫の大きさは製品により様々なので、スペースを確認しないで買ってみたら置けなかった、という事が簡単に起こりえます。

冷蔵庫を買ったは良いものの、冷蔵庫置き場として想定されているスペースの方が狭かったら大変です。
しかも冷蔵庫は、後ろと横に少し隙間を開けないといけません。

また、冷蔵庫は扉の開く向きが問題です。
流し台の位置からから冷蔵庫を見た時に、扉が開くのが手前からでなく、向こう側だといけません。これは大事な問題なので忘れないで頂きたいです。

ちょっと思い浮かべてみてください。

あなたは今、料理しようと、流しの前に立ってます。

冷蔵庫は流しの左側にあり、中の食材を取り出そうと扉に手をかけます・・・
が、扉は左側から開くタイプ。あなたが立っている右側からは開きません。

するとどうなるか。1、2歩歩いて冷蔵庫の左側に回り込んで扉を開け、中の物を取り出します。そして取り出した食材を持って、流し台まで戻ります。

どうでしょう、ものすごく面倒ですよね。
1回だけならまあいいかもしれません。
でも、料理の時は普通何度か冷蔵庫を開けるんですよね。

炒め物の最中に醤油を取り出してサッとかけたい時もあるでしょう。味噌汁にいれる味噌を取り出す、使ったらまたすぐ戻すなど、冷蔵庫の開け閉めって結構回数行うんですよね。

この様に、入居してみないとわからない事が多々あるので、引っ越してから買う方が無難です。

住み始めたら、アパート内のいたる所の寸法を測り、メモしておくか、携帯やスマホのメモ機能、または自分宛てにメールを送るなどの方法を使って記録しておきましょう。

引越したばかりの頃は、常にメジャーを持ち歩く事をおすすめします。

仕事や学校帰りに家電量販店に寄った時、欲しいと思った家電の寸法がすぐわからない事もあります。そんな時にメジャーがあれば計れますし、置き場の寸法と合っているかどうかも、先ほどのメモを見ればわかります。

また、サイズだけでなく、部屋の雰囲気に合っているかも気になりますね。
その辺は少し住んでみてからでないと把握しにくいです。

一度に買いそろえると、後になってみたら結局必要なかった、という物まで買ってしまう事にもなりかねません。

引越しに備えたまとまったお金が用意出来ていたりすると、つい早めに買って、早く落ち着いて生活したい、と思ってしまうものです。それは大賛成なのですが、家電の購入だけは慎重に。引っ越して数日住んでみてから選ぶ方が無難です。

 

家電を買う方法の色々

電化製品を買う方法は、家電量販店だけではありません。今の時代はいくつか方法があるので、それをご紹介していきます。値段も変わってくるので、全てひっくるめて一番やすく家電を購入するワザもご紹介します。

リサイクルショップで買う

家電を安く買うという場合、まず浮かぶのがリサイクルショップ。有名なところではハードオフなどがありますが、その地域により色んなリサイクルショップ、中古ショップがあります。

新品の家電よりは安いので、価格だけを言えばお得なのですが、コスパは良くないです。中古の割りには結構高いんです。

私がリサイクルショップを数軒回った限りでは、新品の20~30%オフくらいでした。

新品を買った人がほんの数ヶ月使っただけなら納得の値段ですが、実際は何年も使った物だって少なくないです。
それで20~30%オフではちょっと割りに合わない。

どれだけ使われていようと、とにかく少しでも安い方が良いなら中古・リサイクルで買う、という考え方もあるでしょう。

逆に、少ししか安くないならば、新品の方が良いともいえる。どう考えるかは好み次第です。

私の意見ですが、長い目で見たら、新品の方がコストパフォーマンスは高いと思います。

その地域の相場や、そのリサイクルショップによっても相場に違いがあるかもしれません。

ポイントとしては、近所にリサイクルショップを見つけたら行って見てきましょう。どのメーカーの、何年前の製品が何パーセント引きで売られているか、これを確認します。いいのを見つけてもまだこの段階では買わないで、あとで家電量販店に行き、価格を比較してみます。

こうやって、その地域の相場を確認します。家電屋さんで売っている新品の値段と、リサイクルショップなど中古の値段の差が大きいかどうか。大きいなら中古を買うメリットは大きくなりますし、差が小さいなら新品を買った方が良さそうです。

中古と同じくらいの値段で同じような新品が買えることもあるんですよ。

 

家電量販店で買う

ヤマダ電器、コジマ電気などの家電量販店は価格が安いですし、結構な額のポイントが付くのでかなりお得です。
1つ家電を買って得たポイントで、また別の家電を安く買うという方法もあります。

