貯蓄が計画通りに進まない!その原因は不定期費だった

毎月計画立てて節約してるのになぜ貯金できないの?!

計画的に貯金しているはずなのに、毎月確認するとお金が残ってない。赤字の時もある。なぜ??

旦那がコッソリ抜いてる?まさか泥棒が?!

いえいえ、貯蓄初心者あるあるです。経験ある方は結構多い筈です。中にはその初級者状態を長く続ける方もいます。

しかし、いつかは貯蓄はある程度出来るようにならないといけないもの。健全な人生に必要なスキルです。それはどんなに収入が少なくても同じ事。収入に応じた生活レベルにして、一定の割合の貯蓄をしていく。割合だから、収入が少なければ貯蓄も少なくなるのは仕方がない事です。

今回はそんな貯蓄の話です。

 

貯蓄が上手く行かない原因

貯蓄が上手く行かない原因の多くは、不定期費にあります。人によって呼び方は色々。臨時出費、特別出費など様々ですが、とにかく、毎月決まって起きる出費ではなく、毎月の出費として予算に入れてない出費です。

これが時折やってきては、家計をチクチク削っていくのです。

こういう出費は予算に組み込まれてないので、貯蓄から使ったり、ボーナスがあるご家庭ならボーナスから使ったり。その結果貯蓄が思うように増えてない、減っているという事が起きるのです。

そういう事を見越して貯蓄している、それが貯蓄の目的の1つというならそれでもOK。ただ、理想を言えばそういう臨時の出費も出来る限り把握して貯蓄の中でも分けて積み立てするという形を取れば、よりお金がきちんと管理出来て安心です。

どうしても管理が曖昧になったり色々ひっくるめたりするほと、お金は減りやすくなるもの。だから出来る限り明確に把握出来ている方が良いのです。

まずはどんな物が不定期費になり得るのか把握しておきましょう。

 

不定期費の種類

実に様々あります。人によってその分類の仕方も多少偏りがありますが、ここでは不定期費としてくくられる可能性あるものを全て挙げます。

 

年間行事・付き合い

  • お祝儀
  • 香典・お悔み
  • 法事
  • お見舞い金
  • プレゼント代
  • お歳暮・お中元
  • 親戚にお年玉
  • GW、お盆、年末の帰省、親戚回り、地元の集まり

親戚や友人に出産や結婚式など御祝い事が生じたり、またはその反対に不幸があったり。こういう事は突然です。避けるわけにもいかず、必須の出費になります。

法事は周期が決まってますが、覚えている人は稀です。親戚から連絡が来て思い出すパターンが多いでしょう。

また、結婚式は着て行く服がいいのがないと、新たに買ったりレンタルしたりと衣装代もかかってしまいます。

二次会に出ればまた5000円前後かかります。近しい間柄だと3次会まで(汗)。それに、学生時代の友人だと県外開催などもありますから、そうなると交通費もかかって大変です。交通費って、意外と出してもらえないですよ。出すと言われても断るのが礼儀、みたいな文化もありますし。

 

車関係

  • バッテリー上がり
  • タイヤ交換・購入
  • その他の故障
  • 車検
  • 自動車税
  • 自動車保険

バッテリーは弱って来てるのはわかったりしますが、それはすなわち交換時期を意味します。放置してると突然エンジンがかからなくて困る事態が発生しかねません。寒い時期の出勤時にあがると大変です。早めに交換しちゃった方が無難です。

車検・自動車税・自動車保険は、不定期費として捉えられる傾向にあります。

しかし、支払い時期や金額がほぼ決まっていて管理出来るものです。なので私はこれらは固定費として位置付けます。車を変えたり、保険を変えたりすれば金額は変わりますが、自分で選べるし、細かくても1年ごとに固定です。なので固定費なんですよね。

 

住居関連

  • 住宅設備の故障(風呂釜、温水器、暖房便座・トイレつまり、水道管破裂)
  • 固定資産税
  • 賃貸の更新

ごくたまにですが、いつかは起きる物。しかもある程度高額です。備えが必要ですね。

 

家財道具

  • 家電の修理・買い替え
  • 家具の買い替え
  • エアコンクリーニング
  • 自転車購入
  • 高い洋服(スーツ、礼服、ドレス、着物、コート、ブーツ、水着)

これらもいつかは必ず発生する出費です。大まかな積みたてを行った方がよいでしょう。

 

子供の学校関連

  • 入学時の制服・カバン・内履き・教材
  • 部活道具(ボール・シューズ・トレーニングウェア、遠征費、合宿費)
  • 受験対策教材
  • 修学旅行や遠足で必要な物(リュック、スニーカー、ジャンパー)
  • 受験料(高校受験、大学受験)

これもお子さんの成長につれ、必要な時期は予想出来ます。なので積みたてましょう。

 

医療費

  • 風邪・インフルエンザ・肺炎など、虫歯、親知らず抜歯など突発的な病気
  • 接骨院(腰痛、捻挫、ひざ痛)
  • 予防接種
  • 骨折など(非常に稀)
  • 入院・手術(非常に稀)

風邪は冬から春にかけてが多いと言われています。冬の真っただ中より春への変わり目が多いというのが以外です。その時期に医療費がかかる可能性が高いと推測することが出来ますね。冬自体も医者がかりは多くなる筈です。冬から春に用注意ですね。

 

