ヤフオクでコスパ最強の中古スタッドレスタイヤを見つける手順まとめ
ヤフオクがお金も時間も節約してコスパの良いスタッドレスタイヤが見つけやすい
この度(といっても実際は数年に1回)、中古でスタッドレスタイヤとホイールのセットを探すのにか~な~り苦労しまして。
自分で理解した上でちゃんと自分の車に合う、なるべく安く、今後2、3年履けるタイヤを2万円くらいで欲しい」という目標があったため、徹底的に調べまくり、各所にTEL確認を行いまして、なんとか満足のいくタイヤを安くゲット出来ました。
同じように苦労したりわからなくて悩む方の役に立てばと、記しておこうと思った次第です。
今回は、私が何度も繰り返し探し直して最終的にたどり着いた、スタッドレスとホイールのセット探しの方法をご紹介します。
最初からこのやり方をしていればもっと短期間で見つけられただろうにと悔やまれませうが、何せタイヤとホイールは奥が深いから仕方なし(汗)。
タイトルの通りで、中古のスタッドレスタイヤ探しはヤフオクが一番だと思ってます。実際私もヤフオクで買いました。
他のサイトを色々見れば一番くまなく探せるのは良いのですが、時間が膨大に必要です。その割にはそうそうヤフオクより良い商品が見つかる可能性は高くないです。事実、私が探した限りでは、ヤフオクより良いタイヤは1つも見つかってないです。
もともと時間がかかる作業なのに、そんな費用対効果の悪いことをしていては、時間を損するばかり。つまり意味がほとんどない。中古ショップも複数のサイトに同じ商品を掲載しているので、ほとんどが重複なんですよね。基本的にはヤフオク1つ見ればOKです。
ということで、そのヤフオクでスタッドレスを探していきましょう。
- 最も時間を節約し
- なるべく良いスタッドレスタイヤを
- なるべく安く
こういう条件で買うための最良の方法だと私が思っている、具体的なスタッドレス探しの手順をご案内していきます。
では、前置きが長くなりましたが、具体的なお話に入っていきましょう。
偏平率、ロードインデックス、リム幅、pcd、ハブ径など、スタッドレスやホイールを表す数値や言葉の意味は以下にまとめたのでご覧ください。
スタッドレス探しの手順
全体の流れはこうです。
- 車の規格を調べる
- 条件を指定
- 即決価格順に並べる
- めぼしいタイヤを探す
- いくつか程度候補を挙げる
- 予算上限に近い価格帯から、送料無料商品も見る
- 比較しやすいように一覧表を作る
- 3つ位の候補に絞り順位をつける
- 販売者に疑問点を質問
- 入札
こうやってみると、手順が多くあるように見えますが、時間の90%は「めぼしいタイヤを探す」に費やされます。他はその準備みたい物で、すぐ終わりますのでご安心を。
効率的に探すには、一番最初の条件指定がカギです。簡単に終わる作業ながらも重要です。
ご自身の車に合うタイヤは限られてるのですから、余計なものを一覧に出てこない方が良いです。そして、合うタイヤはもれなく出てくれるようにしたいです。
そのための検索条件の絞り方があるので、それもご紹介していきますね。
まずは車の規格調べから
まずは絶対に外せないのがこれです。既におわかりなら良いですが、曖昧だったりわからないなら調べましょう。
車の取扱説明書を見ても、エディションやグレードによって違うのか、共通なのかハッキリしないので、ディーラーにTELするのが一番良いと思います。
その際、車の正式な型式が必要なので、車検証か、車を購入した時の納品書とかで確認しておきましょう。
ここが間違ってるとせっかくタイヤを買っても合わないという悲劇につながるので確実に。
上手な条件設定のやり方
これから示す手順通りにするのが一番良いと思います。
この順番入れ替えると、何故か出てこなくなる検索条件があったりして、一覧に並ぶ商品の内容が少し変わる可能性があるんです。色々試したのでがハッキリしないんですよ。でもとりあえず今回の方法でやれば漏れる商品は無さそうなので、これで行きます。
画像付きでご説明していきます。画像はパソコンの画面です。
まずはGoogleなどで「ヤフオク」と検索します。

一番上の「ヤフオク! – 日本最大級の・・・」をクリックするとヤフオクが開きます。

左側のカテゴリーの一覧内の、「自動車 中古車・・・」にマウスをのせると右側に細かいカテゴリーが出るので、その中の「タイヤ、ホイール」を押します。

ご自分の車に合うインチのところを押します。

あなたの車の穴数と一致するところのスタッドレスを押します。
ここまで選択した上で、画面上部の検索窓に、あなたの車に合うタイヤサイズなどを入れて検索します。「205/60R16」などです。これを打って検索ボタンを押します。

