高価な物を所有すれば損失リスクとストレスも所有することになる

2018-11-16

高額な買い物には損失リスクが存在する

リゾート地の海のような青いキレイな川にかかる簡素で怖い吊り橋

所有することでその物の機能や満足感を得るだけではなく、損失のリスクとストレスも同時に買っている・・・。しかも非常に高価。

そんな物があるとしたら・・・。それを買うことについて、あなたはどう思いますか?

あるとしたらと言った物の、実際に存在します。しかも何種類も。日本人のほとんどの人が、そのどれか1つ、または複数を持っています。お金持ちの人に限った話ではありません。金銭的に苦しいと思っている方でさえ何かしら持っています。

損失のリスクとストレスをわざわざ抱えている事に気付かないまま・・・。

 

私はこういう物はなるべく持たない、持つとしてもなるべく低価格でリスクが少ない物を選ぶべきだと思っています。節約の観点からもそうすべき。

今日はそんな物のお話をします。考え方次第で支出に大きな差がでます。

 

損失リスクを持つ物とは

机の上に置かれたミニバン車の精巧なプラモデル

 

では、そんなリスクを持つ物とは何なのか。

たとえば、生活雑貨を買うときに、100円ショップで買った物をなくしたり壊してしまったりしても、「どうせ100円だったから」とすぐ諦めがつきますよね。

それがかわいい雑貨屋さんで買った1500円の物だったら、「あ~、もったいない。1500円もしたのに何でなくしちゃったんだろう」って、その日1日憂鬱になります。2、3日の間はたまに思い出して一瞬気分が沈んだり。

生活雑貨なら、私たちはこういう考え方を日常的にやっています。しかし、高額な買い物になるとこれが出来くなるのです。

そのわかりやすい1つの例を挙げると、車です。

その他にも人によっては服や時計、住む家などがあるでしょう。

  • 「車は男のステータス。自分の分身」
  • 「洋服は自己表現の1つだから」
  • 「住む部屋だけはキレイじゃないと格好付かないんだよね。女の子も呼べないじゃん」

とか、色々あると思います。

痛いほどよくわかりますよ。私だってそう思ってました。いや、今だってそういう気持ちを持ってます。でもね、考えてみて欲しいんです。そのこだわり、どれだけ人生に実質的な意味をもたらすのかと。それを考えたら、ここにお金をつぎ込んでも仕方ないと思うようになりました。

 

「車は男のステータス」について考えてみましょう。

別に男性に限った話ではないです。車好きの女性だっています。車好きは男女関係なし。車は自分を表す物の1つ。

しかし、周りも本当にそう思って私やあなたを見てくれてるのでしょうか?

車が格好いいからと、あなたが高く評価されるのでしょうか。

車だけじゃなく洋服についても考えてみましょう。洋服がいつもオシャレで、「あの人って本当センスがいいし、同じ服を着てるの見ないよね」とか言われたところで、どんな効果があるのでしょう。そう思ってくれる人が何人いるでしょう。

オシャレで広い部屋に住むことで、果たしてどれだけの異性があなたを好きになってくれるでしょうか。部屋によってあなたの評価が変わるのでしょうか。

大事なお金です。使い道をよく考えてみましょう。「よ~く考えよ~。お金は大事だよ~」なんて歌もあります。そうです、お金は大事なんです。使い方次第で人生が変わります。今のお金をどう使うかで、先の人生を左右します。だからもの凄く大事なんです。

見栄をはるのがダメと言ってるんではないですよ。人間ですから、見栄を張りたい時もあります。ようは、見栄も張るなら上手に張りましょうよという事です。お金ばっかりたくさんかかって、大した効果を発揮しない物で見栄を張るのは非常にもったいない

車や家、洋服にバッグなどの服飾品など、見栄に関わる商品のCMは、人の見栄心を上手くくするぐる様に出来てます。そういう商品の売り手側の人たちはプロ中のプロ。それだけを専門にするクリエーターが居る位です。そのプロ集団が作った宣伝のパワーを真正面からくらって受け止めて、何も影響を受けないなんて困難です。

「ひょい」っと横に受け流しましょう。一旦受け流し、横から客観的にものを見定める視点も持ち合わせましょう。彼らの儲けのルールに染められる必要はないのです。

それが出来るようになると、「今までたいした意味のないものにアツくなり、大金を払っていたんだな」と思えてきます。

では今度は、損傷リスクを持つ物はどんな物があるかじっくり探りましょう。

 