レジャー・イベント

  • ガソリン代
  • 高速代
  • 施設利用
  • レンタカー
  • 子どもの誕生日
  • クリスマス

 

ペットの医療費

  • 予防接種(フィラリア、狂犬病)
  • 体調不良で獣医の診療代
  • トリミング

 

対策方法

挙げてみると思っているより結構あることがわかりましたね。

固定費・準固定費として組み込める物もありますがそれはわずか。ほとんどがたまにしか発生しない出費です。

これだけあれば、生活を圧迫したり、計画通りに家計管理出来ないのもうなづけます。

ただし、時期や金額はある程度予測できる物がほとんど。つまりは積み立てておけばほとんど対処可能です。

 

積み立てがカギ

自分で積み立てをおこなっているかどうか。それが家計管理の良し悪しの分かれ目です。

それだけなんですよ。こういう物を考えに入れず、生活が苦しいから今目の前だけで精一杯で」と言ってると、いつかは来る出費なので、その時にもっと大変な思いをします。

先を見越してわずかでも積み立てる。これを行えば、家計は少しずつでも改善方向に向かいます。一言で言ってしまえば、計画性があるかどうか。計画能力が高いか低いかと言い換えることも出来ます。

積み立てられる金額が少ないなら、その金額で買えるもので生活すれば良いんです。それしかないんですよ。それがイヤなら、無駄な出費を減らすよう節約を考えてみると良いでしょう。どこかに節約出来るスキがある筈です。

積み立てのやり方は、以下を考えて計算します。

  • その出費がいつ発生するか
  • 幾らかかるのか

たとえば1年後に24000円必要なら、「24000 ÷ 12 = 2000」で、1ヵ月に2000円積み立てれば良い事になります。こうやって1つずつつぶしていくのです。

ご家庭により必要な出費は変わってきますから、あなたのご家庭で発生しうる出費の一覧を書き出してみましょう。

 

1年間で起こりうる不定期の出費

1年間で起こりうると予想が出来る出費を挙げて見ます。

1月 お年玉、お正月、新年会
2月 水道管トラブル
3月 異動、タイヤ交換、引越し
4月 学校入学、結婚式
5月 自動車税、結婚式、GW
6月 結婚式
7月
8月 お中元、お盆
9月
10月 結婚式
11月 タイヤ交換、エアコンクリーニング、コート・ブーツ結婚式
12月 お歳暮、クリスマス、忘年会
時期不定 車検、自動車保険、家賃の更新、香典、誕生日プレゼント、親の還暦祝いなど

結婚式が多いのは、春の4、5、6月と、秋の10、11月だそうです。確かにそうです。私は人生で15回位結婚式に参加させて頂きましたが、全てこの5か月に入ってます。暑い時期、寒い時期は大変なので、その時期は外すんでしょうね。

7、9月が何も浮かばなかったですが、何か忘れてる物がありそうです(汗)。これを参考に、あなたのご家庭で起こりうる出費の表を作成して頂ければと思います。

そしたら、後はその費用を算出し、毎月幾ら積み立てれば良いかを出せばOKです。

積み立てを余裕を持って多めにしておき、余ったら貯蓄に回すという貯蓄方法も1つの手だと思います。初めから多めに抜くので、無難でかしこい方法だと思います。

 

まとめ

不定期費(臨時出費、特別出費)はとてもたくさんありました。

それを知って、「生活していくって大変だわ~」で終わる人が多い中、計画性を持って積み立てや貯蓄を行えば、家計管理能力に差が出るのは明らかです。ぜひ行って欲しいです。良いことしかないですからね。

どんなに生活が苦しくても、まずは一定の割合の積み立てを初めてみることです。

目を背けたい話ではありますが、収入の何%かをそれぞれに割り振り、残ったお金の範囲で生活していくしかないのです。それだと毎月の生活費は少なくなってみじめ・・・なんて思ってはいけません。そうしなかったらいずれもっと惨めな思いをします。

そして最終的には借金。借金というのは、のちに収入が上がらなければ、確実に家計をもっと悪くします。だからしてはいけません。借金さえしなければ、家計は少しずつ改善出来ますから。

贅沢なんか出来なくても大丈夫。すぐ慣れます。

お金の心配がない安心感。それがどんなに素晴らしい物か。やってみればわかります。

まずは家計管理のプロになりましょう。

日本人は先進国の中で、お金の知識が飛びぬけて乏しいのだそうです。学校で教育しないのも一因ですが、自分で学ぶことも全然できるのでそのせいには出来ません。逆に言えば、周りも乏しいので、ちょっと学べば周りに差をつけられます。それが職業になったりもするんです。お金の知識は、早いうちから身につけて置くほど得られるリターンが多くなるのでオススメです。

 

今回のようなことが面倒な方のために・・・

こういうのが面倒臭くてやりたくない!という人は、確実性は下がりますが、やらない方法もあるにはあります。

なるべく節約し、余計な出費はしないで暮らすというものです。そうすれば何も計算しなくていいし、家計簿すらつける必要もありません。

ただ心配なのは、幾らお金が残せるかわからないし、そもそも残るかもわからない、非常に確実性が低い方法です。

自制心が強く、自己管理能力が高くないとできません。私はこれが無理なので、計画する方を取っているんです。初めこそ面倒ですが、いずれは慣れるのでストレスフリーで出来ますし、かかる時間もわずかです。おかげで数字を管理する能力が上がるし、やった方が良いと私は思います。