配送を頼んだ場合は送料がかかる事と、届くのが後日になる事を覚えておきましょう。
一人暮らしの場合は自分がいないと受け取れないので、日時を指定しないとなりません。
日時を指定したら、必ずその日のその時間に家にいないとなりません。
結構面倒なんですよね。

引越したばかりは何かとバタバタするので、スケジュールをしっかり把握してメモして持っておくと良いです。

家電量販店は大きなポイントが付くのがもはや常識ですが、ケーズ電器はポイントは付きません。その代わりに元から安いというのがケーズ電器の宣伝文句です。

ちなみに今の所、ケーズ電器以外にポイントが付かない家電量販店を私は聞いた事がありません。

ここで気になる事が一つ。
ポイントが付く家電量販店と、ケーズ電器の様にポイントはなく現金値引きのお店はどちらが安いのかという事です。その答えがわかれば、安い方で買えば良いだけのこと。

そこで、実際にヤマダ電器とコジマ電気で、同じ商品を5個ほど比べてみました。

すると、ほとんどの物は確かにケーズ電器の方が安いのですが、逆もありました。
ポイントが付かないにもかかわらず、ケーズ電器の方が高いのです。全く同じ型番の商品がですよ。

同じ商品だったらケーズ電器の方がポイントが付かない分安いということではない」のです。

なので、本当に最安値で買いたければ、複数の家電量販店で比べてみるしかありません。
実際に複数のお店を回って、値段をメモして比較する必要があります。

ここで、例を挙げて比較の仕方を具体的にご説明します。
現金は赤、ポイントは黒で表しています。

ある商品がケーズ電器で50000円だったとします。ヤマダ電器に行ってみたら、その商品が55000円でした。でもポイントが10000円分付きます。

55000円からポイントの10000円分を引くと、55000 - 10000 =45000円 です。
そうすると、ヤマダ電器の方が5000円安いです。

でも、飽くまでポイントです。55000円のお金を払ったら、10000円分のポイントが貰えて、ヤマダ電器で買い物をする時に使えるという話です。

ポイント分の10000円を引けば45000円になりますが、どうしても55000円のお金があなたの財布から消えるのです。
ケーズ電器なら、財布から消えるお金は50000円です。でもポイントは貰えませんが。

混乱して来ますね。つまり、どう考えたら良いか、結論です。

今後も家電製品を買う予定があるなら・・・
ヤマダ電器で買った方が多分安い(多分と言った理由は、今後買う家電がケーズ電器の方が安いという場合もあり得るから)。
その10000円分のポイントは、ヤマダ電器で買い物をした場合に限り、お金と同じと考えられます。

逆に、近い将来何も買う予定がないなら・・・
ケーズ電器の様な、現金値引きの大きい方のお店で買うと良いでしょう。
ポイント値引きのあるお店で買って、使うのかわからないポイントを貰っても、財布から消えるお金が多かったら無意味ですから。

また、ヤマダ電器の様にポイントが貰える家電量販店では、一回の会計でまとめ買いせず、1個家電製品を買い、それで得たポイントで後日別の家電を買うという様にすれば、ポイントを寝かせておかずに、お金と同じ価値を発揮出来ます。

ここまで、ご理解頂けましたでしょうか。
実はもう1つ比較に加えるべき、見逃せない売り場があります。
それを次の章でご説明します。

 

インターネット通販で買う

 

家電量販店以外に、インターネット通販で買う事も出来ます。
楽天市場アマゾン(Amazon)価格.comなどが有名ですが、これが安いのです。

価格.comを聞いた事がないかもしれませんが、色々な通販のお店の家電を一覧で比較出来るという、とても便利な有名なサイトです。
ついでに言うと、ヤマダ電器やコジマ電器などの家電量販店は通販も行っていて、価格.comに出て来ます。

家にいながらにしてパソコンで色んな製品を同時に見て比較出来ますし、同じ家電でもお店ごとに値段は違いますが、それを安い順に並べ替えたりと、非常に便利です。

また購入した人の本音の口コミが掲載されており、とても参考になります。

家電量販店とインターネット通販の、両方を比較して安い方が、最安値となります。

順番としては、まず家でインターネット通販で欲しい製品を探し、送料込みの値段をメモします。それを持って家電量販店に行き、同じ商品の値段を比べます。

次の章では、実際にに最安値で家電を買うための具体的な手順をご説明します。

 

家電を最安値で買う方法まとめ

最初に順番を示しておきます。

  1. インターネット通販サイトで値段を見る
  2. ポイント付きの家電量販店の値段と比べる
  3. 最後にケーズ電器の値段も確認し、一番安い所で買う

面倒ですが、安く買うことを求めるならば、これが正しい方法です。

では順を追ってご説明していきます。

 

