節約はしない方が良い?!という意見のウソと本当を調べてみた

節約はしてはいけないという意見の正体を探る

黒い光沢がある机の上に、家の模型、ノート、ペン、電卓、ブタの貯金箱が無造作に置かれている

良い節約方法を探している人なら、一度は目にした事があるのではないかと思われるこれらの言葉たち。

  • 節約はしてはいけない
  • 節約はおすすめしない
  • 節約のほとんどは逆効果

そんなバカな。じゃあ気にせずお金を使えば良いの?!節約にどんな逆効果があるの?と思って、そういう本や目次の見出しを見つけると必ず読んでいた私。

たくさんそういうのを読んで、その言葉の裏にある共通した真実に気づきました。

今日はそんなお話です。その正体と、何故そうなるのかの考察だけなので、長くはなりません。ほんの数分お付き合いください。

 

節約を否定する言葉たちのウソ

はじめに結論を言ってしまいますが、これらは不安や恐怖感を煽って興味を抱かせ、読ませようとするための手法。つまり釣りです。ハッキリ言いますが全てそうでした。具体的な本のタイトルをここに挙げるのは控えますが、私の頭の中には何冊もそういう本のタイトルがストックされてます。

「節約はしてはいけない」と言いながら、まず最初に確かにやっても意味がない節約の方法や、苦労ばかり多くて効果の少ない、20年前の節約情報を並べて否定し、それに比較して最終的には正しい節約の方法を説いています。とはいえ特別な内容は書かれていません。どこかで聞いたようなことがほとんど。

つまり、一旦落として読者の心をハラハラさせてから読ませることで、普通の情報を価値が高い情報と感じさせようとしてるに過ぎません。

節約は逆効果、とのうたい文句を付けながらも、結局その本に書いてあるのは普通の節約です(笑)。私は最初にその本を見た時、「え、今まで節約のことをたくさん考えて来て、実際に大きく節約してきたのに、逆効果って一体どういう意味?」と動揺したのと、そんなタイトルの本に一体どんな内容が書いてあるのか気になって仕方がありませんでした。

タイトルからして、お金や節約に関する本であることは確かです。しかし、節約は逆効果と言ってしまっている以上、「普通にはあり得ないような方法でお金を得するワザがたくさん書いてあるのかもしれない!」と思ってその本を読みました。

読んだ後のガッカリ感は半端なかったです。

全然タイトルと内容が違います。ほぼタイトル詐欺。そこで著者について調べると、何冊も節約や金融関連の本を出してる有名らしき方。そんな方がこんな内容の本を書くのかとちょっとショックでした。

節約が逆効果だと言う部分については本全体のわずかな部分でしか触れません。それも曖昧な内容。結局何を逆効果と言っているのかは書かれていません。普通の節約本です。しかも全体的にふわっとしていて、具体的な方法が書いてない。残念ながら、完全なハズレ本です。正しい事も書いてありました。でも、そんなの他の本にも書いてあるし、普通に知っている事ばかり。私の時間とお金を返してちょうだい(汗)。

 

確かにね、20年前の今と生活が少し違うような時代の節約方法とか、確かに節約になるけど苦労がともなうとか、熱さ、寒さを我慢してまで行う節約は無意味です。

また、主婦ブロガーたちの、自分の創作物を披露したいがための節約本やブログも無意味です。あれは節約ではなく、むしろ手芸や工作の本にカテゴライズすべきです。節約情報を求めている人とっては、あれらの本が節約の棚に置いてあって手に取って見る事がもう時間のムダで、私たちは辟易(へきえき)するばかりです。

まず本当の意味での節約の本だけを棚に置き、その中から使える節約方法を探せるようになって欲しい物です。実現不可能でしょうけれど。

何故かというと、今や節約というジャンルは人気ジャンルです。だから、製作者たちはわずかでもかすっていれば節約のジャンルに放り込みたいんですよ。今後ますます混迷を極めていくことになるでしょう。

しかも、色んな情報をごちゃ混ぜにして、何が最高の方法なのかを、いつまでも理解できないようにしていると思われます。でなければ、あんなにわかりにくい、ただの読み物みたいな構成の本であふれ返ることはないでしょうし。

本の制作側は、最適な答えを読者に知られては困るんですよ。それだけをまとめた本が1冊あればもう数年は本を買ってくれなくなります。だからあの手この手で情報を混乱させ、次から次へと情報を求めるようにしたいのです。健康をテーマにしたテレビ番組も同じですよね。

何を隠そう私は健康マニアです。ここ10年くらい、健康をテーマにした番組のほとんどは録画して繰り返し見ています。他の番組が2012年に取り上げたテーマを、2018年にやっている番組もあるんですよ。目新しい事はありません。会場にいるゲストが驚いているので、新しいスゴイ情報のように見えてしまいますが。