損傷リスクを持つもの色々

屋外の木のテーブルに置かれた、かわいい家の模型5個が並んでいる

車の他にも損傷リスクを持つものを挙げます。

  • 一戸建ての家・分譲マンション
  • 高い服
  • 時計などの服飾品
  • 高級家具・家電
  • 余計なクレジットカード

一般的な物でもこれだけあります。

これらに限らず、価格が高い物は全て当てはまります。

どうしても必要な場合、所有すること自体に問題はありません。交通機関が不十分な地域での暮らしには車はかかせません。家電や家具だって必要です。大切なのは、どの程度のクラスの物を買うかということです。

車でもマンションでも、高価な物を選ぶほど損失リスクとストレスの可能性は高まります。

最低限度のクラスの物を選べば、それだけ損失リスクとストレスは低くなります。節約の観点から言っても一番効果的です。しかし、何でも必要最低限を選んでいると満足感が低いですよね。不満を多く感じながら生活するのも嫌です。

大切なのはバランス。見栄にお金をなるべくかけない事です。そうすれば、経済性や精神衛生的にはお得になります。つまり、損失リスクは低く、心配事も減るという事になります。

 

現代は損傷リスクが高い時代

コルクボードの上にRISKとかたどられた木の積み木

日本は地震が起きやすい国だということも忘れてはなりません。そこに加え、最近では水害など色々な災害も多い。昔より多くなっていると感じます。

  • 台風による水害
  • 飛んできた看板や屋根の一部により車や家が破損
  • 大雨によって家や車が流された
  • 浸水して家の建物が被害を受けた

そういうリスクをはらんでいます。

保険にはいっていた所で、全てが補償されるわけではないです。

損壊の度合いによって保障される割合が変わるし、全壊の判定を受けても、その災害で私たちが受けた損失の全てが返ってくることはまず絶対にありません。付随して発生する損失が必ず存在します。

なので、損傷リスクが存在する物を買って所有した時点で、更なる出費とストレスが発生する可能性も所有することを理解しておきましょう。

そして、所有するにしても、なるべく金額の安い物にすればその分、修繕費用も安くなります。車でいえば、中古で燃費の良い車などで元々の買値が安ければ、仮に天災などで被害にあっても「それなりに乗ったしな」なんて、諦めて買い替えるなどの選択肢も出てきます。

 

損傷リスクを最低限に抑える方法

これには1つしかありません。

損傷リスクがある物をなるべく所有せず、所有するとしても低い物を選ぶという事です。

種類ごとに分けて考えてみます。

 

一戸建て・マンション

誰もがあこがれる人気の地域に一戸建ての家を立てたり、中心街の高いマンションを買うのは経済性から言えば優秀な選択とは言い難いです。

少し外れた人気があまり高くないエリアを選ぶだけで、地価は急激に安くなります。車で10分くらい移動するだけで、5~8倍も変わったりしますからね。

だからと言って買い物が不便とかバスが通ってない等ではありません。小学校、中学校などもちゃんとあります。生活に困る要素は何もなく、細かい所の差だけなのです。

この価格の差には、見栄の要素が見え隠れしています。色んな宣伝文句にごまかされてはいますが、見栄にお金を払っている部分が少なからずあるでしょう。

通勤時間が10分延びたとしても、それで土地代やマンションの価格が数100万円~1千万円も変わるとしたら、どうでしょう。たとえで言っているのではなく、実際に変わります。

私はちょっとの便利さのために、そんな大金を払いたくはありません。通勤時間が10分、15分変わったり、買い物に行くのにちょっと坂があるとか、スーパーの選択肢が少ないとか、そんなくらいで暮らしの何が変わるのでしょうか。

15分なんて、仕事帰りにコンビニやドラッグストアに寄るだけで変わってしまいます。

人気のエリアや中心街から少し離れた所が狙い目です。

中心街や職場があるエリアまでの通勤ルートはどうなっているか等を、実際に調べてみると良いです。意外と何も不便がないエリアもたくさんあります。

ただみんな気づいてないのです。家を建てると言ったら人気のエリアを選びたくなります。一生に一度の夢のマイホーム。少しでも理想に近づけたくなるのが人情です。しかし、住み始めてみて、どれ程の意味を感じるのでしょうか。高い買い物をする時は、よーく考えましょうね。

ちなみに、マンションは私はおすすめしません。マンションには土地としての価値がほぼ含まれていません。売却する際にも土地としての価値を持たないので、値段が低くなる可能性があります。また、何十年後かに一戸建ての家を建てたいと思っても、まず土地から買わなければなりません。