インターネット通販サイトで値段を見る

まずはインターネットの楽天市場Amazon価格.comなどのサイトで欲しい家電を探します。

より多くのサイトを見た方が安い物が見つかる可能性が上がるので、面倒くさいですが上記の3つのサイトを全て見るのが良いでしょう。
パソコンで少し検索するだけですので、なんとか頑張りましょう。

多数のお店が集まっている価格.comを見れば、多分ほぼ最安値なのですが、価格.comに出店してなくても、楽天やAmazonに出店しているお店もあります。

もしそういうお店が最安値を付けていたらと思うと確認しないのは勿体ないです。
それで欲しい商品の最安値を見つけたら、その値段を送料も含めてメモします。

 

ポイント付きの家電量販店の値段と比べる

次に、そのメモを持ってポイント付きの家電量販店(ヤマダ電器、コジマ電器など)に行き、価格と貰えるポイントを確認しメモします。
送料がかかる場合もあるので確認して下さい。(ポイントの考え方については、このページ内の先の項目「家電量販店で買う」をご覧下さい)

お店に足を運ばずとも、電話で確認することも出来ます。

  • 製品名や型名を伝え、この製品が置いてあるか
  • 幾らで売っていて、ポイントはいくつ付くか
  • 送料はいくらか

上記3点を確認しましょう。色が何パターンかある商品なら、あなたが欲しい色の在庫があるのかも確認しましょう。

製品名より型名で確認するのが良いです。電化製品は、製品名、品名(品番)、型名(型番)などがあるのですが、型名が確実です。品名だと細かいタイプ違いなどを含めて総称だったりしますが、型番だと1つの型のみを表す名称なので。

 

最後にケーズ電器の値段も確認し、一番安い所で買う

最後に、ケーズ電器に行って価格を確認し、メモした2つと比較します。

前項と同様に、電話して製品名や型名を言って確認してもらってもいいでしょう。
型名というのをメモしてあると便利です。

最後に、今挙げた3つの中で、一番安い所で買う、これがおそらく最安値です。

ポイント付きの家電量販店が最安値なら、そのお店に戻ります。
インターネット通販が最安値なら、家に帰ってパソコンで注文します。

ちなみにこの方法は、購入する金額を最安にするという、お金の事だけを考えた方法です。移動のガソリン代とか、面倒くささ、労力や時間的コストまでは考慮していません。

また、店頭で買った場合は即手に入りますが、ネットショッピングでは届くまでに何日かかかるという点もご注意を。(店頭で買った場合も配達を依頼すれば数日かかる)

ここまで、長くなりましたが、どこで買うかで数千円の差が出ることもあるので、頑張って調べてみてください。

 

家電を最安値で買う方法のおまけ

ここまでで家電を最安値で買う方法を具体的に細かくご説明しましたが、はっきり言って手間は相当かかります。家電量販店に足を運ばずに電話で確認するにしても、店員さんが確認してくるのを待ったり、型番を調べたりも結構手間でしょう。

そこで、「最安値じゃないかもしれないけどかなり安い部類に入る方法」もご紹介しておきます。

それは、一切店頭には行かずにインターネットだけで完結させるという方法です。

このページでご紹介した、「インターネット通販で買う」の方法だけで決めてしまうということ。実はこのインターネット通販の「価格.com」は、色んなお店が出品しており、安い順に慣れべて比べることを売りとした通販サイトです。「食べログ」を運営しているのもこの価格.comで、かなり大規模な会社なんです。

この価格.comは、ある商品がどのお店が一番安いかだけでなく、どの商品が一番売れているか、購入者の良い口コミが多いか、などのランキング順に並べることも出来ます。

このランキングを使いどの商品を買うか決め、そしたら今度は一番安く売っているお店を調べ、もうそこで買う、という手順で終わりにするのも一つの手です。

家電量販店と比べてないので、本当に最安値かはわかりませんし、届くまでに日数はかかります。でも家から出ずにパソコンやスマホの画面だけで商品選びから配送の手配まで全て済むので、労力と時間のコストは圧倒的に少なくて済みます。

私はこの方法を取る事が結構多いです。車通勤なのですが、帰り道のルートを少し外れる程度で寄れるところにヤマダ電器があります。

電子レンジが急に壊れた、みたいに差し迫った時ではなく、何かの電化製品を気長に探しているときは、家のパソコンで価格.comを調べたり、仕事が早く終わった日にヤマダ電器によって見て来たり、という感じでお店に寄るくらいです。

以上、家電を最安値で買う方法でした。

あなたならではの家電を安く買う方法などあれば、どうぞコメントください。お待ちしております。