見るべき番組はほぼ決まっています。一番のオススメはNHKの「ガッテン」です。あれだけは常に最新の情報を研究していますし、医学的な証拠に基づいて行われており、信頼性も高いです。

次に、またNHKですが、「チョイス」も良いですね。この番組も、毎回その道のスペシャリストが出てきて、責任を持って詳しく病気の原因や対処法を語ってくれています。内容も最新です。ガッテンとたまにテーマが重複している事もありますが、語り口がまた違うので、復習やそのテーマの理解をより深める意味で重要です。

これらの2つの番組と、他の民放の健康番組では、出演する医者が全く異なります。民法に出て来る先生方をNHKでお見かけした事はありません。その理由は、ほぼ推測がつきます。今回の記事のテーマとはズレるので割愛しますが。

結局は、節約はどうしたって必要なのです。ただし、正しい節約に限ってですけどね。昭和の時代の節約とか、拾い集めた知識を披露したいだけの自称節約家の話を鵜呑みにせずに、自分に必要なことだけを選び取っていきましょう。やるべき節約についてはこの後で。

 

正しい節約とは

節約とは何か?という問いに対して、私がいつもまず答えていることがあります。

  • 無駄な出費を見つけて減らす
  • 必要ない物にお金をかけない

という事です。

では具体的に何をするかと言うと、

  • 家計簿をつけて何に幾ら使っているのか把握する
  • 苦労なく大きく節約できる物から行っていく
  • 使っていない物に払っているお金をやめる
  • 固定費を見直す
  • 準固定費を見直す
  • 贅沢品・嗜好品を見直す
  • 安いもので代替できないか考える

などです。

節約する上で、色んな見えない物を目に見える形で教えてくれるのが家計簿です。だから、最初は面倒でも家計簿はつけて欲しいんですよね。家計簿さえつければ、そこから色んなものが見えてきます。

  • 1ヵ月のお金の流れ
  • 1年のお金の流れ
  • どういう物にお金を使う傾向にあるか
  • 一見回っているように見える家計が実はやばい状況だとか
  • いらない物に1万円以上お金を払ってしまっているとか
  • 何に使われているかわからない出費が見つかったとか
  • 今後何に気を付けてお金を使っていけば良いか

などまで。

家計簿の収支が合わないことから、実は退会したと思っていたサイトから毎月お金が落ちていたなんて事がわかったりもするんです。なんちゃらプレミアムとか、なんちゃら動画とか、〇〇マンガとか。他にも色々。有料会員制のサイトは危険です。最初は無料でも、自ら退会手続きを取らないと有料に自動で切り替わることが多いんです。しかも退会手続きが極めて複雑。有名な大企業でもそういう事をするので気が抜けません(汗)。

節約とは、必要な物を苦労して我慢してなるべく減らしてお金を使わないようにすることではないんです。それは節約ではありません。なんて言うんでしょうね。ストイックな昭和の我慢比べでしょうか。そんな事をしても、体力が落ちてストレスが溜まるだけです。

もちろん、何でもかんでもしたい放題はダメですよ。それは無駄遣いや贅沢でしょう。そういう物を見つめ直し、自分が本当にそれにお金を使いたいのか再検討する事が節約です。

Aさんにしたらムダと感じる出費も、Bさんにとっては、それがなくては生きている意味がないという位の欠かせない物かもしれません。でも逆にBさんにはAさんに必要な物がいらないかもしれません。

このように、各個人にとって譲れない物、これがあれば生きていけるという物は異なります。もちろん、人間ですから共通する部分も多々あるでしょうけど。自分にあったお金の使い方の優先順位を変える事が節約の本当の意味です。

 

まとめ

節約の情報を正しく得るためには、「この人の言っていることはだいたいいつも正しいな。納得がいく」という人を見つける事です。1人でもいいですし、複数いたっていいでしょう。

そして更には、ご自分で節約情報の良し悪しを判定できるようになり、最終的には自分で節約方法を生み出せるようになるのが最強です。

節約という言葉も良くないのです。我慢や苦労を連想させるような言葉ですからね。節約、倹約、勤勉、耐え忍ぶ、忍耐、みたいな、昭和情緒ただよう言葉少し疑ってみた方が良いのかもしれません。別に否定はしてる訳ではありませんよ(笑)。私だって使う言葉です。

もっとポップな言葉だといいですね。新しいお金の使い方とか、お金の知識とか、マネー術とか、超金術とか・・・。超金術、いいんじゃないでしょうか(笑)。

最後になりますが、節約とは、格好悪い、貧乏くさい我慢や忍耐が必要な物ではなく、あなたの暮らしを豊かにするための上手なお金の使い方を学ぶ事で、今より幸せになる方法を探し求める方法なのだという事を覚えておいてください。