そういうデメリットを持つ割に、購入価格が高すぎるのです。マンションを買うこと自体がとてももったいない選択だと思っています。

高層階はさらに嫌いです。眺めの良さを1つのウリとして宣伝されているフシがありますが、私に言わせれば眺めなんかより、火事や地震などが起きて逃げられなくなった場合のリスクの高さの方が気になります。

火に囲まれて玄関から逃げられない場合など、高層階では死亡リスクが格段に高いです。地震時のリスクも高層階の方が逃げ遅れたり倒壊の可能性があがります。3階くらいまでなら、最悪飛び降りるて逃げる事も出来るでしょう。骨折などの可能性はありますが、命や取り返しのつかない大ケガに至る可能性は低いと思います。

しかも私の場合、高い所は苦手なので、住む所も高層階はイヤなんです。眺めなんて、観光に行った時だけ見られれば良いと思うんですが。そういう方、他にもおれらないですかね。

長くなりましたが、一生で一番高い買い物である住宅についてのお話でした。

 

車は家の次に高い買い物です。

車は自分の分身のように感じる部分もあり、他の人からも見える物なので見栄を張りたくなる物でもあります。見栄だけでなく、車によって快適さや利便性にも違いはありますし。

しかし、購入金額もピンキリです。

私は基本的には新車はあまりオススメできません。これこそ損失リスクの高い買い物の代表です。

新車は誰も乗ってなくてキレイだし、傷1つなくてとてもキレイです。買ったばかりの頃は何にも代えがたい気分の良さがありますね。仕事に行くのにも気分が良くて毎日がハッピーです。「車買ったの?!」なんて同僚から言われたり。

しかし、そんなのは一時的なものです。いずれそれが当たり前になり、周りも話題に出さなくなります。そのために200~300万円も出す価値があるのでしょうか。

私のオススメは、6、7年落ちくらいの、低燃費車で、走行距離が3~7万km位の少ない車です。そのくらいだと、まっだ7~10年くらい乗れる可能性があります。玉数が多い(たくさん存在する)車が価格が下がりやすくて良いです。例えばフィットとか、プリウスの1つ2つ前の型などです。

よ~く探せばありますよ。私の場合は、隣県の車屋さんも視野に入れて探します。

 

時計など身に付ける物

時計、指輪、ピアス、メガネなど、身に付ける物は、動作の中でどこかにぶつけて壊したり、無くしたりする危険性があります。

壊れた場合は修理できるかもしれませんが、修理代がかかりますし、元の状態にまで戻るかはわかりません。無くした場合は購入代金が丸々損失になりますね。

損失リスクが高い物と言えると思います。

洋服も同じです。

汚損したり、どこかに引っかけて切れたりなど、損傷する危険性があります。

 

高級家具・家電

高い家具や家電も、その高価さゆえに損傷リスクをはらんでいます。せっかく高い物を買ったので、当然大切ですよね。だからキズを付けたくないし、汚したくもない。家に遊びに来たお客さんがそんな高価とは知らず、不注意で汚してしまう、子供が何かをぶつけてしまうなどの心配が出てきます。

そんな気遣いをしなければならない時点でストレスです。安い物ならそんな心配はないか、あってもとても少ないでしょう。

また、高価な家電にありがちですが、機能が多いという事は、それだけ多くの種類の部品を使っている可能性があります。するとそれだけ壊れる可能性を含んでいるとも言えます。

 

クレジットカード

クレジットカードは便利ですし、たくさんあると大人っぽい感じでステータス感ある持ち物ですが、危険です。

落とすと他人に使われる可能性があります。

クレジットカードの元々のリスクで、余計に持てば使ってしまうというのもありますし。

とにかく、所有すればするほど、それだけの金額が使えてしまうのでリスクと、心配から来るストレスも起こりえます。

 

まとめ

今回は、更に損失を生む可能性のある持ち物についてご説明しました。

しかし、何を買おうが個人の自由!

どんなグレードの物を持とうが、機能的価値が低くてもオシャレや見栄のために高い物を買おうが決めるのは自分自身です。

ただ、節約の観点や経済的合理性の観点から言えば、損失リスクのある物を所有するのは良くないですよ、というお話でした。

  • 一戸建て・マンション
  • 時計、アクセサリーなど高価な服飾品
  • 高価な家具・家電
  • クレジットカード

これらがその代表的な物でした。

お金の使い方について参考になれば幸いです。