今回は中古で探すので、それ以外を除外した方が探しやすいので、中古を押します。

1ページに表示する件数をお好みで調整。私はあまり長いよりはページで切り替える方が楽と感じるので、50件にします。

「即決価格の安い順」に並び替えます。「価格の安い順」にすると不都合なんです。
何故かと言うと、ヤフオクでは多くの商品が1円スタートで出品されるので、色んな価格帯の物が一覧に並んでしまい、その商品が実質どのくらいの価格の価値のものかわからないんですよ。
即決価格順ならば、売り手の意思でつけられた価格ながらも、だいたいの目安で並んでくれるので探しやすいんですよね。

右の方にある田のようなマークを押すと、表示形式が変わります。
これだと目を左右に動かすことが多くなって探しにくいと思うのですが、この辺は好みで変えましょう。
これで条件設定が完了です。あとはタイヤを見て行くだけ。

1ページ目は値段が安すぎる、つまりは状態の良くないタイヤしか出てこないです。

なので一旦一番下の方までスクロールしてページを切りかえてもう少し価格帯を上げましょう。

ある程度ページを進めた価格帯からみていきます。
こうやって安い方から一覧を眺め、気になったタイヤを見て行きます。

面倒でも、クリックして開いてみてみる必要があります。

下にスクロールするとその商品の詳しい状態説明があります。
候補をいくつか挙げる
商品をどれだけたくさん見るかは好み次第です。これでいいなという商品を見つけたらやめるのも1つの手。
ただ、最高コスパを目指すなら、ある程度予算の限界まで見た方が良いです。値段の割に良い商品が見つかって、数年履けるかもしれません。今安く買えたとしても、ワンシーズンしか履けなかったらコスパは悪いですよね。だから見る時間があれば予算の上限付近も見た方が良いと思います。
そして、「もうそろそろ上限かな~」という価格帯で、もうひとふんばり。最後に送料なしの商品だけ幾つか見てみてください。
即決価格の安い順に並ぶ中で、送料無料ならその分安いと言えるので、見てみる価値はあります。
更に言うと、1円スタートの即決価格なしの商品からは探していなので、一応見るのもありです。ただし、前述のとおり全て見てると効率が悪く厄介です。
なので、「残り時間の短い順」並べ替えて、1、2ページ分位だけ見ます。


