節約とはお金を使わない事ではない。本当の意味とは

節約を何のためにするのかを確認しておきたい

非常に多くのレシートや領収書の画像

最近急に暑くなったと思えば、また気温が下がったり、温度変化が激しくて、また紫外線も強い時期なので過ごしにくいですね。

私は季節の変わり目に体調を崩しやすいので、こういう時期は苦手です。パフォーマンスも下がります。風邪もひきやすくなるし。

突然ですが、ちょっと考えてみて頂きたい。節約とはどういう意味だと思いますか?

「お金をなるべく使わないで暮らすこと」

ですよね!

と、思われるかもしれませんが、残念ながらちょっと違います。正解は、

「無駄な出費をなるべくなくすこと」

でしょうか。実は、それも少し違うと私は思ってます。

 

じゃあ節約って一体なんなのか?節約とは、「お金の使い道を変える事」だという事を理解してもらいたいのです。

 

お金に関する知識が大切

開かれた本の上にパソコンや電球、ハガキ、ビックリマーク、ハテナマークのスケッチが浮かんだ図

お金に対する知識、マインドというのはとても重要だと私は考えています。

正しく理解していればお金を上手に使ってより豊かな生活を送れるようになるし、理解していなければお金により苦しい思いをしたり、お金に支配されるかのような生活になってしまうかもしれません。

これを知っているかどうかで、今後の人生が変わってくる筈です。これから将来に稼ぐお金の額にも影響するでしょう。

 

お金には価値がない

お金に価値がないだなんて、何を言っているの?という感じでしょうが、これは半分間違い、半分正しいんです。つまり、正しさもあるんです。

節約が、お金の使い道を変えることだとは何が言いたいのかが最終的な議題ですが、それを理解するために、その前に理解しておくべきことがあります。それをまずお話させて頂きます。

 

例えばいま、節約して上手くお金を余すことが出来たとしましょう。節約が成功してやった~という所ですが、この時点ではあまり意味がありません。

ちょっと考えてみて欲しいんですが、上記の状態は、使うお金の金額を先月より少なくして今月乗り切った、というお金に対してストイックな経験をしただけです。

お金は先月より多く残っていますが、お金の実質は紙と金属のかたまりです。それがあなたの横において有った所であなたの生活はなにも変わってません。気分は良いかもしれませんが。

何が言いたいかと言うと、お金は使って初めて意味をなすんだという事です。

お金を使って何か商品やサービスを買って、つまりなんらかの価値と交換する事で初めて、意味をなすのがお金という物なんですよね。お金は価値に交換するための道具なんだという事ですね。

 

たとえ今あなたが、節約を毎月繰り返しお金を残し、ある程度貯めたとしましょう。

そのお金を使わないで取っておき、金庫や銀行に預けた時点では、そのお金はただ寝かされているのみで何の価値も生み出していません。

そのお金があってもなくても、つまるところ、あなたの家の中や身の回りなど、生活は全く以前と同じ状態です。

言ってしまえば、そのお金はないも同じ。

現実には、金庫から引っ張り出したり銀行から下ろしたりすれば、いつでも使えるお金があるわけなので、全く同じではないんですけども。

 

あなたは今貯金がありますか?

一つ、想像してみてください。

 

今貯金があろうがなかろうが、銀行の通帳にえんぴつで落書きをします。

残高の末尾の所にゼロを6個付け足してみたら、貯金残高が数百万以上となり、あっという間にお金持ち♪

でも実際は違いますよね。えんぴつで書いただけの残高なので存在しないお金です。使えるわけがありません。実際にはないのですから。

 

で、先ほどの話を思い出して欲しいのです。節約してお金を貯めて、使わないで金庫や銀行に寝かせたままの状態。

この2つの状態を比べてみてください。ほ~ら、どうでしょう、銀行にお金がいくらあるかの違いだけで、生活は全く変わらないでしょう。

 

だから、お金は使って価値と交換されて初めて、価値が現れる、お金が意味をなすんだという事。

お金そのものには価値はない。価値に変わる可能性が含まれていると言うのが正しいのかもしれません。

 

もう一つわかりやすい例をあげるとすれば、人生ゲームなどのおもちゃのお金・・・ではあまりにも味気ないので、商品券を考えてみます。

商品券はそのままの状態ではただの紙ですよね。下手をすればとっておいて忘れてそのまま引き出しの奥に何年も、なんて事もあるくらいです。

ですが、その商品券を使えるスーパーやデパート、コンビニなどのお店に持っていけば、お金と同じように商品を買ってこれます。使える場所は限られますが。

でもこれ、お金でも同じことが言えませんか。

商品券もお金も、お店に持っていけば商品やサービスが買えるもの。

商品券は使える場所や商品が限られますが、お金は全てのお店と商品が対象、という違いだけで、理屈は商品券と同じ。

そうすると、お金は使って初めて価値あるものなんだ、という事がご理解頂けたと思います。

ここまでのお話、よろしいでしょうか。

 

