電気料金の仕組みをしっかり学んでおこう

2018-07-30

電気料金の仕組みを完全に理解しよう

なぜ理解した方が良いのか、それは節約の効果を最大限に高めるためです。電気料金の仕組みを知らないと、間違った電気代の節約をしてしまう事があります。

節約したくても、一番計算がしにくいのが電気料金の特徴でもあります。水道やガスは使ったら使った水・ガスの分だけかかるのだろうとおおざっぱな予測が経ちますが、電気はひねって出した量などと単純ではないし、使う電化製品によって同じ時間使っても全く電気代が異なります。水みたいに目に見えないので感覚的に把握しづらい物ですし。

こんな電気代ですが、仕組みを知ることで予測がつきやすくなりますし、どの家電をどんな風に使ったら電気代がより多くかかるのかを知っておくと、電気代の節約が上手に行えるようになります。つまり、より簡単に多くの電気代を節約できます。

ほとんどの人は理解しないまま「今月は電気代があがったわね~」なんて話をしています。仕組みを把握しないで印象だけで一喜一憂しても節約は出来ません。

電力自由化、電力会社を見直そう、なんてワードがよく飛び交いますが、あれはまた別の話だし、実は大きな落とし穴がある事が全く語られていないんです。我が家の場合もそうなんですが、とりあえず電力会社を変えない事が一番の節約になるご家庭が多いんです。その話は更に先の話なので置いといて、今回はまずは電力の仕組みを理解しましょう。

一度理解してしまえば、そうそう仕組みが変わらないので早めに知っておくことを強くお勧めします。

 

電気料金のなりたち

電気料金は細かく言うと従量制と定額制とありますが、ご家庭の場合は従量制です。今回は一般的な従量電灯Bを例にとってご説明します。電気料金プランの種類については後述します。

電気料金は、以下の3つが合わさった構成になってます。

基本料金 + 電力量料金 + 再生可能エネルギー

基本料金

基本料金は聞いた事ありますよね。20A(アンペア)、30A、40Aと契約電気容量が上がるほど、基本料金も数100円ずつ高くなります。

契約期間中に、全く電気を使用しない月があった場合どうなるのでしょう。

電気代を払わなくてよいのでしょうか。この場合、基本料金が半額になります。電気代を払わなくて良いのだったら一番良いですが、そうはならないんですね。契約している以上仕方ないですね。いつでも使いたければ使える状態になっている訳ですからね。半額になるというサービスがあるだけでもありがたいと思います。

 

電力量料金

電力量料金は、使用した電気の量に応じて高くなります。私たちが普段電気代と呼んでいるのが主にこれの事ですね。

これは2つの要素から成り立っています。

  • 電力量料金単価 × 使用量
  • 燃料費調整額 = 燃料費調整単価 × 使用量

燃料費調整額はマイナスになる事もあります。電気を作るのに石油など資源も使われていますが、その価格は変動するものです。価格が上がればその分電気代を高くし、下がればその分安くします。燃料の価格に応じて電気代を調整するという物です。

燃料費調整単価はだいたいプラスマイナス1円くらいです。2018年7月時点では-0円74銭となっています。

再生可能エネルギー発電促進賦課金

「再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 使用量」で計算されます。

私の経験上、再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は2~3円くらいが相場です。この単価は全国一律です。

電気料金の適用開始日は

電気が使えるようになった日から計算されます。例えば引越した時、ブレーカーを上げたら、その日が開始日になり電気料金の計算が始まります。

 

W(ワット)とVA(ボルトアンペア)の違い

ところで、家電製品の電気代が気になって確認したり、電気料金について調べているとぶつかる、電気の単位の数々。なんで幾つも単位が出てくるの、それぞれは何を表してるの、どうやって電気代を計算するの?!と頭を悩ませます。

これを理解していないと、省エネの家電に買い替えたいと思っても、気になる家電のスペック(性能)表を見ても、実際の電気代をどう計算すれば良いのかがわからないんですよね。

まず、W(ワット)もVA(ボルトアンペア)も、どちらも電力を示す単位であるのは共通です。電化製品に表示されているのは主にワット。

そして、皮相電力と呼ばれるものをボルトアンペアで表します。

で、皮相電力とはですが、電気の交流には、有効電力と無効電力があり、実際に電気を流す上で仕事をしてくれるのは有効電力の方だけ。無効電力は電線を流れるだけで、言ってしまえば無駄になっている電力。家庭で使用する電気に直接役立っていません。

ただ、ご安心ください。この無効電力は電気料金には換算されておらず、あくまで有効電力の方だけ課金されています。

有効電力と無効電力を合わせて皮相電力と呼ぶんです。それをVA(ボルトアンペア)で表しています。つまり無駄になっている料金のかかっている無効電力まで含めた電力をVA(ボルトアンペア)で表すんですね。

 

参考資料

enepi(https://enepi.jp/articles/69)

TEPCO(http://www.tepco.co.jp/renewable_energy/impost.html)