稀に良い商品がそこそこの値段の価格で出ている事があります。そこで最後にサッと入札して落札できれば儲けものです。これで良い商品をゲット出来たら美味しいです。
ただ、他の人も欲しくて入札しているので、あなたが入札した後にさらに入札してくる可能性があります。ある意味ダメ元でチャレンジする感じです。そこは残り時間貼り付いて、スリリングなゲームのように取り組んでみてください。
長い時間その商品を気にして競り落とすのは大変ですが、残り時間が少ない商品を最後にサラッと落札出来たら手間も少ないですからね。
最終的な候補を選ぶ
候補を挙げつくしたら、その中から最終的な1つを選ぶわけですが、出来れば上位3つくらいを優先順位つけて決めておくと良いです。
迷っているうちに他の人に買われてしまったり、入札で負けてしまう事もあります。候補1位のものが他の人に買われてしまっても、3位くらいまで決まっていればすぐ次を買うべく動けますので。
候補を絞りつつも、この段階辺りでもう一つ、最後の仕上げを同時進行で行います。
候補になりそうなタイヤの販売者に、質問メールを送っておきます。候補をしぼってから質問してると、返答を待たないと入札できなくなるので、早めに送っておきます。
- バランス調整済みか
- タイヤ修理痕などはないか
- あなたの車種に適合するか
- その他気になる点全部
主にはこんなところです。タイヤとホイールのセットは基本的にバランス済だとは思うのですが、一応確認しましょう。
タイヤ修理痕があるのに書いてないのはそもそも良くないですが、確認しておけば安心です。
あなたの車種に適合するかは販売者も責任を取りたくないので、「こちらではわからないので自己責任で」と言われることが多いですが、「適合する」という回答をくれるプロもたまにいます。その方が買う人も安心して売り上げも増えるので、レベルが高いお店は答えてくれます。一応聞いてみましょう。
その他、不明点などあれば聞いておきましょう。
聞きたい事はまとめて一通の質問メールで聞いてしまう方が楽です。質問を送って返事を待って、としている内に1、2日経過してしまいます。
そして、意外と便利なのが比較表を作ることです。
比較表を作るのが、一見面倒だけど正確に比較するコツだと思います。勘違いがなくなり明確に比較できます。
ExcelやGoogleドライブのスプレッドシートを使って例えばこんな感じで。
これは私の例であって、この通りである必要はないですが、特に比較したいポイント、気になるポイントを書き出して並べておくと、パッと見れば比較したいポイントがわかって便利です。
いざ、入札
最後は入札です。
ここまで済んだらあとは買うだけ。全ての準備はここまでにやってきてます。
優先順位が1位のものから入札していきましょう。
即決価格のみで出品されている物は、その値段で買うしかありません。即決価格と入札の両方出来る設定の商品もあります。その場合、入札形式で行けば、即決価格よりも安く買える可能性があります。
ヤフオク利用時の注意点
注意点が幾つかあるので述べておきます。
- 販売者の評価点、評価数を確認
- 送料はかかるのか。幾らなのか
- ストアは消費税がかかる
- 終了時間間際でも、他に入札がなければ焦る必要なし
評価点や評価の数は重要です。
タイヤに限らず、ヤフオクで買う場合は販売者の評価点や評価の数も気にしましょう。
- 評価点が高く97%以上くらい。最低95%くらい
- 評価数は100以上。多い程良し
評価点は購入した人からの評価です。商品に問題がなく、トラブルが起きる事態も少ない良質な販売者の目安になります。評価する側も色んな人がいるので、どうしても多少の悪評価は付き物です。問題はその割合。97%くらいあれば安心と言えると思います。
評価数が少ないと、正しい評価とは言えないですし、販売経験も少ないという事です。販売経験が多い程そのジャンルの商品に詳しいか、元々プロの可能性が高いので安心です。また、評価点も均一になってくるので、評価数が多く評価点が高ければより安心です。
それから送料。
送料無料と表示されている商品以外は、送料がかかることをお忘れなく。商品ページをよく読むとどこかに書いてあります。具体的な送料が記載さいていない場合は、指定の配送業者のサイトに行き、料金表をみましょう。
出品者の県は必ず載っているので、その料金表で出品者の都道府県とあなたの都道府県間の運賃を確認すれば、だいたいの送料がわかります。商品価格と送料の合計が支払う額になります。
販売者がストアかどうか。
ヤフオクでは、販売者のスタンスに2種類あり、ストアとして登録している販売者と、そうじゃない販売者があります。ストアだと消費税がかかるのでその分だけ少し割高になります。
ストアだから業者、ストアじゃなければ一般人、というわけではなく、ヤフオクの中での設定です。
出品終了時間が近い場合。
入札者がゼロなら焦る必要はなし。いずれ再出品されます。出品者の設定次第ですが、再出品時に少し価格を下げる場合もあるので、あえて再出品を待つのも一手。
ヤフオク内で使われる言葉
ヤフオクでタイヤを探す時に出てくる言葉をいくつか解説しておきます。
- バリ山
- 8分山、9分山などの表現
- ノークレーム、ノーリターン
- 元払い、着払い
- Yahoo!かんたん決済
バリ山。
出品者が使う言葉で、タイヤの溝がたくさん残っている印象を与えて目を引くためにつかっていると思われます。この言葉だけで判断するわけにはいかないですね。
8分山、9分山などの表現。
8分山は8mmという意味ではなく、実際にはそれより少なく6、7mmのことを指します。つまり、溝が残っている印象を与えるために、実際の数値ではなく何となくの印象として〇分山という表現を使っていると思われます。
ノークレームノーリターン。
この商品は中古品であり「返品もクレームも受け付けませんよ」という意味の言葉です。通販なので返品対応などは手間がかかる事などもあるのでしょうが、それで納得のいく人だけ買ってくださいというもの。ネットでの売買ではよく言われます。
元払い、着払い。
送料を、出品者と購入者のどちらが払うのかというもの。元払いが出品者、着払いが購入者負担です。
Yahoo!かんたん決済。
とても便利で安心なヤフオク特有の支払い方法です。これを利用すれば、購入者が先に支払いをするものの、Yahooがお金を一旦預かり、商品が購入者にちゃんと届いてから初めてYahooから出品者に支払われるというシステムです。
これにより、万が一商品が送られてこない場合はお金が返金されます。出品者も購入者も、トラブルを避けるためにほとんどの人がこれを使っています。
とくに面倒な手続きはなく、Yahoo!かんたん決済を選んで支払い手続きを進めるだけ。実際のお金の支払いは、クレジットカードや、コンビニ決済などで行います。そう面倒ではないので、ぜひ使って欲しい方法です。
まとめ
中古のスタッドレス&ホイールのセットをヤフオクで探す流れとしては、まず条件設定です。
- 自動車・中古車・・・の中の「タイヤ、ホイール」を押す
- タイヤ・ホイールセットのインチを選ぶ
- 適合する穴数のスタッドレスタイヤを押す
- ご自身の車の205/60R16などの数値を検索窓に打ち込む
- 左側の中古を押す
- 即決価格の安い順に変える
という流れです。これが今現在私が良いと思っている条件設定の手順です。
そしたら後はスタッドレスタイヤを探していきます。
- 予算上限付近の送料無料の商品を見る
- 候補を挙げる
- 比較表を作る
- 上位3つくらいを決める
- 入札
必ずしもこの方法である必要はまったくありません。ご自身が良いと思う方法があればその方法でやって頂ければと思います。それを探すための目安にでもなれば幸いです。
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