お金は使って初めて価値を生む

節約とはお金の使い方を変える事だとご説明しました。

その意味を具体的にご説明します。

今までお茶や缶コーヒー、ジュースに1か月7500円使ってたのが、それを水筒にお茶を詰めて家から持っていくことで、水筒に詰めるためのお茶パック代500円くらいを引いた、約7000円節約できたとしましょう。

で、その浮いた7000円、これを何かに使える事になる。

使わなければ、先ほど話したようにお金が寝ているだけ。それだったらお茶や缶コーヒーを買っていた方が、生み出している価値としてはまだマシです。

お茶やコーヒーを飲んでのどの渇きをうるおし、美味しいと感じることが出来るのですから。

 

そこで、浮いた7000円を、例えば、

  • 本を買って勉強する
  • ジムに通って健康作りをする
  • 普段食べない美味しい物を食べに外食
  • 子供に服を買ってあげる
  • 貯金する

などなど。

他のことに使って初めて意味をなすわけですね。

ここまで、貯金するだけでは意味がないと言ってきましたが、貯金を否定するわけではないです。貯金だって節約の立派な目的の一つです。わかりやすくするために、貯金を否定するかのような流れでご説明しましたが、決して否定している訳ではないです。

将来の不安に備えたり、何かの目的に向けて貯めておくという事だって当然あるわけです。

車を買うために貯金したり、病気になったり事故にあって働けない期間ができるかもしれない。

それ以外にも色々、起きるかもしれない不測の事態に備えてある程度残しておきたいというのも立派な理由です。

ただこれも、結局は使うため、使う可能性にそなえて貯金している訳ですよね。

突然の出費だと貯金してないと対応できないので、使う可能性を先に予測しているという事です。言い換えれば使うつもりでお金を一旦貯めているような物です。

 

でも、ここで理解してほしいのは、使って初めて価値が手に入るものだという事。

人生でとてもたくさん貯金しまくったのに、最終的にそのまま亡くなってしまったら、何のためのお金なのか意味がわかりません。

遺族に残せるという意味はありますが、それはまた別の話。それ以外の意味で考えてください。

 

ここまでで、お金その物に本当の価値はない。お金は使って初めて価値を生み出すという事の意味が、なんとなくわかって頂けたと思います。

 

節約とはお金の使い道を変えるという事

青空を背景に、this way、that wayとかかれた看板が各々左右別の方向を指している

さて、ここで本題に入ります。

節約は、修行僧のごとくただただお金をかけない生活を追及するという物ではありません。むしろ全く違います。

ここで、「お金の使い道を変えるという事」という話になります。

仮の話で、1ヵ月に今までは、飲み物を買うのに5000円、ガムに1000円、同僚と飲みに8000円、使っていたとしましょう。合計で14000円です。

例えばこれらを急に全部やめれたとしたら、月に14000円丸々浮きます。

それを貯金してもいいし、服を買ったり、家族にプレゼントを挙げたり、貯金したり、母親を月に一回美味しい物を食べに連れてってあげたり。

青汁の定期購入にあてて健康に配慮したり。色々使い方がありますよね。

考えて欲しいのは、あなたにとって自動販売機で缶コーヒーやお茶を買ってまでして飲んだり、ガムを噛んだり、同僚と飲んで愚痴る会に参加したりする事が、将来を考えて貯金したり、服を買ったり、青汁を飲んだり、親孝行のためにお金を使うことよりも本当に大事なのかという事です。

ここで一回、わかりやすくするために箇条書きにして比べてみましょう。

  • 飲み物
  • ガム
  • 飲み会

これらに使われていたお金を、以下に充てる。

  • 貯金
  • 洋服
  • 親孝行
  • 青汁など健康食品

後者の方が大事でしょう、とは言いません。それは人それぞれです。

大事なのは、こうやって一度立ち止まって見直してみる、という視点を持てるかどうかです。

節約とは、お金の使い道を変える事。今までの使い方が無駄かもしれないと思うなら、一旦節約に取り組んでみて、別の事に使ったり貯金したり、好きな事にかけるお金を増やしたり出来ますよ~という物だと言う事に気づいて欲しかったんです。

それが出来るようになると、お金の使い道の選択肢が増えて、人生の可能性が拡がることは間違いないです。

やっぱり節約は人生に欠かせない、おすすめのスキルですね。

では今回はこの辺で!